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2016.12.15

来年こそキレイな部屋に!大掃除ついでの「片付けやすい」部屋プチ改革

来年こそキレイな部屋に!大掃除ついでの「片付けやすい」部屋プチ改革

「部屋を片付けてもすぐに散らかる......」というお悩みをお持ちのあなた。年の瀬は、大掃除ついでに「片付けやすい部屋」を目指してプチ模様替えをしませんか?散らかりやすい要因となってしまうNG動線を回避するテクニックや、散らからない収納の極意など、プロの部屋づくりテクニックをご紹介します。

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片付けても片付けても、散らかってしまう。散らかりやすい部屋の原因は?

まめに掃除をしているつもりなのに、なんだかいつも雑然としていたり、油断するとすぐ散らかった部屋へ逆戻りしたりして、片付けても片付けても綺麗にならない……とがっかりしていませんか?部屋が片付かないのは、そこに住む人の性格や、部屋のもともとの収納キャパシティなど、あきらめるしかない問題が原因なのでしょうか?

『風通しのいい片づけ』(エクスナレッジ)、『無印良品で覚える収納のコツ』(自由国民社)などの著書がある収納コーディーネーターのすはらひろこさんは、「片付かない部屋で典型的なのは、ものが動線を遮っている光景です」と、動線の問題を指摘します。しかも「それはちょっとした模様替えで、すっきりと解決するんですよ」とのこと! では、どんな動線がどのように遮られているのでしょうか。

散らかりやすいNG動線の筆頭は、テーブルの位置だった!

散らかりやすいNG動線の筆頭は、テーブルの位置だった!

「最もありがちなのは、部屋の動線の真ん中にテーブルが置いてあることです」とすはらさん。部屋の真ん中にテーブルを置いてしまいがちな一番の原因は、比較的キッチンに近く、テレビを見ながらご飯を食べやすいから。でもそこにテーブルがどんと置いてあると、迂回しなければベランダにもクローゼットにもたどりつけず、動線が遮られてしまいます。座る場所の周りにはよく使うものがたまりやすいので、女性の一人暮らしならメイク道具やバッグなどが、テーブルの上やその周りに溢れてしまうことに……。

「片付かない人の場合、動線にものが溜まってきたら危険信号なんです」と、すはらさんは話します。部屋に入ってベッドに行くまでにものが溜まっていたら「汚部屋の仲間入りと思ってもいい」のだとか!そんな一大事になってしまう前に、テーブルを壁側に寄せるなど家具の配置を見直し、部屋の動線を確保しましょう。

そのクローゼット、ちゃんと開きますか?

そのクローゼット、ちゃんと開きますか?

次にありがちなNG動線は、クローゼットがチェストでふさがっていてフル活用できていないこと。「置いてあるチェストや棚のせいで、部屋に備え付けのクローゼットの扉が半分開かなくなっている光景をよく見ます。すると、靴や服をクローゼットに収納することができず、面倒だから出しておくということになって、散らかる原因になるのです。その散らかりをどうにかしようとしてさらに棚を買ってしまったりしては、本末転倒ですよね」と、すはらさん。

まず、クローゼットの前の空間を空け、着替えスペースを作ります。脱いだ服は一時的にクローゼットの扉に引っ掛けたり、専用のカゴを用意して置いたりしましょう。チェストは壁側に寄せて置きがちですが、クローゼットを塞がぬように着替えスペースを挟んで向かい合わせに配置します。「奥行きが浅いチェストにすれば圧迫感もなく、就寝スペースと生活スペースを区切るパーテーションの代わりになりますし、背の低いものなら目覚まし時計やメイク用品を置いたり、スマホの充電スペースなどに使えます」(すはらさん)

この着替えスペースのおかげで、朝の身支度がぐっとスムーズになるばかりか、ちょっとしたコーナーを作ることで、その背後にゆっくり休める就寝スペースも生まれます。なお、ベッドの置き方は自分にとっての効率の良さで決定しましょう。いざという時に外に出られるだけの人一人分の窓幅が開くのなら、窓際に置いてもOKです。

リビング周りの収納に大活躍するワゴンやカラーボックス

リビング周りの収納に大活躍するワゴンやカラーボックス

最後はリビング・ダイニングスペースの見直し。ものが溢れがちなテーブルの近くには棚かワゴンが必要ですが、ワゴンにすると圧迫感がなく、移動もできるのでおすすめ。「IKEAのRÅSKOGという小さいワゴンは便利で、カラーも豊富で大人気です」とすはらさん。3段のワゴンの一番下にその日使ったバッグを一時置きしたり、メイク道具をまとめたりすると、テーブルに座ったまま落ち着いて日常の細かなことを済ませられます。

*IKEA RÅSKOG(ロースコグ)¥4,999(税込)

また、壁際にはカウンター形式のカラーボックスを並べて食器棚や本棚も兼ねたスペースを。効率の良い収納のコツは「基本的に目線から腰までの高さが使いやすいので、使う頻度が高いものはそこへ。座った時に使うものは、座った時の目線で置いていきます」(すはらさん)。重たく見えるものや濃い色は目線より下で、目線から上は明るいものにするなど、見せる収納を心がけるとすっきりするそうです。さらに細かな収納には、スタックできる(=積み重ねて使える)タイプの四角いカゴが大活躍。引き出し感覚で小物をすっきり収納しましょう。

散らからない部屋の極意は「収納スペースから溢れたら自動的に処分」

動線を遮らないように収納家具を配置したら、収納量はこれで決定。どんどん増えていく洋服と雑誌・本類は、収納スペースがいっぱいになったら増やさないように買う量を調整したり少しずつ捨てるようこころがけましょう。郵便物や書類なども、箱など居場所を決めて置くようにすると、しまえるボリュームが決まってくるので、溢れたら選別するようにしましょう。「線引きをすることで、物が溢れることを予防できるのです。所有しておきたい本の多い人は備え付けのクローゼットの中に本棚を置いてもいいので、限られた収納を効率的に使いましょう」(すはらさん)

収納が難しいアウトドアグッズなどの大物は、クローゼットの棚の上の方やベッド下収納を使ってもいいですし、いっそショップのような雰囲気でディスプレイしてしまうのもあり。「吊るせるものは吊るした方が楽な時も。賃貸だとフックなどで壁を傷めるのはNGですが、無印良品や百円ショップにもあるような扉の上にひっかけて使えるフックなら、壁が傷まず取り入れやすいでしょう」(すはらさん)

その他、ウォールポケットや壁につけるタイプの家具など「無印良品や百円ショップのセリア、ベルメゾンなどは、壁に大きな穴を空ける必要がなく賃貸物件で活躍するアイテムが揃っています。家具を置かずに収納方法を考えるのはおすすめです」とすはらさん。スペースは少ないけどものは多い日本ならではの収納の知恵で、来年はすっきりした暮らしを実現してみませんか。

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取材協力
すはらひろこさん
一級建築士、インテリアコーディネーター、整理収納アドバイザー。住宅の商品開発や収納用品のデザイン監修、執筆やセミナー講師など多方面で活躍中。共働き主婦の目線から追求した収納法は、誰もが実践しやすくヤル気が続くと好評。著書は「『無印良品』で覚える収納のコツ」(ユーキャン学び出版部)など。All Aboutで収納記事を連載するほか、ブログで整理収納・片付け・模様替えのヒントを提供中。
 

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