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2016.01.01

もうコンプレックス直さない?今日から使える美文字レッスン

もうコンプレックス直さない?今日から使える美文字レッスン

あなたは自分の字に自信がありますか?「字が下手なのは生まれつき」と諦めてはいませんか?今回は、ユーキャン・ボールペン字講座主任講師の鈴木啓水先生に、今からでも遅くない「美文字に近づく3つのコツ」を伺いました。さっそくチェックしてみましょう!

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コツその1:正しいペンの持ち方・姿勢を覚えよう

コツその1:正しいペンの持ち方・姿勢を覚えよう

美文字を書くためにまず必要なのが、正しいペンの持ち方と姿勢をマスターすること!まず2本のペンを箸と同じ持ち方で持ってみましょう。そして、下側のペンを抜くと、書く時に余計な力が入らない、理想的な持ち方になります。

次に大切なのが、文字を書く時の姿勢。この正しい姿勢は、手先や手首を楽に動かせる姿勢でもあるのです。

腕は直角に

腕を直角にして、そのまま自然に乗せられるくらいの机の高さだと、手を動かしやすいはずです。紙は真ん中ではなく、「ペンを持つ側の肩」と「書き始めの位置」が一直線になるように置きましょう。

腕は体から少し離して

ペンを持った方の脇は締めず、腕を体から少し離して前方にずらすと、より書きやすくなります。ただし、離しすぎると身体が前のめりになるので注意しましょう。書き進めるうちに手と紙の角度が変わってしまいますが、その際は手ではなく紙を動かして、手はいつもベストの位置になるようにしましょう。

コツその2:横の線と円の線を綺麗に書けるようになろう

コツその2:横の線と円の線を綺麗に書けるようになろう

「美」や「書」のように横画の多い漢字は、書いているうちに全体の形が崩れがちですよね。横画の多い字を綺麗に書くには、上下に並ぶ横画同士の間隔を均一にすることがポイントです。

横の線は、手首を動かしながら指を微妙に縮めて書きます。ここでペンを握り締めたり、回り込むように持つと手首が動かせません。手首を使いながら、横に真っ直ぐな線を等間隔に何本も引いて練習しましょう。

また、ひらがなで重要な“円の線”も簡単に練習できます。ペンを持つ手の小指側を紙に付けたまま、手首を使って3~5cmの円を描き、それを何周もなぞります。ブレずに同じ軌道をたどって描けるようになれば、字を書く時にも自分の思い通りに円の線を書けるようになります。まずは、“の”や“あ”、“る”などの字を書く時に使う右回りの円から。慣れたら、“を”や“と”で使う左回りの円を描いてみてください。

コツその3:「縦線は真っ直ぐ、横線はやや右上がり」に

コツその3:「縦線は真っ直ぐ、横線はやや右上がり」に

「川」のように縦画が中心になっている漢字はバランスが難しいですよね。ポイントは、写真左の①の「川」の字のように、まっすぐ、線の間隔が均等になるように書くことです。縦の線は、横の線とは逆に手首を動かさず、ペンに添えた人差し指を縮めていく感じで、指を使って書きましょう。

横の線は水平ではなく、やや右上がりに書くと安定して見えます。新聞や辞書などでよく目にする活字体、「明朝体活字」の横画は、写真右の②のように右端に山のような部分(ウロコ)がありますよね。これは、右端にアクセントをつけて「水平でも少し右上がりのように見せる」ためだと思います。

電話メモも、書類のサインも「字の練習」のつもりで!

電話メモも、書類のサインも「字の練習」のつもりで!

メモ書きや宅配受け取りのサインなどの場合も、字を書く時は常に練習のつもりで、しっかり丁寧に書きましょう。そうしておけば、いざ清書をする時も、いつもの練習のつもりで緊張せず、なおかつ丁寧に書けるはずです。もっともっと詳しく学んで、美文字を手に入れたい!という人は、実用ボールペン字講座にチャレンジしてみましょう。1日20分程度の練習で、本格的に美文字を学ぶことができますよ。

実用ボールペン字講座へのリンク

プロフィール
鈴木啓水先生
鈴木啓水先生
日本書道協会本部講師・通信教育部指導課主任講師、文部科学省後援硬筆・毛筆書写検定東京都審査委員、啓友書道会主宰。『楷行草 三体筆順字典』『くずし字字典』ほか著書多数。
 

文字の書き方であなたの性格が丸わかり!文字の『癖』に表れる深層心理とは?

 

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