2018.01.18

長財布より小さい財布がいい?お金が貯まる財布の5つの特徴

長財布より小さい財布がいい?お金が貯まる財布の5つの特徴

なかなかお金が貯められないのはなぜ?今回は、すべての人に身近な存在である「お財布」から、お金を貯められるタイプの人か、貯められないタイプの人かを診断します。ファイナンシャル・プランナー(FP)で家計管理のプロ・山口京子さんが、お金が貯まる財布の特徴をご紹介します。

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お財布に表れる?お金が「貯まる人」と「貯まらない人」の違い

同じくらいのお給料なのに、お金が「貯まる人」と「貯まらない人」がいます。若いうちの貯金の差はわずかでも、老後へのカウントダウンが始まる50代では、「貯金が5万円しかありません」という人と「3000万円くらいあります」という人が出てくるなど、大きな差になることも。この差はどこから来ると思いますか?

預金残高は、単なる数字の羅列ではなく、その人の習慣でできています。毎日の習慣の積み重ねが、預金通帳に残る数字を大きくしたり、小さくしたりするのです。そして、その人の習慣が一番よく表れるのが、お財布。お金が貯まらない人の家計診断をするときは、まずお財布を見せていただきます。家計簿よりもお財布を見た方が、どんな生活習慣で、どんなお金の管理をしているかがわかるからです。

これでは貯まらん!お金泣かせのNG財布

それでは、実際に「お金が貯まらない」とご相談にいらっしゃった女性のお財布をご覧いただきましょう。

すてきなお財布ですが、ホックがはまらないほどふくれています。嫌な予感がします。

中身を出してもらうと……。

現金、カード、レシート、お守り、お土産、そして「これ、何でしょう?」とご本人もわからない謎のメモやグッズまで、どんどん出てきます。

「わ、ラッキー割引券だ!」

と思ったら、

残念!期限切れ……(涙)

「使うの忘れてました……」

財布が整理できていないと、こんな具合にお得にお買い物をするチャンスも失います。人生のチャンスまで失わないようにしたいものです。

「分別」で、お財布の中を整理!

お財布は、カードホルダーやごみ箱ではありません。お財布の中身をすっきり、「いる」「いらない」「お留守番」に分けましょう。

経費精算用のレシートやキャッシュカード、クレジットカード、ポイントカードが入っているお財布は、その先のお金とつながる場所です。ここを整理することが、お金が貯まる人になる近道。まず、いらないものを捨てます。

絶対に溜まらない、もらっただけのポイントカードや、期限切れのポイントカード。なんとなく突っ込んでいたレシートや、メモ、なぜだか入っている袋。こういったものは、「いらない」ものとして捨ててしまいましょう。

次に、お財布に入れておきたいものを選びます。普段使うキャッシュカードとクレジットカード、お店のポイントカード、金券などなど。1ヵ月のうちに使うものは、「いる」ものとしてお財布に入れておきましょう。

残りは、捨てないけれどお財布には入れない、お家で「お留守番」するものです。お留守番するカードは、お買い物の予定があるときにお財布に入れればいいので、毎日お財布に入っている必要はありません。ショップカードなどは、かえってお財布に入れない方が、衝動買いを抑えられるかもしれません。

何年も使っていない銀行口座やクレジットカードは、この機会に解約しましょう。ついお金を入れ忘れて、クレジットカードの引き落としができないことがある人は、要注意です。個人信用情報に未納の記録が続くと、ある日カードが使えなくなったり、車やマイホームのローンが組めなかったりします。銀行には、総合口座として定期預金をセットしておきましょう。普通預金に残高がなくても、一時的に定期預金から貸し付けをしてくれます。

お財布を整理した結果……。

ダイエットに成功。スリムなお財布に大変身。ただ、カード入れにぎゅうぎゅうカードを詰めていたため、カードが1枚しか入っていないと落ちてしまいます。危ないので、一時的に別の場所にカードを入れ、新しいお財布を買うことをおすすめしました。

スッキリきれい!これぞお金が貯まる財布

「お金が貯まるようになるには、どんなお財布がいいんでしょうか?」とよく聞かれます。新しいお財布を買っただけでは、お金は貯まりません。預金残高は、あなたの習慣でできていると言いましたよね。金ピカのお財布を買っても、今までと習慣が変わらなければ、預金残高も変わりません。

実際に先ほどの女性も、新しくお財布を買ってもすぐにこの状態になってしまうので、2年に一度くらいのペースで買い換えていたそうです。ちなみに、私のお財布は、こんな感じです。

名刺入れより小さいお財布。重さは32グラムです。

お財布にお金がいくら入っているかが見やすいので、あといくら使えるかが常に把握できます。もちろん、「お財布のお金がなくなったら預金口座から下ろす」のではなく、月にいくら下ろすかもあらかじめ決めています。

先ほどのお財布と並べると……。

私も最初は、「小さいお財布にしたら、お金が窮屈な思いをして金運が下がって、収入が減るかしら……」と、ドキドキしていたのですが、その点は影響なく、むしろ以前より収入アップ!さらに、最低限の現金しかお財布に入れないので、無駄遣いもしなくなり、よりお金が貯まるように。現金代わりにデビットカードを使えば、お釣りの小銭がジャラジャラすることもありませんし、使ったお金は即座に銀行口座から引き落とされるので、あといくら使えるかを常に意識できます。

長財布?小さいお財布?お金が貯まる財布の5つの特徴

最後に、お金が貯まる財布の5つの特徴をご紹介します。

  • 1:お財布を大事にしている(=お金を大事に扱っている)
  • 2:小銭は少ない(=お金を計画的に使っている)
  • 3:レシートはこまめに出し、捨てる前に見直す(=自分の買ったものを振り返っている)
  • 4:ポイントカードは、今月使うものだけ入れる(=ポイントを言い訳に無駄遣いしていない)
  • 5:クレジットカードとキャッシュカードは、それぞれ2枚以上入れない(=お金の管理ができている)

お財布を小さいものにすると、中に入れるクレジットカード、キャッシュカード、ポイントカードを見直すことになります。そこで「今まで、ポイントを言い訳に無駄遣いしていたな」「もっと近いところで安いお店があったかも!」などの気づきがあります。

また、レシートをたくさん入れておけないので、必然的に1~2日で出すことになります。そこで、自分の買ったものを振り返り、「ちょっと買いすぎた……」と思ったら、翌日から「引き締めていこ~」とすぐに行動にうつせます。

長財布がダメ、ということではありません。大事なのは、お財布の中身をスッキリと整理すること。こちらの写真は、お金が貯まる人の長財布です。薄くて、無駄なものは何も入っていませんよね。

大きなパンパンのお財布を持っている人は、おおざっぱな人が多いです。何でもかんでもお財布に入れるので、本当に必要なものがすぐに出せないことも。そのため、せっかくの割引券が使えなかったり、いつもお札で買い物をして小銭がいっぱいになってしまったり。お金はくずすと逃げ足が速くなると言われますので、お札をくずすことでお金が減るスピードがアップしている……ということにもなりかねません。

ぜひ、ご紹介した「お金が貯まる財布の5つの特徴」を意識して、今日からお金が貯まる習慣が続けられるように、スッキリしたお財布を目指してください!

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執筆者プロフィール
山口京子(やまぐちきょうこ)さん
名古屋出身。大学在学中からテレビ・ラジオに出演。卒業後はフリーアナウンサーに。お金好きが高じてファイナンシャルプランナーの資格を取得。新婚当初、手取り20万円台から、マイホーム購入。2年で完済費用を貯める。現在はWEBや雑誌、テレビ、ラジオで活躍中。

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