原因1:寒暖差が危険! オフィスや車内の冷房
冷房で冷えたオフィスで長時間仕事をしていると、体の芯まで冷え切ってしまいます。それがひとたび外へ出ると、直射日光と高温にさらされ……結果、体が急激な寒暖の差についていけなくなり、自律神経のバランスが崩れて代謝が落ち、太りやすくなったり、夏バテを引き起こしたりすることも。
対策1:上着や膝掛け、腹巻きで寒さからガード
自宅のエアコンと違い、オフィスの冷房は好みの温度に設定することができません。寒いと感じたら、上着を羽織ったり、膝掛けを使って調整しましょう。また、自分がかいた汗で体が冷えてしまう「汗冷え」を防ぐため、暑い外から冷えた室内に入る際は、まず汗を拭いてから上着を着用するのもいいですね。おなかと腰を温めると、全身が温まりやすくなるので、薄手の腹巻きを着用してみるのもおすすめ。
原因2:アイスコーヒーや冷たい麺類! 冷たい食べ物で内臓が冷える
暑い季節は冷やし中華やアイスコーヒー、アイスクリームなど、冷たい物がおいしいですよね。でも、暑いからといって冷たい物ばかりを摂っていると、内臓まで冷えてしまいます。臓器の血行が悪くなると、下痢や便秘、肌荒れ、さらには免疫力が低下して感染症にかかりやすくなってしまう可能性もあるので、注意が必要です。
対策2:飲み物や食べ物は体を冷やさないものを
冷たい食べ物は避け、汁物や生姜を使った体が温まるメニューをチョイスしましょう。デスクで飲むものも、温かいドリンクがおすすめ。お湯で溶かすだけでおいしいジンジャードリンクが作れるポーションもあるので、オフィスに常備しておくと◎
・軽いストレッチ&アロマで副交感神経を刺激
体が冷えると血流が悪くなります。そこで、1時間に1回程度、足首をくるくる回したり、両腕を伸ばしたりなど簡単なストレッチを行い、滞った血行をうながすようにしましょう。リラックスできるアロマの香りを嗅ぐことで、副交感神経を刺激させるのもおすすめです。副交感神経とは、自律神経のひとつで、リラックスや休息を司っているもの。この副交感神経が優位になることで、血管が拡張して血の巡りがよくなるといわれています。
・シャワーだけはNG! 暑い夏こそお風呂に入ろう!
冷えを追い出すには体をしっかり温める必要があります。夏はシャワーだけで済ませてしまう人も多いかもしれませんが、ぬるめのお湯にじっくり浸かりましょう。体が温まるだけでなく、体中の血管が拡がり、血行が良くなって冷えが改善するといわれています。お風呂でたっぷり汗をかくことで、リフレッシュにも効果的です。
・継続が大事! 日々の生活に運動を取り入れよう
男性よりも女性に冷え症が多いのは、女性が男性に比べ筋肉量が少なく、基礎代謝が低いから。筋肉をつけるため、普段の生活のなかで毎日できる運動を取り入れましょう。たとえば、エレベーターやエスカレーターではなく階段を使う、電車では立つ、ひと駅分歩いてみる、寝る前にヨガやピラティスをしてみるなど、無理のない範囲で続けてみることがポイントです。
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