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2017.08.30

贈り物のプロが教える!敬老の日に贈りたい失敗しないギフト

大切な人に感謝の気持ちを伝える、「敬老の日」。年に一度、心を込めた、とっておきの贈り物をして、日頃なかなか言えない気持ちを伝えてみませんか?シニア世代に喜ばれる気の利いたギフト選びについて、ギフトコンシェルジュの裏地桂子さんに教えていただきました。

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「敬老の日」って、そもそもどんな日?

敬老の日は、戦後すぐに兵庫県で開催された「敬老会」が始まりなど、いくつかの説がありますが、シニア世代に感謝の気持ちを伝える動きが次第に全国的なイベントになったそう。「こどもの日」や「成人の日」があるように、シニア世代の長寿を願う日を定めよう!という声が高まり、今ではおなじみの国民の休日となりました。

そんな敬老の日は、お世話になっている大切な人へ感謝の気持ちを伝えるための絶好の日。心のこもった贈り物をしたいとお考えの方も多いでしょう。そこで今回は、贈り物のプロ「ギフトコンシェルジュ」の裏地桂子さんに、シニア世代に喜ばれる贈り物を選ぶコツを教えていただきました。

衣食住といったライフスタイル全般にも精通されている裏地さんが教える、「気の利いた贈り物を選ぶ方法」は、知っておいて損はありません。失礼のない贈り物選びの基本や、より気持ちが伝わり印象に残る贈り物まで、あなたもぜひ参考にしてください。

意外なところに落とし穴がある!?敬老の日の「贈り物のタブー」

最近は、贈り物のマナーも比較的自由になり、あまり厳しく考えなくても良いという風潮があります。しかし、シニア世代への贈り物はちょっと気遣いが必要な場合も。ここではまず、敬老の日にどんな贈り物を避けた方が良いか、いくつか例をあげてみましょう。

植物・鉢植え
植物は「枯れる」、鉢植えは「根づく」というワードを連想させることから、シニア世代に贈る場合は気をつけましょう。プリザーブドフラワーなど、保存できる加工を施した物の方が良いかもしれませんね。ただ、贈る相手が生花が好きだったり、園芸が趣味だったりする場合は、その限りではありません。

刃物
刃物は「(縁が)切れる」というイメージを連想させることから、敬老の日に限らず、贈り物としてはかなり気を遣うアイテムです。贈る相手が具体的に望んでいる、などといった特別な理由がない限り、選ばない方が良いでしょう。

モノトーンカラーの品
白黒のアイテムは、ストレートに「葬儀」を連想させます。シニア世代へ贈るのは避けた方が良いでしょう。ただこちらもやはり、贈る相手がモノトーンカラーを愛用していたり、希望したりしている場合は例外です。

そして、シニア世代への贈り物選びで一番気をつけたいのが、「お年寄り扱いしない」という気遣い。健康寿命が延び、元気で活躍されているシニア世代が増えている中、「いつまでも若々しく、元気でいてほしい」という気持ちを込めた贈り物を選ぶことがポイントです。

ただ前述の通り、一般的にタブーとされていても、相手の個性によっては喜ばれる物もありますので、そのことも覚えておきましょう。

敬老の日に贈りたい!おすすめギフト

日頃の感謝の気持ちを伝える、気の利いた贈り物。シニア世代には具体的にどのような物を選ぶと良いでしょうか。「これならきっと喜ばれる!」という、敬老の日にぴったりな、おすすめアイテムの例をいくつかご紹介します。

贈る相手の顔を思い浮かべ、ぴったりの贈り物を見つける喜びは、贈る側にとっても楽しい時間になるはず。敬老の日を一緒に楽しむつもりで選んでみませんか?

