大人になって「英語を話せるようになりたい」と思う方も多いでしょう。
きっかけは人それぞれですが、「英語を話せるようになりたい!」そう思ったときこそ、勉強をはじめるタイミングです。ただ、30代以上の場合は「今から始めても遅いのでは……」と不安になることもあるかもしれません。しかし、実はこの年代ならではの、英語を習得しやすい理由があるんです。
30代だからこそ有利になる理由としては、
……等です。
30代からでも決して遅くはありません。30代だからこそチャレンジしたい英会話の勉強、早速スタートしてみませんか。
学生時代や20代のころとは違い、30代は時間的にも忙しく、英会話の勉強だけに注力しにくい環境にいる方が多いもの。そのためやみくもに進めることはせず、効率よく英語を習得できるよう工夫しましょう。実際に、30代から英会話ができるようになった人の上達の秘訣として、「英語の資格試験を軸に勉強を進めた」ということがあります。
実際に30代になってから英検準1級、TOEIC(R)テスト980点を取得して、英会話をビジネスで利用されているAさん(37歳)に話を聞いてみました。
――現在どのようなお仕事をされていますか?
IT企業で働いています。自社で運営しているWebサイトに掲載する記事のために、海外のトレンドを集約して日本語に翻訳するという仕事をしています。同時に、海外のお客さんの電話やメール対応も行っています。(Aさん)
――TOEIC(R)テストと英検の勉強は、英会話の習得にも役立ったでしょうか?
英会話の習得には大いに役立ちました。TOEIC(R)テストと英検、どちらの資格も問われるシチュエーションが日常からビジネスまで幅広いため、語彙や会話の言い回しなどの参考になりました。(Aさん)
――資格取得と英会話は同時に学んだのでしょうか。
TOEIC(R)テストと英検の勉強が先でした。資格を勉強することで英語のスキルも上がっていったので、自ずと英語で人と話をしたり、使ったりすることも苦でなくなり、英会話に対して自信が持てるようになったんです。(Aさん)
――日本にいながらにして英語を習得できた秘訣はなんでしょうか?
例えば、TOEIC(R)テストの高得点だけを目標にしていると、途中で飽きてしまいますので、読みたい英語の書籍やゲームなど趣味で英語を使う機会を増やしていました。(Aさん)
資格試験の勉強だけでなく、「自分の好きなことで学ぶ」ことも、英語習得を早めるポイントのようです。
お話を伺ったように、英会話取得のために適する資格は、「実用英語技能検定」「TOEIC(R)テスト」がおすすめです。どんな資格なのかを見ていきましょう。
実用英語技能検定(英検)
実用英語技能検定(通称:英検)では、日常的な会話だけではなく、ビジネスまで対応できる実用的な英語が出題されています。そのため、検定の勉強をすることで、日常でもビジネスでも使える英語の力が身に付けられます。
また、英検の級が上がるにつれて、より難易度の高い語彙やコミュニケーション力が求められるようになります。ビジネス経験を積んできた30代であれば、20代の頃と比較すると、語彙力やコミュニケーションの理解も経験則で理解しやすくなるため、英検の問題がすっと頭に入ってきやすいということも多いでしょう。
TOEIC(R)テスト
TOEIC(R)テストは、リスニングセクションとリーディングセクションの2つから成り立っています。リスニングセクションでは、応答問題や会話問題、説明文問題などが、リーディングセクションでは、穴埋め問題や手紙や広告、メール文などといった文章問題が問われます。この中でも、特にリスニングセクションの「会話問題」の勉強は、英会話の役に立ちます。ヒアリング力が上がることはもちろん、実際の会話でよく使われる挨拶や返事の仕方といった表現がたくさん出てくるので、英会話の語彙が広がるでしょう。
どちらも特徴がありますので、自分にとって最適な資格を選択してレベルアップしていくとよいでしょう。
英会話の習得のためには、英語の資格を軸に学んでいくとステップアップが早いようです。20代よりも30代の方が、仕事や日常生活を通して語彙力が増えており、培ってきた対応力を活かせること、また人生経験も豊富ということで、習得が早いということもあります。30代からでも英語を話せるようになれますので、早速チャレンジしていきませんか。
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