靴を重ねて収納できる定番アイテムとしては、「シューズホルダー」が挙げられます。さまざまな種類がありますが、1足を重ねて収納できるようになっているため靴がバラバラになったりつぶれたりすることがなく、使用スペースが半分になります。
でも、靴箱の高さによってはシューズホルダーを使うと厚手のスニーカーやヒールの高いパンプスなどは入らない場合も。そのため、高さを考慮して「コの字ラック」を活用するのも1つの手です。デッドスペースを少しでも減らして、1足でも多く収納しましょう。
シューズホルダーやコの字ラックはいずれも100円ショップで手軽に買えます。うまく活用すれば、収納スペースが今までの2倍になりますよ♪
冬の間、ブーツは足元の最大の防寒具。寒いときは毎日履きまわしている、という女性は多いのではないでしょうか。でも、スニーカーやパンプスとは違い、冬が過ぎればこれほど玄関で邪魔になるものはありませんよね。
棚板の位置を調整できるタイプの下駄箱であれば、ショートブーツもロングブーツも収納可能。そのまま置くと場所を取ってしまうため、ブーツ1足が入るクリアケースに入れて収納してみてはいかがでしょうか。クリアケースに入れる際は、ブーツが互い違いになるように入れます。そうすれば幅1足分のスペースで倒れることもなく収納できます。クリアケース内の臭いが気になる場合は、脱臭剤や乾燥剤も入れておきましょう。
平らな板ではなく、パイプなどが使われているタイプの靴箱の場合、パンプスやミュールなどはかかと部分を引っ掛けることでスッキリと収納することができます。本来ならパイプ2本分使うところを、引っ掛ける方法であればパイプ1本分で済むためスペースが2倍になる収納術です。特別な道具も必要なく、すぐに実践できますよね。
ただし、ヒールが低いものは引っ掛かりにくいこともあるため、簡単に滑り落ちたりずれたりしないように麻ヒモなどを巻き付けておくと良いでしょう。
「靴は玄関に保管しなければならない」という固定観念は捨てましょう!何足、何十足とある靴でも、普段からよく履くものはそんなに多くないですよね。パーティーや冠婚葬祭などの特別な場面でしか出番のない靴は、箱に入れて押し入れやクローゼットなど、別の場所に保管しましょう。
ただし、「次に取り出したときにカビが生えていた……」なんて残念なことにならないよう、しまう前にクリーナーで汚れをしっかり落とし、乾燥剤や防虫剤でカビ対策を万全にした上で型崩れ防止のシューキーパーを使用してください。乾燥剤には新聞紙を代用することもできますよ。
シューズホルダーやコの字ラックなど、すぐに手に入るものを使うだけで、今までの靴箱の収納スペースが見違えるほど変わります。また、パイプを使用した靴箱であれば道具を使わずに発想の転換だけで収納力が2倍になるため、ぜひ試してみてください。
そしてこの機会に、収納作業をしながら履く靴・履かない靴の分別をしてはいかがでしょうか?履かない靴の中で「指先が当たって痛い」「履く機会がない」などの明確な理由があるものは、この機会に手放しましょう。
靴箱のスペースを考え直す、押し入れなどに別途保管する、捨てるのがもったいない靴は友人に譲るなどして、今ある靴をスッキリと整理してみてください。
靴の整理収納アイデア、いかがだったでしょうか。靴箱をきれいに整理できたら、次は少し範囲を広げて、クローゼットや押し入れの収納にチャレンジしてみませんか? ここでは、 今回は一人暮らしの女性向けに、クローゼットや押入れの収納術をご紹介します。