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ブランド米の詰め合わせ
「米」という漢字は「八十八」の組み合わせでできています。「八」の文字は「末広がり」の象徴とされていることから、お米は贈り物にふさわしい縁起物。いつまでも美味しい物を食べられる健康と長寿を願うという意味でも、ぴったりの贈り物です。最近は、2合ほどの小分けになったブランド米の詰め合わせが人気。ちょっとずつ、いろいろなお米を味わえる楽しさをお届けしてみてはいかがでしょうか。

趣味のアイテム
例えば、ウォーキングが日課の方にはスニーカー、ガーデニングを楽しんでいる方には手荒れをケアする質の良いハンドクリームを選ぶなど、趣味に役立つアイテムは、やはり喜ばれます。ポイントは「素材やつくりにこだわった物」を選ぶこと。必ずしも高価である必要はありませんが、スニーカーであれば個人の好みに合わせてセミオーダーしたり、ハンドクリームならオーガニック素材を選んだり、ちょっと特別感のある物がおすすめです。

手づくりのメッセージカード
やはり、直接感謝の気持ちを伝えることが、どんな物より喜ばれる贈り物になるでしょう。いつもは電話やSNSで連絡を取り合っている間柄でも、敬老の日は、あえて手づくりのメッセージカードをプレゼントしてみてはいかがでしょうか。お孫さんがいる場合は、その絵を添えても良いですね。直筆のメッセージや絵は、いわば「世界にひとつ」の贈り物。贈る側の近況を伝えられるという利点もありますね。遠方で直接贈り物を渡せない場合や、お金をかけたギフトを控えたいという時にもぴったりの選択です。

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デジタルフォトアルバム
たくさんの写真を、パソコンやテレビ画面に映して楽しめるデジタルフォト。旅行や記念日など、楽しかった思い出をデジタルフォトとして贈るのも、ちょっと気が利いていますよね。今は操作も簡単で、デジタルフォトをスマートフォンで見られるアプリもあるので便利です。ただし、やはりシニア世代はデジタルが苦手な方もいるので、選ぶ場合は、贈る相手のデジタルスキルがどの程度なのかを知っておく必要があります。また、必要に応じて設定も一緒にしてあげると良いでしょう。

アクセサリー小物
意外におすすめなのが、常に身につけて持ち歩ける物。お出かけ先で人に会った時に見せたくなるような小物がおすすめです。具体的には、バッグにつけるタッセルやキーホルダー、パスケースなどが良いでしょう。自分ではなかなか手を出せない高級ブランドの小物や、孫が手づくりしたオンリーワンの小物など、特別であることが伝わる物が喜ばれますよ。日常使いのアイテムは、贈る相手にさりげなく寄り添い、日々感謝の気持ちを伝えてくれるところも良いですね。

習い事
健康寿命が長くなり、今のシニア世代はとってもアクティブ。「まだまだ自分のスキルを伸ばしたい」「趣味を楽しみたい」という方には、物ではなく、習い事などの「体験」を贈ってはいかがでしょうか。

「ひとりでもマイペースに趣味を楽しみたい!」という方におすすめなのは、「スケッチ」や「ガーデニング」など。「皆で集まって成果を発表したい」「趣味を共有する時間を楽しみたい」という方におすすめなのは、「川柳」や「珈琲」などです。

習い事や体験を贈る場合には、あらかじめ相手の趣味嗜好をリサーチしておくことが大切。日頃から「興味がある趣味」や「今よりもっとスキルアップしたい習い事」などを話題にしておくと、選びやすいでしょう。贈る相手のライフスタイルがもっと豊かに、充実するような習い事をサポートしてあげるのも、敬老の日の新しい贈り物の形だと思います。

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プロフィール
裏地桂子(うらじけいこ)さん
裏地桂子(うらじけいこ)さん
ギフトコンシェルジュ。クリエイティブコーディネーター。
女性誌でライター、コーディネーターとして活躍。
衣食住ライフスタイル全般に精通し、食通、きもの好き、京都好きでも知られる。
現在は企業やショップの商品企画、商品セレクション、プロデュース、ブランディングなどを数多く手がけている。
個別指導の「草月流師範・裏地桂子のいけばな教室」を主宰。
著書『もの、好き。衣食住をセンスよく楽しむ心得』(講談社)、『ほめられきもの宣言』(小学館)など多数。
近著に『最上級のプチプラギフト100』(光文社)

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