2015.07.28

保育のプロ指南!兄弟を分け隔てなく愛するための個別子育て術

保育のプロ指南!兄弟を分け隔てなく愛するための個別子育て術

目に入れても痛くないほど愛しい、わが子。それが二人、三人と増えていくことはこの上ない喜びですよね。しかし全員大切だからこそ湧き上がるのが、「ちゃんと平等に育てられるかしら?」という悩み。兄弟を分け隔てなく育てるには、どのようなコツがあるのでしょうか?

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『平等』に育てられるか不安になるのは、普通?

『平等』に育てられるか不安になるのは、普通?

ママなら誰しも、兄弟を平等に扱いたいと思うもの。その不安はもちろん当然です。十人十色の子どもたちと日々向き合っている保育士さんなら、不安解消のヒントをくれるかも!ということで、今回は保育士経験豊富なながみねあきさんにお話を伺いました。

「まず、『平等に扱う』という意識を、ちょっと変えてみるとラクになるかも」とながみねさん。「『平等』というのはそもそも、比較しているときに使う言葉。確かに子どもは小さいけれど、ひとりの人間で、それぞれ尊重すべき存在です。平等に扱うのではなく、『個別に接する』と意識を変えることで、その不安に変化が生じるかもしれません」。

保育園に通う子どもたちも、個性や特徴、また、その日の状況によってもまったく違いますよね。一人ひとりとしっかり向きあうためには、ただひたすら「個別対応」なんだそう。

お兄ちゃん・お姉ちゃんには、ほんの少し意識的にフォロー!

お兄ちゃん・お姉ちゃんには、ほんの少し意識的にフォロー!

さて、上記で「子どもは一人ひとり違う」という子育ての『キホン』を再確認し、少しラクになった人も多いのではないでしょうか。しかし、生まれたばかりの弟や妹は、大人たちの注目が集まりやすいので、なかには少しだけ寂しい思いをするお兄ちゃん、お姉ちゃんもいるようです。

「幼児にとって、赤ちゃんが生まれるということは、お母さんが自分だけのものでなくなるかもしれないという、たいへん衝撃的なできごと。心配や不安で気持ちが不安定になることから、さまざまな変化が現れるお子さんもいます。そんなときは、お兄ちゃん・お姉ちゃんをあえて意識的にフォローすることで、自然とバランスがとれますよ」と、ながみねさん。

中には赤ちゃん返りを経験することなく、弟や妹の面倒を率先して見る子もいるそうですが、そんな時は「いつもありがとうね」とぜひ言葉に出して伝えてみてください!

お兄ちゃん、お姉ちゃんに悲しい思いをさせないフォロー術

◯◯くん、◯◯ちゃん、と名前で呼んであげる!

「お兄ちゃん」と呼ぶことが下の子中心になっている証。兄弟・姉妹ではなく、「二人の子どもがいる」と思えば、比較しにくくなりますよ。

お兄ちゃん、お姉ちゃんと『だけ』と過ごす時間をつくる!

お兄ちゃん、お姉ちゃんが寂しそうにしている場合は、短時間でも良いので二人だけで過ごす時間を設けましょう。そのときは弟や妹の話は出さず、じっくり話を聞いてあげることがポイントです。

二人の子どもに寂しい思いをさせない子育てのコツ

二人の子どもに寂しい思いをさせない子育てのコツ

その1:表情と態度をよく見て、『サイン』を見逃さない!

いつもより乱暴になる、珍しくぐずる、などいつもと違うと感じることがあればそれが『かまってサイン』。小さな子どもは「寂しい」、「甘えたい」という感情を自覚していないことも多いので、信号が出ていたら1対1で向き合いましょう。

その2:子ども同士を比較しない!

血の繋がった兄弟でも、それぞれ違う人間。お兄ちゃんはサッカーが上手だからといって、弟も上手とは限りません。その分、弟は違う分野でお兄ちゃんよりも得意なこともあるはず。兄弟同士だけでなく、同年代のお友達とも比べないようにしましょう。

その3:パパや、身近な人にもフォローしてもらおう!

二人の子どもと同時に接するのは、もちろん大変なこと。でもあまりにも大変と感じるのであれば、それはママが、ひとりで頑張ろうとしすぎているかも? 困ったときはどんどん周りの大人に頼っても大丈夫。子どもも、たくさんの人に接することで社会性が身につくので、一石二鳥ですよ!

番外編:ママも気楽に♪感情をありのままに受け入れる

ママは子どもたちの前では「太陽でいなくちゃ!」とつい頑張ってしまいがち。でも、ママも同じ人間です。完璧を目指さないで自分を許し、ときにはネガティブな自分を受け入れてあげましょう。そうすれば心に少しゆとりが生まれ、自然と笑顔になれるかもしれませんね。

新米ママへ。保育のプロから、心が軽くなるアドバイス!

新米ママへ。保育のプロから、心が軽くなるアドバイス!

同じ家で育った兄弟でも、考え方も好きなものも全く違います。そんな違いを日々観察してみると、とても面白いものです。お母さんが先回りして何かを「与える」、「してあげる」という発想を転換して、「この子はどうしたいのかな?何を感じているのかな?」というまなざしで子どもを見つめ、子ども自身が望む方向に歩んでいくのをサポートする。そんな気持ちで関わると、きっと子育てがさらに楽しくなると思いますよ!

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Text:大西マリコ
ガイドプロフィール
ながみねあきさん
All About「保育士試験」ガイド。保育所で音楽講師を務めながら独学で保育士資格を取得。保育士として勤務の後、保育士試験受験者のための実技対策講座(音楽・言語)を開講。保育士の資格と試験について広く情報を発信中。

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