ボーナスでまとまったお金が入ったら、日ごろ頑張っている自分へのご褒美として有意義に使いたいものですよね。好きなものを買ったり、行きたかったところへ旅行に行ったり、まとまったお金がないとできないことをこの機会に思い切ってやってみるのもいいでしょう。それによってモチベーションも上がり、今後の仕事の励みにもつながります。しかし、将来への備えとしてある程度の貯金も必要です。冠婚葬祭や家電の買い替えなど、突然の大きな出費に備えることも忘れずに。
また、ローンがある人はボーナスの一部を繰り上げ返済に充ててみては? 早く返済すれば利息を減らすことができるので、無駄な支出を減らすことができます。このように使い道は様々ですが、まずはボーナスが支給される前に、どんなことにいくらお金を使うか、ローンの返済にいくら充てるか、貯金はどれくらい必要かなど、しっかり計画を立てておきましょう。
「ボーナスを何か特別なことに使いたい」と考える人は、未来の自分のために活かしてみませんか?例えば、ボーナスを資金に習い事を始めたり、仕事に活かせる資格の勉強をしたりして、スキルアップを図るのもひとつの方法です。
そのほか、投資に回してお金を賢く運用するのもいいかもしれません。貯金と投資を比較すると、貯金は預けるお金(元本)が減る可能性はほとんどありませんが、低金利の今は定期預金にしても利息はわずかです。一方、投資では元本が減る可能性はあるものの、大きく殖やすことも可能。「少なからずリスクのある投資に、高額なお金を使いたくない」という人のために、少額でできる積立投資もあります。
また、例えばワインを購入し、それを高値で売って利益を出す「ワイン投資」のように、趣味を兼ねたユニークな投資もあります。「ワイン投資」とは、できたての若いワインを購入し、ビンテージもののワインに仕立ててから売ることで、その価格の上昇分が利益になるというもの。ただ、保管の仕方がワインの質を左右するため、保管は専門の会社に委ねることになります。そのための手数料を支払う必要があるので、それを差し引いて利益を出せるかどうかが難しいところ。
このように、投資を始めるにあたってはそれなりの知識を身につける必要がありますが、大事なお金を大きく殖やすことができたら、その分喜びも大きいものです。
ボーナスのようなまとまったお金は、貯金するのも良いですが、せっかくなら賢く使い、未来の自分自身に投資していきましょう。
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