資格取得の経験がある20代~50代の男女891人に、「取って良かったと思える資格はありますか?」と聞いたところ、半数をはるかに上回る63.7%が「ある」と回答。資格を取ったことで、実際にメリットを感じている方が多いことが分かります。それでは、取って良かったと思える資格には、具体的にはどんなものがあるのでしょうか?世代別のランキングを見ていきましょう。
世代別「取って良かった資格」ランキング
20代(n=223)
30代(n=224)
40代(n=222)
50代(n=222)
どの世代にも共通しているのは、仕事に役立つ資格が多くランクインしているということ。特に「簿記」と「TOEIC®L&Rテスト」は、なんと全世代において3位以内にランクインしています。
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TOEIC(R)テスト講座へのリンク
また特徴的だったのは、40代・50代でランクインしている「介護福祉士」。「再就職がしやすかった」という声が挙がる一方で、両親の介護の必要性が高まる世代ということもあってか「実生活でも役立った」という声も挙がっていました。
介護福祉士講座へのリンク
また、全世代の総合ランキングは以下の通りです。
全世代総合(n=891)
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秘書検定講座へのリンク
「取って良かった!」と感じる資格には、仕事で役立つ資格が多くランクインしています。ここでは、資格が仕事をする上でどのように役立ったのかに焦点を当て、資格を取得した先輩たちの体験談をご紹介します。まず最も多かったのが、給料アップや昇進のきっかけになったという声。
……というように、資格を取ったことが評価に繋がったという声が多数挙がっていました。目に見える評価が得られると、まさに「この資格を取って良かった!」と感じやすいですよね。続いて多かったのは、資格の取得を通じて得た知識が、仕事をスムーズに進めるために役立ったという声。
必要な場面で実際に使えるというのは重要なポイントですね。どんなふうに仕事に活かせるのかを具体的にシミュレーションしてから資格取得を目指すことが、「この資格を取って良かった!」と思える結果に繋がると言えそうです。他にも、仕事で役立ったエピソードとしては、以下のようなものが挙がっていました。
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資格取得のメリットは、仕事に役立つという点だけではありません。資格取得の先輩たちも、資格にさまざまなメリットを見出しているようです。資格を取ってみたら本来の目的以外でもメリットがあった、という声もご紹介します。
せっかく資格を取るなら、たくさんの使い道があった方が嬉しいもの。役立つ場面が多いほど、資格を取るモチベーションも上がりますね。
また今回のアンケートでは、資格そのものだけではなく、資格を取るための勉強や知識も役立つということも分かりました。資格を取る過程で学んだ知識は、さまざまな場面で役立つと感じている方が多いようです。「なかなか資格取得への一歩を踏み出せない……」という方も、まずは自分に必要な知識を得るつもりで、勉強を始めてみてはいかがでしょうか。
仕事や生活を豊かにしてくれる資格。一方で、せっかく資格を取ったのに活かしきれていないと感じている方がいるのも事実です。「資格を取って良かった!」と実感できる資格の取得を目指したいですね。
資格の活かし方を具体的にイメージしてみたり、資格取得のための勉強や知識を活かすことを意識したりして、ぜひ満足できる資格取得を目指してみてくださいね。