家事の合間や仕事終わりに、「空いた時間を使って、もっと稼げる方法はないかな……」と思う方は多いのでは?けれども、中には「子どもがいるから家でできる仕事がしたい」「続けてまとまった時間は取れないけれど、合間の時間を使って仕事をしたい」といった理由から、何の仕事をするのが良いか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめの働き方が「在宅ワーク」。「在宅ワーク」というと、ノルマが多い、時間の割に儲からないというイメージがあるかもしれません。また、報酬がよい仕事となると、デザイナーやシステム開発といった専門的なスキルが求められるものを想像される方もいらっしゃるでしょう。在宅ワークにチャレンジしたいけど、わからないこともたくさんあって、なかなか一歩が踏み出せないかもしれません。
でも大丈夫!情報をしっかりと収集して、自分にぴったり合った仕事を見つけられれば、心配はありません。まずは、満足できる在宅ワーク生活を送るために必要な、基本の3つのステップをご紹介します。
在宅ワークが気になるなと思ったら、まずは(1)情報収集、(2)やりたいことの再確認、(3)最適な仕事を見つける、という3つのステップから始めてみましょう。
ステップ1は「情報収集」です。
在宅ワークを始めるためには、準備なしにいきなり始めることはできません。在宅ワークを開始するために必要な情報をあらかじめ知っておきましょう。例えば、自分を守ってくれることになる制度やそれに対応した書類などの知識、在宅ワークの探し方、報酬金額の相場、必要なスキルや心構えです。また特にオフィス系の仕事の場合には、パソコンや、作業に必要となるアプリケーションなど、どんなツールが必要になるかを調べておくとスムーズにスタートが切れます。在宅ワークの探し方には、インターネットで検索したり、駅などにある求人誌など、いくつかの方法がありますので、それについても知っておくと便利です。
ステップ2は「自分がやりたいことを知る」ことです。
「自分が何をやりたいか」を明確にしてから仕事を選ぶことは、仕事を継続する上でとても重要なポイントになります。下記の流れで、一度自分のやりたい仕事を明確にしてみましょう。
このように自分の経歴と特技を整理することで、やりたいことを見つけやすくなります。
ステップ3は、いよいよ「最適な仕事を見つける」ことです。
情報収集もして、やりたいことを見つけたら、実際に仕事を探していきましょう。やりたい仕事が明確になったこの段階で、インターネットで検索をすると、ピンポイントで最適な仕事を見つけられるでしょう。検索ワードは、「○○(やりたい仕事)×在宅ワーク」「○○(やりたい仕事)×募集」などがおすすめです。ぜひ、自分にぴったりな仕事を探してみてください。
ここでは、まだ自分がやりたい在宅ワークが見つかっていない方のために、いま「おすすめの在宅ワーク5種」をご紹介します。世の中のニーズが高まり、募集が増えてきている職種や、スキルアップを目指せる職種を選ぶと今後や今の職業にも役立てることができるかもしれません。
1:英語が好きな人なら!「英会話講師」
「え! 在宅で英会話講師ができるの?」と思われるかもしれませんが、在宅で英会話講師の仕事をする方法の一つがオンライン英会話講師になることです。最近では、英語初心者の方向けに、日本人の英会話講師が在籍するオンライン英会話スクールもあります。オンライン英会話スクールなら、人を自宅に招かなくてもインターネット環境さえあれば、スタートすることができます。「オンライン英会話 講師募集」「オンライン英会話 日本人講師募集」と検索してみると出てきます。
そこで講師のプロフィールを見ると、「留学経験者」や「TOEIC・英検対策ができる方」「英語講師経験者」が大半ですので、まずは英語関連のアピールポイントを整理しておきましょう。応募の流れですが、まずは各種スクールの募集要項をチェックし、そこから応募フォームに登録します。書類選考、そしてスカイプなどで面接という流れが一般的なので、英語で自己紹介や挨拶、アピールができるように準備をして進めていくとよいでしょう。
2:人の役に立ちたい人向け!「秘書」
意外かもしれませんが、秘書も在宅ワークとして挙げられます。在宅秘書の仕事は一般的に会社で行われる秘書業務のスケジュール管理や資料作成、データ入力、会食の予約や出張手配等を在宅で行うことです。平日日中が主な仕事時間となります。経営者もしくは経営に近い方が顧客になることも多いので、意欲的な方たちと接触することができて、面白味を感じられるでしょう。
