梅雨の時期は、室内もジメジメしがち。雨天時は洗濯物を部屋干ししたり、窓を閉めきって長期間過ごしたりすることもありますが、これらも湿気が増える原因の1つです。このような状態が続くと、壁や窓などにカビが生えてしまうことも。もちろん、食べ物なども傷みやすくなります。カビは風通しが悪く湿気の多い所に発生しやすいため、部屋の換気が必要不可欠です。
換気をすると、室内の空気が循環して湿度が下がります。雨脚が弱いときは窓をたまに開けたり、強いときは換気扇を回したり部屋のドアを開けたりして、できるだけ外からの新鮮な空気を入れましょう。換気をすると気分もスッキリするので一石二鳥ですよ♪
紙類、特に新聞紙は湿気対策に役立つアイテム。新聞紙は普通の紙と比べて表面がデコボコしているため、湿気を吸収する効果がより高いんです。
例えばクローゼットや押し入れ、靴箱などは、通常、扉を閉めておくことの多い所ですが、その分湿気がこもりがちに。しかし、中のスペースに合わせて古新聞紙を広げて敷いたり丸めて置いたりすることで、過剰な湿気を吸い取ってくれます。新聞紙が湿ってきたら、湿気を吸収したサイン!新しいものと取り換えましょう。
また、部屋干ししている洗濯物の下(つまり床)に新聞紙を敷き詰めれば、洗濯物から出る水分を吸い取って、部屋の湿度の上昇を防いでくれます。
湿気取りに使った古新聞紙は、天気が良い日に広げて乾燥させましょう。雨が降ったときに再利用できますよ。今まではゴミになるだけだった古新聞紙を再利用できるので、環境にも優しいんです。また、古新聞紙を使えば新しい除湿グッズを買う必要がなく、除湿機がなくてもOK。余計な電気を使うこともありません。環境にもお財布にも優しい、新聞紙を使った湿気取り。実践する価値アリ!ですよね♪
スーパーやドラッグストアなどで安価に購入でき、料理や掃除、脱臭など活用範囲が広い重曹。普段の家事で利用している方も多いアイテムですが、実は除湿にも効果があります。
重曹は湿気を吸収するので、市販の除湿剤の代わりとして活用できるのです。しかも、ベーキングパウダーとしても販売されていることから分かる通り、重曹は人体にほとんど害がありません。よって、室内で安心して使用できますよ。
使い方はとてもシンプル。空き容器に重曹を適量入れて部屋に置いておくだけ。部屋の広さや湿度の高さによって必要な量はまちまちなので、まずは重曹1カップ(150g)を容器に入れ、部屋の中で特に湿気が気になるところに置きましょう。その後、様子を見ながら重曹の量を調整することをおすすめします。
湿度が高くなりやすい場所は、押し入れやクローゼットの中など、日当たりや風通しの悪い場所、観葉植物の傍です。また、水分は空気よりも重いため、湿気は床の辺りに溜まりがち。重曹を入れた容器は、できるだけ床に置くことをおすすめします。
重曹を置く場合、口が広く開いた容器に入れてそのままでも問題ありませんが、重曹の粉が室内で飛び散ったりこぼれたりするのが気になる場合は、通気性のあるガーゼや不織布などで容器にフタをしましょう。設置した重曹が固まってきたら、水分を多く吸収している証拠。新しい重曹と交換してくださいね。
また、重曹に好みのアロマオイルなどを混ぜて使うと、部屋が良い香りで満たされます。手作りの芳香除湿剤として重宝しますよ♪
部屋の湿気対策というと、除湿機やエアコンの除湿機能などが一般的。でも、除湿機やエアコンを毎日長時間使用すると電気代が気になるところ。できればお財布にも体にも環境にも優しい方法で、しっかり除湿したいですよね。
梅雨は1年の中でも限られた期間です。身の回りにある物を上手に活用して湿気を撃退し、雨が続く日々も快適に過ごしましょう!
雨の日は、お出かけするのがちょっと憂鬱。そんなときは、おうちのインテリアをかわいくアレンジするDIYに挑戦してみませんか? 華やかなのに手軽に作れるファブリックパネルや昔懐かしいプラバンの雑貨、雨のニオイをリフレッシュしてくれるかわいいサシェなど、思わずワクワクしちゃいそうな、かわいいインテリアの作り方をご紹介します。