学びのトピック、盛りだくさん。
  • facebook
  • twitter

2019.01.30

「ごちそうサラダ」でおもてなし!見た目も華やかなホームパーティーレシピ

「ごちそうサラダ」でおもてなし!見た目も華やかなホームパーティーレシピ

おしゃれで華があってヘルシー!いいとこ取りの「ごちそうサラダ」は、人が集まるホームパーティーにぴったりのメニューです。野菜のうまみをたっぷり味わえて、見た目もおしゃれな「ごちそうサラダ」のおもてなしレシピを、北嶋佳奈さんに教えてもらいました。

  • ライフ
  • お役立ち

野菜がたっぷりなだけじゃない!「ごちそうサラダ」のいいところ

野菜がたっぷりなだけじゃない!「ごちそうサラダ」のいいところ

サラダといえば「副菜」「添え物」といったイメージが強いですが、今回ご紹介する「ごちそうサラダ」は、普通のサラダとはちょっと違います。サラダレシピ本の監修をしているサラダのプロであり、フードコーディネーターとして活躍中の北嶋佳奈さんに、「ごちそうサラダ」とはどんなものなのかを聞いてみました。

「デパ地下のお惣菜売り場って、とっても華やかですよね。私が思う『ごちそうサラダ』のイメージもそれに近いんです。華やかでカラフル、それでいて食べごたえも栄養バランスもバッチリなサラダ。『おかずサラダ』と言い換えてしまってもいいかもしれませんね」(北嶋佳奈さん)

「食べたものが体の中で化学反応を起こしているなんて面白い」と栄養学に興味を持ち、管理栄養士の資格を取得したという北嶋さん。学校で正しい栄養バランスを追求するうちに、食事のおいしさや見た目の重要性にもあらためて気付かされたそうです。

「食事って毎日のことですから、ヘルシーなだけだとやっぱり続きません。ちゃんとおいしくないと楽しめないですよね。見た目も同じで、ちゃんとおいしそうに見えないとダメなんです。それに気付いてから料理の勉強も始め、フードコーディネーターの資格も取りました。現在は美容と健康にいいレシピ開発や、イベント出演などを行っています」(北嶋佳奈さん)

今回は、そんなサラダのプロ・北嶋さんに、「ごちそうサラダ」のオリジナルレシピを考案していただきました!

ホームパーティーなど、おもてなしにぴったり!食材別「ごちそうサラダ」のレシピ3種

今回、北嶋さんにご紹介いただく「ごちそうサラダ」のオリジナルレシピは、肉や魚がメインのものと、野菜だけでも満足できるものの、全部で3種類です。どのレシピも、ホームパーティーやおもてなしの食卓にぴったり。普段のサラダ作りにも役立つ、食材の組み合わせ方のコツもあわせてご紹介します!

レシピ1:ほくほく&ゴロゴロでボリューム満点「チキンとグリル野菜のホットサラダ」

大きめに切ったレンコンやかぼちゃなどを、鶏肉と一緒にグリルしたサラダ。寒い季節でも、ホットサラダにしておいしく食べられます。大人も子どもも喜ぶシーザードレッシング風味です。

「ごちそうサラダ」でおもてなし!見た目も華やかなホームパーティーレシピ

材料(2人分)

  • 鶏もも肉……1枚
  • 塩、コショウ……少々
  • かぼちゃ……100g
  • レンコン……100g
  • ニンニク……1かけ
  • オリーブオイル……大さじ1
  • グリーンリーフレタス……適量
  • ミニトマト……2個
  • A:マヨネーズ……大さじ1
  • A:牛乳……大さじ1~2
  • A:粉チーズ……大さじ1
  • A:おろしニンニク……小さじ1/3
  • A:塩、ブラックペッパー……少々

作り方

  • 1:鶏もも肉は包丁で切れ目を入れて広げ、両面に塩、コショウをふる。かぼちゃは種と綿をとりのぞいて1cmの厚さに切る。レンコンは輪切りまたは半月切り、ニンニクは薄切りにする。ミニトマトは4等分に切る。「A」のドレッシングの材料を合わせておく。
  • 2:フライパンにオリーブオイルとニンニクを弱火で熱し、ニンニクがこんがり色づいてきたら取り出しておく。鶏もも肉とかぼちゃ、レンコンの両面を中火でこんがり焼き、中までしっかり火を通す。鶏もも肉は食べやすく切る。
  • 3:皿にグリーンリーフレタスをちぎって盛り、かぼちゃ、レンコン、鶏もも肉、ミニトマトをのせて、「A」を混ぜ合わせてできたシーザードレッシングをかけ、ニンニクを砕きながら散らす。

おすすめポイント

塊肉で使いやすく、味にクセが少ない鶏もも肉は「ごちそうサラダ」にぴったり。しっかり焦げ目がつくまで焼くとジューシーな味わいに。根菜類は一口大の大きさに切ると、お肉に負けないボリューム感を出せます。クリーミーな味わいのドレッシングが合うのでごま系ドレッシングでもOK。

肉系「ごちそうサラダ」のコツ

鶏もも肉ならグリルしてジューシーに、鶏むね肉なら鶏ハムにしてさっぱり、ささみならゆでて割いてあっさり……と、それぞれのお肉の特徴を活かしましょう。豚塊肉を使ったローストポークのサラダも、食べごたえがあり◎。牛肉は切り落としをさっとゆでて、トマトと合わせるとおいしいですよ。

レシピ2:お刺身を使えばごちそう感アップ「カルパッチョのサラダ仕立て」

お刺身用サーモンをカルパッチョのサラダに。野菜は薄くスライスすることで、軽やかな食感になります。華やかでヘルシーなので、女子会やママ友とのランチ会にもぴったり。

「ごちそうサラダ」でおもてなし!見た目も華やかなホームパーティーレシピ

材料(2人分)

