例えば、初対面の人が書いた字が美しいと、「きちんとしている感じの人だな」と好印象を抱きませんか?人の良し悪しは実際に付き合ってみないと分かりませんが、服装や言動などと同様に、手書き文字もその人の第一印象を決める判断材料の1つとなります。
さらに、受け取った手紙などにステキなイラストが描き添えられていると、好感度がよりアップしますよね。手描きイラストは温かみと真心を感じられるため、描けるようになると便利です。
それでは、実際に美文字やイラストを書くテクニックを身につけるにはどうすれば良いのでしょうか?基本的な習得方法を挙げてみました。
1:ペンを正しく持つ
美文字を書く上でまず大切なのは、ペンを正しく持つことです。ペン先から3cmほど上を親指・人さし指・中指の3本でつまむように持ちましょう。そして、小指側の手のひらの側面を机にあてて固定すると、安定してペン先を動かすことができます。
2:ルールを守って書く
美文字を書く際には、3つの大きなルールがあります。以下を意識して書くと、美文字に近づくのでおすすめですよ♪
3:正しい書き順で丁寧に書く
書き順は、字を美しく書けるように決められているものです。正しい書き順でゆっくり丁寧に書いてみましょう。
4:お手本を使って繰り返し練習する
文字を上達させるために良い方法は、正しいお手本を見ながら繰り返し練習して書き方を身につけることです。
身近なお手本の1つは、新聞や雑誌。特にひらがなを中心に練習することをおすすめします。私たちが普段書く文章の約7割はひらがななので、これをマスターすると文章全体がグンと美しくなります。さらに美文字を追求したい方は、専用のボールペン字講座などを受講してみましょう。
実用ボールペン字講座へのリンク
1:思い通りの円や線を描けるように練習する
イラストを描く際に多く使うのは、主に曲線です。そこで円をキレイに描く練習をして、まずは曲線をマスターしましょう。その次に直線を組み合わせた四角形などを繰り返し練習し、思い通りの線を引くテクニックを身につけます。
2:好きなイラストを模写する
美文字の習得方法と同じですが、既存のイラストや画像、写真などをお手本に、まねて描き写す練習をしてみてください。特にイラストを描き慣れていないうちは、想像で描くよりも、実物を元に正確に描く「観察力」が大切です。ある程度上達してきたら、次は想像力を生かしてオリジナルの絵を生み出しましょう。
3:さまざまな構図に挑戦する
イラストを描き慣れてきたら、今度はさまざまな構図を描いてみましょう。例えば人物像なら、バストアップだけでなく全身図に挑戦したり、正面向きの絵だけでなく横向きや斜め向きの姿を描いたりと、バリエーションを増やす心掛けが、絵の上達につながります。さらにイラストを学びたい方は、専用のイラスト講座を受講してみるのもオススメです。
ボールペンで描くかわいいプチイラスト講座へのリンク
いかがでしたか?最近では、パソコンやスマホの普及で手書き文字やイラストを目にする機会は限られていますが、だからこそ、ふとしたときに美文字やセンスの良いイラストを披露できれば、相手へのインパクトは大きいはず!紙とペンだけで実現できる女子力アップ技、練習してぜひものにしましょう!