下記の4つから、正解と思われるものを選んでください。
正解は4の、「子どもの年齢に合せながら、一緒に管理していく」です。
民法上、子どもが未成年のうちは、その財産は親(親権者)が管理する権利を有しています。とはいえ、子どものお金なので、当然、親が勝手に使うことはNGです。
子どもの金銭感覚は未熟なうえに、お年玉や入学祝いは高額になりがちなので、親子で一緒に管理することは大切です。ただ、すべて親が管理するのではなく、子どもの年齢に合せ、子どもが管理できる程度の金額は、子どもに任せるのもいいでしょう。たとえば、お年玉を1万円もらった場合、小学生ならば1,000円は自分で好きな物を買う自由なお金として持たせ、残りの9,000円は銀行に預金する。高校生ならば、5,000円は自由に使わせ、残りの5,000円は預金するというように、親子で調整しながらお金を管理することが大切です。
お年玉はすべて貯蓄するご家庭もありますが、将来子どものために使うとしても、子どもが自由に使えるお金がまったく無いのは理不尽ですよね。また、子どもに「親に勝手に使われた」と思われてしまうことも。お年玉をどのように扱い管理していくのかを、子どもと話し合いながら決めることはとても大切です。
子どもに「お小遣い」を与える一番の目的は、「お金を使う経験を積ませる」ことです。子ども時代に、お小遣いの範囲内で、小さな失敗と成功を繰り返しながら金銭感覚を磨いていく必要がありますので、すべてを貯蓄し「お金を使う経験」を奪い過ぎないように注意しましょう。
下記の4つから、正解と思われるものを選んでください。
正解は4の、「年末ジャンボなどの宝くじ」です。
年末ジャンボやサマージャンボといった宝くじは、クレジットカードで買うことができません。
※ みずほ銀行の「宝くじラッキーライン」に申し込めば、インターネットやスマートフォンなどから、口座引落しで宝くじを買うこともできます。
基本的に、換金性の高い物は、「ショッピング枠の現金化」という違法な取引を防ぐために、クレジットカードで買うことができません。従って原則として、切手や葉書、収入印紙、商品券などの金券は、クレジットカードで買うことができません。しかし、「郵便局のネットショップ」であれば、年賀状や切手、葉書をクレジットカードで買うことが可能です。また商品券などの金券も、次のような場合にはクレジットカードで買うことができます。
商品券については、VISAギフトカードならVISAカードで、JCBギフトカードならJCBカードでなど、使用できるクレジットカードが限定されはしますが、クレジットカードで買うことができます。また他にも、クレジットカードの加盟店になっている金券ショップであれば、クレジットカードで買うことが可能です。販売場所によってクレジットカードが利用できる場合とできない場合があるので、事前に確認しましょう。
車に関しては、クレジットカードは車検や修理代程度の金額の支払いに使われるのが一般的です。車両代までクレジットカードで支払うことはあまり一般的ではありませんが、ディーラーやクレジットカードによっては、限度額をクリアできれば利用できることもあるようです。
しかし、カード会社は通常、利用額の5%程度を手数料として取るので、販売益がそれ以下のものはクレジットカードでは買えないという事情もあります。ポイント目的でクレジットカードで買うより、普通に値引きしてもらったほうが得ということもあるでしょう。
下記の4つから、正解と思われるものを選んでください。
正解は4の、「使える旧札と使えない旧札がある」です。
日本銀行のHPを確認し、有効なお金であれば、額面通りの金額で使用可能です。しかし、実際に旧札をお店で使う前に、銀行や郵便局で現在のお金と交換してもらったほうが、使い勝手は良いでしょう。
日本銀行券の発行は、1885(明治18)年の「旧十円券」(通称:大黒札)以来、全部で53種類になりますが、うち31種類は法令により通用力を失いました。この結果、現在は発行されていないけれど有効な日本銀行券は、現行券を除いて18種類となっています。(参照:日本銀行HP「現在発行されていないが有効な銀行券」)
いかがでしたか?身近なお金の話も、意外と知らなかったのではないでしょうか?お金の知識は「生きるための知識」として、生活の役に立つものばかりです。身近なところからお金に対する興味を持ち、お金について学んでみてはいかがでしょうか?
私がファイナンシャルプランナーの勉強を始めた時、お金に関する大切な知識を得られた喜びや、もっと早く知りたかったという後悔など、喜びと後悔の気持ちで一杯になりました。今では、ファイナンシャルプランナーの資格を活かし、自分や家族、そして多くの方の豊かな生活や幸せのお手伝いができることが、私の生きがいとなっています。もしも「お金について知識が無くて不安……」「お金についてもっと知りたい!」という気持ちがあるのでしたら、一日も早く、お金についての勉強を始めることをおすすめします。
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