節分の行事食として人気の「恵方巻」。七福神にちなみ、「7種類の具材を巻き寿司にして食べると福が来る」、という由来から関西地方で親しまれてきた食文化ですが、いまや全国で食べられるようになりました。
そのルーツは諸説ありますが、食べる時には3つの決まりがあるようです。
「恵方巻」の3つの決まりとは?
また、意外なことに恵方巻は、和風の海苔巻きに限らなくてもよく、サイズや味付けのアレンジは自由。今回は、今年大注目の「変わり恵方巻」2種をご紹介します♪
エスニック恵方巻き
ライスペーパーと薄焼き卵で鮮やかな黄色に仕上げたアジアンテイストの恵方巻。恵方巻は七福神にちなんで7つの具材を巻き込むと縁起がいいとされますが、今回は厚揚げ、にんじん、だいこん、こねぎ、パクチー、卵、鶏肉の7種の具材を使った、彩りの良いレシピです。一人前が小ぶりなので、まるごと食べやすいのも◎。普通のごはんを使うので、酢飯が苦手な方にもオススメです!
開運ポイント:紅白なます
日本の縁起料理、「紅白なます」。実はベトナムのサンドイッチ「バンミー」の定番具材でもあります。縁起の良い鮮やかな色合いで、恵方巻がいっそうカラフルに♪ナンプラーの隠し味で、出汁を使わなくても旨味がたっぷりです。
材料(4人分)
作り方
ロールケーキ恵方巻
風水の世界で縁起が良いと言われる「八角」の香りを効かせたフルーツコンポートを巻き込んだ、少し大人な味わいのロールケーキ。コンポートは冷蔵庫で3~4日保存できるので、多めに作ってヨーグルトやシリアルに混ぜても美味しい!
開運ポイント:八角、クコの実
風水の世界では「縁起の良い形」とされる八角形。末広がりの意味も持ち合わせています。
不老長寿の源、強壮薬としても珍重されるクコの実。体調を整え、美容にも良いとされています。
材料(4人分)
作り方
いかがでしたか?日本の食文化には、「開運」への願いを込めたアイデアがまだまだたくさんあります。四季の旬や行事ごとの「食の知恵」を知って、もっともっと幸運を手に入れませんか?
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料理:スタイリング協力
インドシナハーブと魚醤の料理ユニット「Indochinoise(アンドシノワーズ)」
http://indochinoise.com/