「在宅×秘書」の募集を探してみましょう。
3:字を書くことが得意!「手書き代行」
子供のころから書道を習っていたので、字には自信があるという方もいらっしゃるでしょう。そんな方には「手書き代行」がおすすめです。賞状や結婚式の招待状、封筒の宛名書きなど、美文字でないと恥ずかしいというシーンで仕事が発生しています。「筆耕」「宛名書き」などがキーワードになります。
4:コツコツと地道にできることが強み!「データ入力」
パソコンに向かってコツコツと地道に作業が進められる人は、データ入力にチャレンジしてみましょう。例えば、アンケート結果をまとめたり、画像や動画に書いてある文字をまとめたりと、データ入力は数字や文字を細かく落とさずに見ることが必要です。スタンダードな在宅ワークの一つになります。
5:人をきれいにしてあげたい!「ネイリスト」
在宅でネイリストになることもできます。ネイリストの勉強をして、自宅の一室をサロンとして始める方も多いようです。まずは、友人や家族に試してもらい、腕が上がってからお客さんを募集するといったステップを踏まれている方が多いようです。
また完成したネイルは、ブログやtwitter、Instagramなどにアップしていくと、お客さん獲得の一手になるでしょう。
ネイリスト講座へのリンク
ここまでで、おすすめの在宅ワークをご紹介しました。始めてみると、「もっと仕事を取りたいな」「お給料をアップしたいな」とチャレンジしたい気持ちが出てくるでしょう。そのためには、自分のスキルを磨いていくことで、より提供できる価値があがり、仕事の幅も広がります。ぜひ資格や講座にチャレンジして、客観的に判断してもらえるお墨付きを得たり、自分のスキルの底上げをすることで自信の向上をしてみては?
英会話講師を選んだなら、より自分の英語力に自信を持ち、堂々としていることが大切。ピンズラーアメリカ英語などで改めて、英会話力の基礎を確認しておくと、より自信を持って教えることができるかも。
ピンズラーアメリカ英語講座へのリンク
TOEIC(R)テスト講座へのリンク
在宅秘書であれば、秘書検定講座で勉強して検定にもチャレンジ。応募の際に目につきやすくなる可能性が高まります。
秘書検定講座へのリンク
手書き代行の場合、改めて実用ボールペン字講座で、書く文字の美しさを客観的に向上させたり、データ入力場合は、エクセルの発展版としてマクロを組めるようにしてみたりといった次のステップがあります。
実用ボールペン字講座へのリンク
マイクロソフト オフィス スペシャリスト(MOS)講座へのリンク
一度始めたら、是非継続してスキルアップに繋がるようにトライしてみてください。
ここまで在宅ワークのメリットをお話ししてきましたが、在宅ワークはいいことばかりではありません。特に時間の使い方には注意しておきましょう。いつでもできるからと仕事を後回しにしていたら、生活が不規則になりますし、納期遅れの原因となる可能性もあります。
会社員であれば、例えばオフィスにいて仕事をする時間は「9時から18時まで」などと決まっていますが、在宅ワークの場合も「○時から○時までが仕事の時間」と決めておくようにしましょう。もし決めていた時間に余裕が出てきたら、スキルアップできている証拠です。新しい知識を身につけたり、レベルアップした仕事を探してみたりすることに使ってみましょう。
自分にぴったりな在宅ワークを見つけてチャレンジしたなら、ぜひ継続していきたいものです。その心構えは、2つあります。
仕事に責任を持つことは、働き方の種別に関わらず必要なことです。時間を守る、コミュニケーションをしっかりとる、わからないことをそのままにしない、といったことに気を付けましょう。
最後に、自己管理は徹底しましょう。健康管理や時間管理はもちろんですが、沢山仕事を受けすぎてパンクする、なんてことがないように手帳で管理し、日々の自分の状況をしっかり知るようにしましょう。
在宅ワークをスタートする際には、3つのステップを踏んで、自分に最適な仕事を見つけていくと、満足度の高い働き方ができます。ぜひ参考にしてみてください。
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