今回最も多かった声が、「産後は、まとまった時間が取れない!」というもの。毎日必死に子育てしていると、今まで当たり前にできていた掃除の時間を捻出するのもなかなか大変。ベビーグッズや洋服が増える産後に備え、思い切って“断捨離”をおすすめするママが多く見られました。
「出産前に、大々的に自分の洋服や物を整理しておけばよかったと痛感。子どもは成長が早く、とくに乳児期は数もたくさん必要なため、洋服を買うサイクルが早いんです。ものすごい勢いで洋服が増えて収納に困っています」(Tさん)
「家族が増えると、それに比例して家の中の物も増える。妊娠中にいらない物は断捨離。細かいところの大掃除をして部屋をスッキリさせておくと楽な気がします」(Nさん)
出産前は気づかなかったけれど、映画館や美術館など静かに楽しむ場所は意外に多いですよね。そんな大人遊びを、出産前にしておけばよかったと後悔している先輩ママはかなりいる様子。外食もなかなかできなくなるので、夫婦でたっぷり楽しんでおくと良さそうです。
「子どもNGのレストランや映画など、大人しかできない外出を楽しんでおけばよかった。子どもは体調を崩しやすく、数ヶ月先の予定を立てるのが難しいので、コンサートや演劇なども行っておくといいかも」(Sさん)
「夫婦で旅行に行けばよかったですね。とくにヨーロッパをはじめとする海外はフライト時間が長く、幼児でも厳しいし、旅行代金が高くつくわりにはステイ中も育児中心で楽しめないと思うので……」(Yさん)
約10ヶ月という長い妊娠期間を、「自分磨きに使えばよかった!」「使ってよかった!」という声も多数。体調が安定してきたら、“大人の夏休み”だと思って母力磨きや、産後の職場復帰に備えるなど、自分の未来のためにも時間を使うと、有意義なマタニティーライフを送れそうですね。
「妊娠中は時間があるので、チャレンジしたかったことに挑戦する絶好の機会。バリバリ仕事をしていたときにはできなかった料理教室など、子どもが小さいと通うのが難しいので、妊娠中に通っておけばよかったと思っています」(Rさん)
「産後も働きたかった私。育児を中心にしながら働くと、キャリアロスになるかもという不安があったので、妊娠期間を使ってスキルアップのために資格を取得しました。出産後はじっくり打ち込む、定期的に習うといった時間を捻出するのが難しいので、職場復帰やワーママを視野に入れている人は、自分を高める時間に使うのもアリ!」(Fさん)
キャリアロス:休職などで仕事を離れることによる知識やスキルの低下、査定・昇進など評価面でのマイナス
ママの数だけ後悔がある……。といっても過言ではない!?最後は少数ながらも先輩ママがしみじみと体感した、リアルな後悔を一挙にご紹介します。
「大きいおなかでマタニティー写真を撮っておけばよかった」(Iさん)
「引っ越し。一度保育園に入ると、他の地域に移るのが大変だから」(Mさん)
「体力作り! 親が風邪を引いたら大変だし、子どもとの日々はひたすら体力勝負です」(Cさん)
「ママ友作り。なかなかできない(涙)」(Jさん)
「会いたい人にあっておく」(Oさん)
「親に自分の子ども時代の話を聞いておく」(Nさん)
先輩ママの本音トーク、いかがでしたか?どれも参考になり、実践したいものばかりですよね。とはいえ妊娠中の一番の仕事は、健康であること!そのうえで、無理のないようにマタニティー期間を楽しみましょう!