今年1位になったのは、人生設計や老後資金などお金に関する知識を身につけることのできる、ファイナンシャルプランナー(FP)でした。
1位:ファイナンシャルプランナー(FP)
お金のスペシャリストになって、自分の財産を賢く守ろう!
予測不可能で、移り変わりの激しい社会が続く中で、今大注目の資格です。税金、保険、年金などの幅広い知識を活かし、ライフプランの設計を行う専門家で、就職・転職に有利なだけでなく、自分の資産運用にも役立ちます。
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2位:TOEIC(R)テスト
世界共通語を身につけて、国際社会を生き抜く力をつける。
英語によるコミュニケーション能力を測る世界共通のモノサシ。日本の経済に左右されない、グローバル企業への就職・転職に有利です。
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3位:社会保険労務士(社労士)
独立開業も狙える、「人」に貢献できる仕事です。
年金、医療制度の不安や、少子高齢化問題などに的確なアドバイスができる社会保険労務士は、これからの時代に適した注目の資格です。さらに社労士試験の合格者を見ると、女性が約30%。他資格と比べても高い割合を占めています。社会保険労務士は正確さと緻密さが要求されるため、まさに女性のキメ細かさを存分に活かせる仕事といえます。
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ちなみに、ファイナンシャルプランナーは、4年連続で「武器になる資格」に選ばれており、世間一般のお金に対する関心の高さがうかがえる結果となりました。
次に、企業の採用担当者へ調査を行い、「就職・転職に武器になる資格」を探りました。その結果、採用担当者が採用を判断するときに重視している資格の1位は、「TOEIC(R)テスト」という結果に!
1位:TOEIC(R)テスト
「武器になりそうな資格」2位のTOEIC(R)テストが、ここでは1位にランクイン。多くの企業が海外赴任者の選定基準や、昇進・昇給の条件として採用しています。ハイスコアを獲得すれば、就職・転職の際の力強い武器となる事から、チャレンジする社会人は年々増加中!また、TOEIC(R)テストは、2016年に転職した方に聞いた「自身の転職に役立った資格」第1位にも選ばれています。
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2位:ファイナンシャルプランナー(FP)
「武器になる資格」1位のファイナンシャルプランナーがここでも上位に。税金・保険・年金など、身近な「お金の問題」に対し、専門的な知識と広い視野を持ってアドバイスを行える、注目の人材。顧客との信頼関係を築くには欠かせない存在のため、金融業界をはじめ、不動産、住宅メーカーなど多くの業界で求められています。さらに、宅地建物取引士(宅建士)や社会保険労務士(社労士)と組み合わせてダブル資格を狙えば、より一層仕事の幅が広がり、キャリアアップに活かすことができます。
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3位:宅地建物取引士(宅建士)
可能性が広がる!「取って損なし」のエキスパート資格。
「有資格者にしかできない3つの『独占業務』がある」「宅建業者では5人に1人以上の割合で有資格者を置く『設置義務』がある」――そのため、就・転職の非常に有利な武器になり、不動産業界のみならず、銀行・信託会社などの金融業界や建設業界などで、幅広く求められています。
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4位:社会保険労務士(社労士)
少子高齢化、年金・介護保険制度の不安などから社会的ニーズがあり、企業から評価されている資格。
また、企業は410万社、労働者は6,300万人いると言われている中、これを社労士の人数(約3万8千人)で割ると、社労士1人あたり、企業108社、労働者1,700人をサポートする計算となり、いかに社労士が不足しているかがわかるでしょう。まさに今、時代に求められている資格と言えます。
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5位:簿記
ニーズは常にあり!就職・転職に強い安定資格
簿記は、企業の経営に経理は必須要素です。資格を取ってお金の流れがわかれば、経理の仕事への理解が深まり、仕事の幅を広げることができます。また経理担当者はいつの時代も、どんな会社でも求められるので、持っておいて損のない安定資格とも言えます。
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さらに採用担当者に、「採用を判断する際に資格を重視したことがあるか」と聞いたところ、「資格を重視したことがあると」回答した人は75%。また、資格を重視すると回答した採用担当者うち、29.3%は「募集職種に関連する資格でなくても、『学ぶ』姿勢を評価する」と回答しており、学ぶ姿勢そのものに好意的であることもわかりました。
調査概要
調査対象:
1:20~40代男女996名(男性498名、女性498名)
2:20代~40代の採用担当者 200名(男性118名、女性82名)
3:20代~40代の2016年に転職をした方 200名(男性75名、女性125名)
実施期間:2016年11月4日~10日
実施方法:インターネット調査 対象地域:全国
2017年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査(株式会社ユーキャン)
https://www.u-can.co.jp/topics/research/2016-12/index.html
今回の調査で印象的だったのが、企業の採用担当者が「募集職種に関連する資格でなくても、『学ぶ』姿勢を評価する」と回答していること。仕事に役立つ資格はもちろん、たとえそうではなかったとしても、自分を高めるために日々努力している人は、魅力的に見えるのかもしれません。
今回ランクインした資格以外でも、世の中にはたくさんの資格があります。お給料アップや就職・転職のためだけでなく、資格取得の過程で学んだ数多くの知識は、あなたにとって貴重な財産となるはず。さまざまな資格を武器に、この厳しい時代をスマートに乗り切りましょう。