仕事や家事を早く終わらせるには、やるべきことを明確に把握して、予定を立てることが大切です。今日やるべきことを書き出して、3つに分けて管理することで、時間の無駄をなくすことができます。
3つのカテゴリー
やるべきことの種類によって、取りかかる時間帯もプランしましょう。
まとまった時間がとりやすい朝や午前中は、「集中作業」をする。「ながら作業」は打ち合せやメールが多くなる午後にする。「小用」はメモに書いて自分の目の入るところに貼っておき、ちょっとしたスキマ時間にぱっと片付けましょう。
こうやって、やるべきことを管理することで、「頑張ったのに終わらなかった」「結局取りかかる時間がなかった」ということを防げるようになり、自分のための時間を作ることができます。
次のステップとしては、作業の「ルーチン化」です。日々の仕事や家事の中にも、考えてみれば難しくないけれど、毎日必ずしている作業ってありますよね。それを「マニュアル化」することで作業に無駄がなくなり、自分の時間を作りやすくなります。
例えば、メールチェックに1日中追われて、他の作業がなかなか進まないという人は、朝出社後に30分、昼食後に30分と、毎日決まった時間に集中してメール対応すると決めてみてはいかがでしょうか?あらかじめ段取りや流れを思い切って決めれば、作業に集中する余裕ができるので、普段なら1時間かかる仕事も、今日は30分で終わった!なんていうこともあるかもしれません。仕事がサクサク終わる楽しさと、自分に使える時間が増えることで、より充実した毎日を楽しく過ごせるようになります!
「やるべきこと管理」と「ルーチン化」ができたら、「スキマ時間」を有効活用できれば完璧です。
1日の通勤時間や移動時間、待ち時間は貴重な時間だとわかっているけど、一つ一つのスキマ時間は短いし何をしていいのかわからない、という方は多いのではないでしょうか。そんなあなたにオススメしたいのが、スマホの有効活用です。ゲームをしたりSNSをチェックするのも息抜きとして必要ですが、例えば、アプリを使って電車の中で毎朝英語の勉強をしたり、資格のテスト対策をするだけで、勉強の習慣が自然と身につきます。
また、スケジュール管理アプリを使って、朝にその日の予定とチェックリストを作り、帰りの電車でそのタスクがちゃんと消化できたかチェックすることで、自分の時間の使い方がはっきり見えてくることも。習慣化することで、少しずつ自分のために使える時間が増えていきます。
タイムマネジメントといわれるとなんだか大変そうだなと敬遠しがちですが、「やるべきこと管理」「ルーチン化」「スキマ時間」のつのコツをうまく活用するだけで、誰でも簡単にできるようになります。このスキルは仕事だけでなく、毎日の生活にも、勉強にも、プライベートにも活きてくる一生モノです。
言ってみれば、タイムマネジメントは「この瞬間の自分」から「将来の自分」への明確なルートを示すこと。それができればどんなに遠い目的地でもたどり着けます。とりあえず走り出すのではなく、少し視点を引いて俯瞰してみることで、色んな近道やより有意義なルートが見えてきて、最終的には時間短縮にも繋がります。そうして生まれた時間の余裕を、自己投資に活用してみるのはいかがでしょうか。
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