「これまでは時間やお金を子どものために注いできたけれど、これからは自分のライフスタイルも見つめ直したい!」「気分一新、新しいことにチャレンジしたい!」……ドタバタだった子育てがようやく落ち着いて自分の時間が持てるようになり、そんな思いを抱く女性は多いようです。
子育てが一段落する時期は、改めて自分を磨き直し、生活をより豊かにしたり、新たな仕事を始めたりする良いタイミング。そんなときに力になってくれるのが専門の知識・教養や資格です。まずは自分の興味がもてることから始めてみましょう!
育児を終えたママ世代の皆さんにおススメしたい資格のポイントは、
の2つです。以下に一例をご紹介しましょう。
「住まいのスペシャリスト」の資格。インテリアの専門知識を身に付けることで、自宅の空間をより暮らしやすく、快適に演出することができます。最近、ハウスメーカーやリフォーム会社では家庭生活経験が豊富な女性を営業やプランナーとして積極採用しているので、就職のチャンスにもつながります。
住宅関連の営業やプランニングのお仕事は、対話する相手が家庭の主婦であることが多いもの。家事の効率化やメンテナンスのしやすさなど、主婦の目線で、自身の生活体験や実感をベースに提案できるという点で期待を寄せられているのです。
インテリアコーディネーター講座へのリンク
個人を対象に、ライフプランをふまえたマネープランの提案を行う資格。日々の家計管理や計画的な貯蓄など、「お金」をムダにせず、効果的に使うための知識がつきます。FPが活かせる仕事は、生命保険のアドバイザー職や不動産会社で土地活用提案を行う営業職など。これらの職種は未経験者でも受け入れられやすく、業績次第では高収入も期待できます。
ファイナンシャルプランナー(FP)講座へのリンク
調理分野の王道資格である「調理師」、中医学の理論にもとづき健康的な調理法を習得する「薬膳コーディネーター」、野菜の選び方・効能・料理での活かし方の知識を身に付ける「野菜スペシャリスト」など。
年齢を重ねていくにあたり、健康維持のための食生活の管理もより大切になってきます。料理に慣れている人も、ワンランクアップを目指してはいかがでしょうか。専門知識を活かして、教室を開いたり、Web記事を執筆したりして収入に結び付ける道もあります。
調理師講座へのリンク
薬膳コーディネーター講座へのリンク
野菜スペシャリスト講座へのリンク
おしゃれを楽しむ余裕ができた今、ネイルケアやアートを自分で施すスキルを学んでみるのもいいかもしれません。プロのネイリストとして活動したい場合、お客様からの信頼を得るためにも、資格はぜひ取っておきたいものです。
子どもが独立して家を出たあと、空いた部屋を利用して「おうちサロン」をオープンする方もいます。ほかにも、美容室・カフェ・商業施設などにネイルブースを設けてサービスをしたり、「出張スタイル」でサービスをしたり。ネイルサロンでアルバイトから始めることもでき、働き方はさまざまです。
ネイリスト講座へのリンク
モノが片付かない原因や問題点を見つけ出し、根本から問題を解決する「お片付けのプロフェッショナル」の資格。整理収納術を身に付ければ、自宅がスッキリしてより快適な空間となり、家事の効率も上がります。個人へのアドバイザーとして働く道があるほか、家事代行サービスなどの仕事をするにも活かせるでしょう。
整理収納アドバイザー講座へのリンク
「勉強するなんて久しぶり!」というママも多いのでは。「ちゃんと頭に入るのか自信がない」「そもそも勉強すること自体がおっくう……」という人は、次のような学習法を試してみてはいかがでしょうか。
家事をしている間、講義の音声や動画を流しておく
机に向かってテキストを読んで勉強…というスタイルに抵抗がある人は、料理中や掃除中、洗濯ものをたたんでいる間などに講義の音声や動画を視聴する「ながら勉強」を試してみては。テキストの文字を読む以上に、耳や目を使ったほうが頭に入りやすいこともあります。
目につきやすい場所にメモを貼っておく
「暗記が苦手」という人は、例えば冷蔵庫などに覚える用語のメモを貼っておく手も。開閉するたびに目に入り、記憶に残りやすくなります。洗面所、トイレなど、毎日必ず行く場所にメモを貼っておいても良いでしょう。
ママ友を練習台に実技を磨く
ネイルなど「実技」が伴う資格の場合、ママ友に協力してもらい、練習台になってもらっては?お茶をしながら、楽しんでトレーニングすることができます。
子どもと一緒に勉強
「子どもが宿題をする時間に自分も勉強」などとルールを決めてはいかがでしょう。「今から1時間、一緒にがんばろうね」と子どもと同時にスタートすれば、お互いダラダラ過ごさずに集中できるでしょう。子どもも、ママが努力する姿にきっとプラスの刺激を受けるはずです。
久しぶりの勉強は「気負わず、マイペース」で。資格を取得した後にイキイキと活動する自分の姿をイメージしながら、楽しんでチャレンジしてみてください。