  • サーモン(刺身用)……120g
  • 玉ねぎ……1/4個
  • ベビーリーフ……1袋
  • パプリカ(赤、黄)……各1/4個
  • A:白ワインビネガー……大さじ1
  • A:オリーブオイル……大さじ1
  • A:砂糖……小さじ1/2
  • A:塩、ブラックペッパー……少々

作り方

  • 1:玉ねぎは薄切りにして水にさらして辛みをとり、しっかり絞る。パプリカは薄切りにしてベビーリーフと混ぜる。サーモンはごく薄切りにする。「A」のドレッシングはよく混ぜ合わせる。
  • 2:玉ねぎを皿に盛り、サーモンを並べてベビーリーフとパプリカをのせ、「A」を混ぜ合わせてできたフレンチドレッシングをかける。

おすすめポイント

今回は、色鮮やかで手に入りやすく子どもも食べやすいサーモンを使いましたが、エビ、もしくは鯛やヒラメなどの淡白な白身魚を使ってもおいしくできます。魚介は繊細な味わいなので、爽やかで酸味のあるフレンチドレッシングや青じそドレッシングがおすすめです。

魚系「ごちそうサラダ」のコツ

魚を生のまま薄切りにしたイタリアンの定番・カルパッチョのサラダは、味も食感も軽やかに仕上げるのがコツ。葉物野菜はキャベツよりもクセがないベビーリーフを選ぶ、パプリカは細めの千切りにするなど、魚介を邪魔しない組み合わせを意識しましょう。

レシピ3:旬の葉物野菜をリッチ&フルーティーに「春菊とリンゴとカマンベールのサラダ」 

お肉やお魚がなくても、チーズやフルーツ、ナッツを使うことで風味が豊かになり、食べごたえもアップ。春菊の代わりにレタスを使ってもおいしいですよ。もちろんワインとも相性もバツグン。

「ごちそうサラダ」でおもてなし!見た目も華やかなホームパーティーレシピ

材料(2人分)

  • 春菊……1/2束
  • リンゴ……1/4個
  • カマンベールチーズ……1/4個
  • 素焼きくるみ……適量
  • A:バルサミコ酢……大さじ1
  • A:オリーブオイル……大さじ1
  • A:はちみつ……小さじ1
  • A:塩、ブラックペッパー……少々

作り方

  • 1:春菊は4cmの長さに切り、リンゴは千切りにする。カマンベールチーズは食べやすい大きさに切る。「A」のドレッシングはよく混ぜ合わせておく。
  • 2:春菊、リンゴ、カマンベールチーズを皿に盛り、「A」を混ぜ合わせてできたバルサミコドレッシングをかけ、素焼きくるみを砕いて散らす。

おすすめポイント

鍋料理やおひたしのイメージがある春菊ですが、生で食べても意外と苦味を感じないので、サラダにもおすすめです。今回のレシピでは、リンゴの甘みとチーズのまろやかな塩気が、春菊のほろ苦さをさらに和らげてくれます。ドレッシングは、バルサミコ酢のようにコクとパンチのある風味のものを。粒マスタード入りのものや黒酢系のものも相性がいいです。

野菜だけ「ごちそうサラダ」のコツ

チーズやナッツ類のほかに、ひよこ豆やキヌアなどの穀物・雑穀類をトッピングしてもボリュームが出せます。私のおすすめは、缶のミックスビーンズ。いろんな種類の豆が入っているので、見た目が一気に華やかになります。

「ごちそうサラダ」なら、普段の食卓からホームパーティーまで大活躍!

「ごちそうサラダ」なら、普段の食卓からホームパーティーまで大活躍!

肉や魚、チーズなどでタンパク質がしっかり摂れて、なおかつビタミン豊富な野菜もたっぷり食べられる「ごちそうサラダ」。普段の食卓に出すのはもちろん、華やかな見た目はホームパーティーでも喜ばれること間違いなしです。今回ご紹介した、簡単でおいしい「ごちそうサラダ」のレシピを、ぜひ一度試してみてくださいね。

野菜スペシャリスト講座へのリンク

食生活アドバイザー(R)講座へのリンク

プロフィール
北嶋佳奈(きたじまかな)さん
北嶋佳奈(きたじまかな)さん
管理栄養士・フードコーディネーター。昭和女子大学生活科学部生活科学科管理栄養士専攻。フードコーディネーターアシスタントや飲食店勤務後に独立。美容・ダイエット・健康に関する料理本の出版、雑誌でのレシピ開発やコラム執筆、メディア出演など幅広く活躍中。
 

食育のプロが、子どもの野菜嫌いを克服させる方法を教えます

 

小さい子どもを持つママの頭を悩ます「子育てあるある」といえば......野菜嫌い!今回は食育専門家の浜田峰子さんに、子どもの野菜嫌いを克服させる方法を教えてもらいました。実際にその方法を実践してくれた……

 
こちらの記事もチェック
  
関連特集
  • お役立ち特集

この記事のキーワード この記事のキーワード

facebook
twitter
line

健康管理や仕事に活かせる注目資格!

野菜スペシャリスト講座

野菜スペシャリスト講座
野菜・果物のおいしさと栄養を引き出し、体の中から健康と美をつくれるように。健康管理や仕事にも、学んだ知識が役立ちます。
資料請求する
詳細を見る
別窓で開く

食関連の注目資格!

食生活アドバイザー®講座

食生活アドバイザー(R)講座
仕事にも生活にも役立つ、食についての幅広い知識が身につく!わずか4ヵ月の学習で2・3級ダブル合格を目指せます。
資料請求する
詳細を見る
別窓で開く

最近チェックした記事

    あなたにオススメの記事