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2017.07.19

旅で思わず使いたくなる!こなれた英語フレーズをモノにしよう

旅で思わず使いたくなる!こなれた英語フレーズをモノにしよう

海外旅行の計画を立てていると、「自分の英語力で大丈夫?」と不安になることがありますよね。いっぺんにたくさんの英語表現を覚えるのは難しいかもしれませんが、実は、ネイティブが旅行中によく使う表現は、ある程度決まっています。「これを覚えておけば、会話がスムーズに進む!」という、とっておきのフレーズをAll About「トラベル英会話」ガイドの足立恵子さんが解説します。

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こんなとき、ネイティブはこう言う!旅のお役立ち英会話表現

こんなとき、ネイティブはこう言う!旅のお役立ち英会話表現

旅先でいつでも使える万能フレーズから、レストランやお店でスマートに振舞うための表現には、例えば次のようなものがあります。

万能フレーズ

Hold on a second.
(ちょっと待って)

今チケットを出すからちょっと待って、といったときに使える表現。文字どおりには「1秒待って」ですが、意味としては「ちょっと」ということ。「ホールドンナセカン(ド)」と続けて言うところがポイントです。

Here you are.
(はい、どうぞ)

ホテルでパスポートを差し出すとき、買い物でお金を渡すときなど、何かを出すときにいつでも使えます。

Sure. No problem.
(わかりました、いいですよ)

席を替わってほしいといったことを頼まれて、快くOKするときに使えます。逆に承諾したくない場合は、「I'm afraid not.(あいにくできません)」と言うと、丁寧な感じになります。

Something is wrong.
(何か変です)

機内の映像システムの音が出ない、ホテルの部屋のエアコンが動かないなど、何か不具合があることを伝えるための表現。「Something is wrong with the air conditioner.(エアコンが何か変です)」のように、調子が悪いものを「with ...」で続けます。

旅で思わず使いたくなる!こなれた英語フレーズをモノにしよう

レストランで

That'll be great.
(いいですね)

「How about ... ?(…はいかがですか?)」と勧められたとき、「Yes.」や「OK.」では今一つ乗り気な感じが伝わらないと思ったら、こう言ってみましょう。

That's it.
(それで全部です)

レストランで注文すると最後に必ず「Anything else?(ほかに何か?)」と聞かれます。「それで全部です、以上です」とすっきり伝えるための言い方がこれです。

I'm done.
(食べ終わりました)

お皿にまだ料理が残っているけれど、「もういいです、食べ終わりました」という言い方。「I'm finished.」でもOKです。英語には「ごちそうさま」という決まった言い方はなく、あえて言うなら「It was excellent.(おいしかったです)」などを使います。

旅で思わず使いたくなる!こなれた英語フレーズをモノにしよう

買い物で

Let me think about it.
(考えさせて)

「Let me ... 」は「…させて」という言い方。「Let me try on that.(試着させて)」というようにも使えます。

I'll leave it.
(やめておきます)

お店の人に何かを勧められて、「いいです、買いません」というときの言い方がこれ。逆が「I'll take it.(それにします、買います)」です。

要注意!誤解を招くこんな言い方

要注意!誤解を招くこんな言い方

文法的には正しくても、使い方が間違っていると、相手にうまく意図が伝わらないことがあります。日本人が思わず言ってしまう、こんな表現に注意しましょう。

× Give me a scarf.
⇒ ○ Can I get a scarf?
(スカーフがほしいんですが)

「Give me ... 」は「私に…をちょうだい」とねだっている感じ。買うときは「get」か「have」で。

× I'll eat the steak.
⇒ ○ I'll have the steak.
(ステーキをください)

eatだけでは「…をください」という意味が出ません。注文はhaveで。

その他、何気なく使ってしまうこんな単語にも要注意です。

×(ホテルの)front
⇒ ○ front desk または reception

※ frontは単に「前」。

×(レストランの)viking
⇒ ○ buffet

※ vikingは海賊の「バイキング」のこと。

×(駅の)home
⇒ ○ platform

※「プラットフォーム」と、fの音であることに注意。

海外旅行を、英会話ステップアップのきっかけに

海外旅行から帰ってみると、「もっと英語ができるようになりたい!」と思いますよね。英語は短い時間の中で集中して勉強するのではなく、長期間コツコツ積み重ねることが大事。無理をせず自分のレベルに合った教材を見つけ、毎日少しずつ聞いたり話したりすることを習慣としましょう。

具体的な目標があると毎日の学習の励みになるので、TOEIC(R)L&Rテストなど資格試験を受けるのもひとつの手。TOEIC(R)L&Rテストは実用的な英語力を試す試験なので、試験対策として学んだことを、そのまま次の海外旅行に活かすことができるでしょう。自然な英語にできるだけ多く触れるようにすれば、今度の旅行では、ネイティブが使うようなフレーズが、さりげなく口から出てくるようになるかもしれませんね。

TOEIC(R)テスト講座へのリンク

ピンズラーアメリカ英語講座へのリンク

執筆者プロフィール
足立恵子(あだちあやこ)さん
高校時代に、イギリスで語学留学&ホームステイを体験。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。大学時代、英語・フランス語・ドイツ語を習得。ロンドン大学の主催するセミナーでプチ留学を体験。英語学習書の出版社アルクに勤務した後、英語学習書・雑誌の編集/ライターとして独立。現在は、朝日JTB・交流文化塾の新宿教室・横浜教室で英会話講師も務める。
 

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