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2016.04.19

就活生必見!面接のアピールで押さえておきたい3つのポイント

就活生必見!面接のアピールで押さえておきたい3つのポイント

就職活動に動き出している皆さん。自分の「強み」と言えるものを一つでも増やしたいと思っていませんか?そこで、しっかり学習すれば3ヵ月以内で取れる資格をご紹介。また、取った資格や、そのほかの自分の強みをどのようにアピールすればいいか、キャリアコンサルタントの資格も持つライターの青木典子さんが解説します。

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就活の面接、何をどうアピールすることが大切?

就活の面接、何をどうアピールすることが大切?

部活動、サークル、ゼミ、アルバイト、ボランティア……皆さんそれぞれに、自分が経験してきたことを振り返り、「アピールポイント」を整理していることでしょう。そのプロセスで、特に意識しておきたいポイントは次のとおりです。

ポイント1:グループ内での「得意な役割」を伝える

「部活動やゼミでキャプテンやリーダーを務めていた人が高く評価される」。そんなふうに思い込んでいる人は多いようですが、それは大きな誤解です。事実ではないのに「リーダーを務めていました!」と訴えても、簡単に見抜かれてしまうでしょう。

企業はリーダーシップがある人物だけを求めているわけではありません。職場においては、さまざまなタイプの人がそれぞれの強みを発揮することで相乗効果が生まれ、強い「チーム」ができると考えられています。そこで、自分はチームの中でどんな役割が果たせるかを伝えてください。

「計画を立てる」「皆の意見や希望を聞いて調整する」「情報を集める」「外部と交渉する」「お金を管理する」「皆が緊張しているときに場を和ませる」「元気がない人がいたら、声をかける」など、明確には意識していなくても、自分が担っている役割があるはず。それを自分の「強み」として認識しましょう。

ポイント2:「壁」をどう乗り越えたかを伝える

「こんなことを経験してきました」だけでは、相手企業には響きません。その経験を通じて「何を学んだか」まで伝えることが大切です。特に注目されるのが「壁にぶつかった経験」「失敗や挫折をした経験」です。

仕事をしていく上では、多くの壁にぶつかります。それらを乗り越えていく力があるかどうかを、企業は見ているのです。これまでぶつかった壁をどう乗り越えたか。失敗をどうカバーし、そこから何を学んだか。具体的なエピソードを語れるようにしておいてください。

ポイント3:相手企業に応じて、強調してアピールするポイントを変える

自分の経験や強みを網羅し、完璧に仕上げた「エントリーシート」。しかし、これを「使いまわし」にしたのでは、十分な効力を発揮してくれません。エントリーシートに書く内容、あるいは面接で伝えることは、志望先企業に合わせて、強調するポイントを変えましょう。

まずは、応募先企業をしっかり研究する必要があります。ホームページや採用ページで発信されているメッセージ、社長や社員のインタビュー記事などを読み込めば、「どんな人物を求めているか」がつかめるはず。

自分が経験してきたエピソードや得意とすることの中から、相手企業が求めている人物像にマッチしていそうなものをピックアップし、それを特に強調してアピールするといいでしょう。

「資格」は評価されるの?上手なアピール法とは

「資格」は評価されるの?上手なアピール法とは

難関資格を取得していれば当然評価されますが、数ヵ月の学習で取れるレベルの資格は、就活の選考で評価されるのでしょうか?実は、評価されるケースとされないケースに分かれます。その差は次のとおり。

「目的」を持って取得したか

「とりあえず資格でも取ろうかと思って」「友人が勉強していたので」「何かの役に立つかと思って」――こうした「何となく型」「流され型」では評価されません。

「資格を取得して、このように活かしたいと考えた」「○○という目標のためには、この知識が必要だと感じて学んだ」といったように、目的意識を持って取得したことを、なるべく具体的なエピソードを交えて語れればプラス評価につながります。

「実務に活かす」「発展させる」の意識があるか

「資格を持っています」だけではNG。「資格の勉強を通じ、○○の知識・スキルを身に付けたので、それを××の仕事で役立てたいと思います」まで語れればOK。

ただし、総合職採用などではどんな仕事をすることになるかわからず、資格と仕事を結び付けるのが難しいこともあるでしょう。その場合は、「資格取得に向けて学ぶ中で、特に○○の分野に強く興味を持ちました。これについてより掘り下げて学んでみたいと考えています」などと伝えるのも手。

企業は、資格そのものよりも「学ぼうとする姿勢」「向上心」に注目しているのです。

3ヵ月で取得を目指せる「簿記3級」「MOS」「ITパスポート」

3ヵ月で取得を目指せる「簿記3級」「MOS」「ITパスポート」

職種問わず活かせる知識が身につき、3ヵ月程度での取得が可能な資格をご紹介します。

簿記3級

経理職を目指す人のためのものと思われがちですが、どんな職種でも「お金の流れ」に関する知識、「お金の管理」のスキルは必要。「経営」を理解するための一歩として学ぶ価値があります。経営の視点を持てる人物は、企業にとっては頼もしく感じられます。3ヵ月で目指せるのは3級レベルですが、2級まで学ぶと「財務諸表」が読めるように。財務諸表を読む力は、法人向け営業など他社と取引を行う仕事にも活かせます。

簿記3級講座へのリンク

簿記2級講座へのリンク

マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)

Word、Excelなどマイクロソフト社のオフィスソフトの利用スキルを証明する資格。昨今、どんな仕事にもPC操作は付きもの。この資格を持つ人なら、企業側は「教える手間がかからない」という安心感を抱くでしょう。
なお、志望先の業種や職種によって、よく使用するソフトが異なります。膨大なデータ処理や顧客の情報管理などを行う仕事であれば「Excel」、企画や営業などプレゼンテーションツールを作成する機会が多い仕事であれば「PowerPoint」スキルが重宝されます。

マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)講座へのリンク

ITパスポート

経済産業省が認定する国家試験。ITを正しく理解し、活用する知識を証明する資格です。経営戦略やマーケティングの知識、セキュリティやネットワークなどITの知識、プロジェクトマネジメントの知識など、幅広く学ぶのが特徴。今は事業戦略を遂行したり、新しいビジネスやサービスを立ち上げたりする際、IT・ネットワークの活用が欠かせないものとなっています。企画などの仕事に携わりたい人にとっても、ぜひ備えておきたい知識です。

ITパスポート講座へのリンク

執筆者プロフィール
青木典子(あおきのりこ)さん
リクルートで求人広告の営業などを務めた後、フリーライター/編集者として活動。就・転職、キャリア、スキルアップ、資格などをテーマに20以上の媒体で執筆、20冊の書籍編集に携わる。1000社以上に取材し、経営者・人事担当者・働く人々の声を聴いてきた経験をベースに、キャリアコンサルティングも行う。JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。
 

資格を就職に活かす!採用面接で資格を上手にアピールする方法

 

せっかく努力して資格を取得したのに、いざ就職・転職活動になると、それをうまく活かせない人は、意外と多いようです。今回は、取得した資格を採用面接で上手にアピールするコツを、キャリアカウンセラーのいぬかい……

 
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