2018.06.07

電子マネー派?現金派?世の中のキャッシュレス度を大調査!

電子マネー派?現金派?世の中のキャッシュレス度を大調査!

電子マネーが急速に普及している中で、現金派やクレジットカード派、電子マネー派のそれぞれが、さまざまな理由で支払方法を選択しているようです。実際、電子マネーは便利なの?デメリットはないの?今回は全国20代~50代の男女を対象に、どの支払方法が選ばれているのかを大調査!今後の支払方法についての展望とともに、ファイナンシャルプランナーの二宮清子さんが解説します。

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みんなは現金派?電子マネー派?調査結果をご紹介!

みんなは現金派?電子マネー派?調査結果をご紹介!

みなさんは買い物をする時、どんな方法で代金を支払いますか?20代~50代の男女を対象に、最もよく利用している支払方法を調査しました。

  • 1位:現金…289人(65.1%)
  • 2位:クレジットカード…120人(27%)
  • 3位:電子マネー…32人(7.2%)
  • 4位:その他…3人(0.7%)

なぜその支払方法を選んでいるのか、その理由もご紹介します。

1位の『現金』派は、多い方から「いくら使っているのか把握しやすい」「安心して使えるから」「無駄遣いしないから」「現金以外対応していない店に行くことが多いから」といった理由で、主に家計管理の観点から現金で支払いをしている方が多いようです。

2位の『クレジットカード』派は、多い方から「ポイントが貯まるから」「急な買い物も気軽にできるから」「分厚い財布を持たなくてすむから」「安心して使えるから」といった理由で、主にポイント獲得や利便性の観点からクレジットカードで支払いをしている方が多いようです。

3位の『電子マネー』派は、多い方から「支払いが早いから」「ポイントが貯まるから」「分厚い財布を持たなくてすむから」「少額でも払いやすいから」といった理由で、主にスムーズな決済やポイント獲得の観点から電子マネーで支払いをしている方が多いようです。

電子マネーはやっぱり便利?メリットやデメリットを確認しよう

電子マネーはやっぱり便利?メリットやデメリットを確認しよう

電子マネーのメリットと言えば、カードやスマートフォンをかざすだけでスムーズに決済が完了する点です。サインや暗証番号を入力する手間がありません。また少額でも気にせず使えるので、小銭が増えることもなく財布はスッキリします。またクレジットカード同様、0.5%~1%のポイントが貯まるのも魅力で、同じお金を使うならポイントがついた方がお得というわけです。

反対に、電子マネーのデメリットは、現金を取り出す手間がない分「お金を使っている感覚」が薄まり、浪費が加速しやすい点です。店側の視点に立つと、電子マネーやクレジットカードを導入する理由のひとつに「売上向上のための販売促進策」があります。つまり、電子マネーやクレジットカードの利便性によって、よりたくさん買ってもらおうという販売戦略です。そういった側面もあることを理解したうえで電子マネーと付き合っていかなければ、いつの間にか浪費が進み、家計が赤字になってしまうでしょう。

電子マネーは、コンビニに行く頻度を減らして「ついで買い」を避け、ドラッグストアや大手スーパーで本当に必要なものだけをまとめて買うようにするなど、賢く使うのがコツです。ほかにも、決済するためのカードやスマートフォンの紛失や盗難リスクに対し、残高が補償されない場合があるので注意が必要です。

電子マネーが普及しても、現金派が多いのはなぜ?

電子マネーが普及しても、現金派が多いのはなぜ?

電子マネーが普及しても、依然として現金で支払いをする人が多いのはなぜでしょう。要因のひとつとして、バーチャルなお金の流れや、ITや機械への不信感が根強いということが挙げられます。日本人の現金への信頼の大きさがうかがえますね。

現金払いのメリットは、やはり安心感です。財布から現金を出す作業は「お金を使っている感覚」を得やすく無駄遣いから家計を守るため、安心してお金を使うことができます。

反対に、現金払いのデメリットは、ポイントという恩恵を受け取れないことでしょう。現金払いにこだわるがゆえに、ATMで引き出し手数料を取られてはさらに損です。

現金払いは金銭感覚を磨くので、若くて金銭感覚が未熟なうちは現金払いの方がベターです。しかし、しっかりとした金銭感覚が身につけば、電子マネーやクレジットカードなどをスマートに使いこなすことも、生活の質を高めることに繋がります。

これから先、電子マネー派が増えて現金派は減っていく?

これから先、電子マネー派が増えて現金派は減っていく?

ユーロ圏諸国で500ユーロの廃止が決まっているように、高額紙幣の廃止やキャッシュレス化は、今後も続くと考えられます。また、中国はすでにキャッシュレス大国ですが、スマートフォン一台でどこのお店でも支払いがすむと言われ、日本でも2020年のオリンピック開催に向け、経済産業省が「キャッシュレス化に向けた方策」を打ち出しています。

「訪日外国人が旅行中に困ったこと」(※)では、両替が6位、クレジット・デビットカードの利用が7位に挙がっていることから、「海外発行クレジットカード等での現金の引き出しが可能なATMの普及」「地方商店街や観光地等でのクレジットカード等決済端末の導入促進」についての取り組みが進んでいるため、今後は、小規模な店舗でもキャッシュレス化が進むでしょう。

スマートフォンが普及し、今では生活必需品になっているように、今後は現金派の方も、電子マネーやクレジットカードを、状況に応じて柔軟に使いこなす能力を身につけることが必要不可欠になるかもしれません。

ファイナンシャルプランナー(FP)講座へのリンク

※出典:「『訪日外国人旅行者の国内における受入環境整備に関するアンケート』調査」(観光庁) (http://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_000233.html)(2018年4月16日に利用)

執筆者プロフィール
二宮清子(にのみやきよこ)さん
日本FP協会会員、ファイナンシャルプランナー。家庭科教師として勤務し、生徒に家計管理についても教えていた2001年に、ベストセラー「金持ち父さん、貧乏父さん」を読み、お金や投資に目覚め、お金とは何か?と考え始める。家計やお金と真剣に向き合うことで、心もより幸せに豊かになるにつれ、もっと多くの人達に「幸せに豊かになるお金の使い方」「資産形成できる家計管理」をお伝えしたいと志がめばえ、2011年に独立系FP事務所「幸せマネープラン」を開業。

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