ご飯やおかずの詰め方を少し工夫するだけで、お弁当はさらに美味しく見えます。そのポイントをご紹介します。
入れる順序に気をつけて、すき間を埋める
お弁当の容器の半分を目安にまず、ご飯を入れます。ご飯はデコボコにならないよう、平らになるように入れましょう。その次にはメインのおかずをなるべく奥の方に入れると、落ち着きのある配置になります。そして、副菜、付け合せ、デザートの順に、きっちりとすき間なく詰めましょう。
色と立体感が大切
ご飯とゆで玉子、玉子焼きとオレンジなど、同系色が隣り同士になると美味しそうに見えないので、離すようにします。また、立体感を出すのも美味しく見せるコツ。ウインナーや玉子焼きの切り口を上にしたり、から揚げなどのしっかりした形のおかずに、野菜などをもたれるように入れたりすると、立体感が出ます。
小物や仕切りでアクセントをつける
「かわいい!」と言ってもらえるには、ちょっと目を引く、アクセントが必要です。たとえば、サクランボの茎の形をしたかわいいピックなどは、お子さんだけでなく作っている方もワクワクしてしまいますね♪お弁当グッズを上手に利用して、メリハリをつけてみましょう。仕切りには色がカラフルなカップや、緑が鮮やかな大葉、レタスを使うと、ぐっと華やかになります。ただし、野菜を仕切りに使うときは、食中毒を防ぐためにも十分に水分をとりましょう。
かんたん美味しい、おにぎらず
おにぎりはお弁当でも人気のメニューですが、ビジュアルは地味になりがち。そこで、いつものおにぎりが豪華に見えるレシピを紹介します。握らないことから「おにぎらず」とも呼ばれるラップでつくるおにぎりです。スピーディーに作れる上、いろいろな具材が使えるので、色のバリエーションもつけられ、豪華に見えます。さらに、手で直接握らないので衛生的です。
材料(1個分)
基本の手順
こんな具材がおすすめ
ツナ&キャベツ
キャベツは電子レンジにかけるとお手軽です。
青海苔&白ゴマ+焼肉
ご飯に青海苔とゴマを混ぜ込み、焼肉をはさみます。
こちらもおすすめ、玉子巻きおにぎり&チーズカボチャ
おにぎりは俵型に握ると上品に見えます。色がきれいなカボチャを容器にしたおかずを添えました。
材料(1食分)
基本の手順
お弁当はフタを開ける瞬間も楽しみのひとつ。味はいいのに、見た目はいまいち……というお弁当から脱出するコツをご紹介しました!いつもの具材に一手間工夫して、食べたい気持ちが高まる、美味しいお弁当を目指してみてはいかがでしょうか。
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