2018.05.22

転職にも有利!今後必要とされる資格とは?

転職にも有利!今後必要とされる資格とは?

AI(人工知能)やロボット工学による仕事の変化。ビジネスの場にも街にも急増する外国人。働き方改革の推進。社会が変化していく中で、今後必要とされる資格とはどんなものでしょうか?転職にも有利と考えられる資格の数々を、キャリアコンサルタントの資格を持つライターの青木典子さんが紹介します。

  • シゴト

安定的に必要とされる資格とは?

安定的に必要とされる資格とは?

まずは、時代の変化や好況・不況に関わらず、比較的安定して必要とされる資格をご紹介しましょう。

宅地建物取引士(宅建士)

不動産の取引に欠かせない資格。不動産事業者は、一事業所において業務に従事する人5人につき1人の割合で宅地建物取引士を設置することが義務付けられています。不動産の売買・賃貸の仲介営業職は常にニーズがあり、未経験からでも転職しやすい仕事。宅建士の有資格者であれば採用試験で有利となり、月数万円の手当も付きます。

宅地建物取引士(宅建士)講座へのリンク

介護福祉士

介護業界は慢性的な人手不足。高齢化が進むに伴ってニーズはさらに高まっています。介護福祉士の資格を活かせる場は、介護施設、デイサービスセンター、訪問介護事業所など多様。介護職は「厳しい」というイメージで見られがちですが、働き方や勤務ペースを自分の都合に合わせて選びやすいこと、全国どの地域でも求人があるという点で安定性があるといえます。

介護福祉士講座へのリンク

簿記

簿記・会計業務にはAI(人工知能)の導入が進んでいくと言われていますが、作業がシステム化されたとしても、それを扱う経理職は専門知識を持っている必要があります。業種・規模に関わらず、あらゆる企業や個人商店で必要とされる仕事なので、現時点で求人サイトを見ても、簿記資格を必須もしくは歓迎する求人は多数。経理職を目指すなら簿記2級以上を取得したいものです。

簿記2級講座へのリンク

簿記3級講座へのリンク

これからの時代、必要とされる資格とは?

これからの時代、必要とされる資格とは?

では、これからの時代に必要とされるのはどんな資格でしょうか。世の中の動きと照らし合わせて、どんな知識やスキルが求められ、該当する資格にはどんなものがあるかを見てみましょう。これらの資格は、転職でも有利になると考えられます。

「リフォーム」に関する資格

昨今はマンション開発をするにも、新規の土地の取得が難しくなっている状況。そこで古い建物を「リノベーション(刷新・修復)」して再販売する動きが活発化しています。少子化が進み「空き家」の増加も深刻化する中、課題は魅力的な物件へのリフォーム。そこで求められるのが「インテリアコーディネーター」です。また、高齢者向けにバリアフリーへのリフォームのアドバイスを行う「福祉住環境コーディネーター」なども活躍の場が増えていきそうです。

インテリアコーディネーター講座へのリンク

福祉住環境コーディネーター講座へのリンク

「女性活躍推進」を支える資格

政府が経済成長戦略として「女性活躍推進」を掲げたのを背景に、企業でも女性雇用が積極化し、結婚・出産後も働く女性が増えています。それに対し、「保育士」の有資格者が足りていない状況。また、家事代行サービスの活用も増えているため、「お掃除スペシャリスト」なども活かすチャンスがあります。

保育士講座へのリンク

お掃除スペシャリスト講座へのリンク

「IT」リテラシーを高める資格

企業が働き方改革を進めたり、さまざまな経営課題に向き合ったりする際、多くの場合「IT」を使った解決方法に行き着きます。職場でITの導入が進む中、ITエンジニアやシステム担当者でなくても、ITリテラシーを持っておきたいもの。「ITパスポート」の資格を取得して基礎を理解しておくことをお勧めします。

ITパスポート講座へのリンク

「老後への備え」をサポートする資格

今の日本では、65歳以上の人口が4人に1人以上。2025年には、団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)に突入し、高齢化がさらに加速していきます。介護関連職はもちろんのこと、要介護状態になるのを防ぎ、健康的な生活を送れるように支援する仕事、例えば、ウォーキング・ヨガ・運動などのインストラクター、「介護予防健康アドバイザー」などが頼りにされるでしょう。また、人生の終末に向けて、遺言・相続・葬儀などの準備をする「終活」をサポートする「終活アドバイザー」のニーズも高まりそうです。

介護予防健康アドバイザー講座へのリンク

終活アドバイザー講座へのリンク

企業のグローバル化、訪日外国人観光客の増加に対応する資格

人口が減少に向かう日本ではマーケットも縮小傾向。そこで、あらゆる業種の企業が海外展開に力を入れています。そのため、海外へ向けた販売や、海外に拠点を設けるにあたり、外資系企業との提携やM&Aが活発に。ビジネスシーンで英語力がより重要となってくるため、「TOEIC®L&Rテスト」などでスコアアップを図れば、社内でのステップアップや転職に有利となります。 また日本を訪れる外国人観光客が急増中。2017年には2800万人を超え、5年連続で過去最高を更新。政府は2020年に4000万人への増加、2030年には6000万人を目指しています。外国人観光客を迎える旅行業界では、「旅行業務取扱管理者」といった資格を活かすチャンスが増えそうです。

また、着付け・茶道・書道・生け花など、「和」に関する資格を活かし、外国人観光客に「体験プログラム」などのサービスを提供する道もあるでしょう。

TOEIC(R)テスト講座へのリンク

旅行業務取扱管理者講座へのリンク

資格を選ぶときは「ニーズ」だけでなく「適性」を大切に

資格を選ぶときは「ニーズ」だけでなく「適性」を大切に

せっかく資格を取るなら、とにかく世の中でニーズが高いもの、転職に有利なものを……と考える方は多いようです。もちろんそれも大切ですが、一番重視すべきは、自分がそのテーマに対して「心から興味を持てるかどうか」。

なぜなら、資格は取得がゴールではなく、それを仕事に活かすためには継続して学んでいかなければならないからです。自分が本当に興味を持てるテーマなら、勉強が苦にならず、新しい知識を得ることを「楽しみながら」続けていくことができます。

試しに、今回ご紹介した資格のテキストを開いてみて、「おもしろい」と思えるか、「もっと知りたい」という意欲がわいてくるかを感じ取ってみてください。

執筆者プロフィール
青木典子(あおきのりこ)さん
リクルートで求人広告の営業などを務めた後、フリーライター/編集者として活動。就・転職、キャリア、スキルアップ、資格などをテーマに20以上の媒体で執筆、20冊の書籍編集に携わる。1000社以上に取材し、経営者・人事担当者・働く人々の声を聴いてきた経験をベースに、キャリアコンサルティングも行う。JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)。

30代、40代の年代別「転職に使える資格」

30代40代ともなると、仕事で求められる能力の基準が高くなります。そのため転職活動で希望する仕事を見つけても、未経験ではなかなか難しいと言われています。もし転職を有利にしたいのであれば、まずは資格取得……

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