ファブリックパネルとは、木でできたフレームにファブリック(布地)を貼り付けたインテリアのこと。絵を飾るような感覚でお部屋を彩ることができます。今回は、発泡スチロールを使って、ファブリックパネルを作ってみましょう。木を扱うよりも気軽にチャレンジできますよ。
・材料:発泡スチロール、好みの布地(タオルやハンカチ、TシャツでもOK)
・道具:アイロン、両面テープ
1)布地にしっかりアイロンをかける。
2)布地の裏面を上にして広げ、その上に発泡スチロールを乗せる。
3)発泡スチロールの裏側に両面テープを貼る。
4)布地を引っ張りながら発泡スチロールに貼り付ける。
子どものころ、プラスチックの板に絵を描いてトースターで焼き、キーホルダーなどを作って遊んだことはありませんか? そんな懐かしいプラバンで、オシャレな雑貨作りを楽しみましょう。
・材料:工作用プラバン
・道具:油性ペン、穴あけパンチ、アルミホイル、カッター、オーブントースター
<ネームプレートの作り方>
1)プラバンを使いたい大きさにカットする。(完成すると縮むので注意。縮小率はプラバンのパッケージに書いてあるので参考に)
2)油性ペンで文字やイラストを書く。
3)穴あけパンチで穴を開ける。
4)アルミホイルを敷いたトレーに乗せ、プラバンが縮み切るまでオーブントースターで加熱する。
5)冷めるとすぐに固まるので、手早くクッキングペーパーに包んで分厚い本などに挟み、平らにする。(熱いので火傷に注意)
6)穴にチェーンを通し、完成。
この応用で、アクセサリーやインテリア小物を作ることができますよ。
プラバンは、縮むと色が濃くなり、塗料によっては色むらが出やすくなることも。まずは試し焼きをしてから始めるのがオススメです!
おゆまるとは、お湯につけるとやわらかくなり、冷めると固まる粘土のようなもの。やわらかいうちに自由に形を変えられます。100円ショップで買えるお手軽さも人気!
・材料:おゆまる
・道具:耐熱容器、型、箸など
<小物の作り方>
1)80度のお湯を注いだ容器におゆまるを1本入れ、3分ほどつける。
2)柔らかくなったおゆまるを箸などで取り出し、すばやく丸めて型に押し込み、空気が入らないよう上から押す。(熱いので火傷に注意)
3)10分ほど固まるまで放置し、型から外す。
スワロフスキーを飾ったり、おゆまるのなかにビーズやアクセサリーパーツなどを埋め込んだり、好きにデコレーションしてもOK! お部屋に飾れば、かわいいインテリアになります♪
おゆまるの特性を応用して、素材の型を取ることもできます。あたためたおゆまるに、型取りしたいものを押し付けるだけ。おゆまるが冷えて固まったら完成です! 型のなかに工作用の樹脂などを流し込むことで、小物作りが楽しめます。
たとえば、お気に入りのペンダントのチャームの型を取って、おそろいのピアスを作ることもできます。作り方は簡単。上記の方法でチャームの型をつくり、樹脂などを流し込んでチャームの複製を作ります。あとは、手芸店などで手に入るピアスのパーツに付けるだけ!
アイディア次第で素敵な小物が作れますよ。
アロマオイルを染み込ませた布やドライハーブを包んだ匂い袋、サシェ。バッグに忍ばせて持ち歩くもよし、ドアノブに吊るしたりクローゼットのなかに入れたりしてもよし。自分の好きな香りをいつでも楽しめます。
・材料:ドライハーブ(布地の大きさに合わせて適量)、コットン、アロマオイル、空のティーバッグ(100円ショップのお茶パックでもOK)、好みの布地、レースまたはリボン
・道具:はさみ、針、糸
1)空のティーバッグに、好みの量のドライハーブとアロマオイルを2、3滴垂らしたコットンを入れ、中身が出ないように折りたたむ。
2) 布地を好きな大きさに切る。裏返しにして折り、端を袋になるように縫う。
3) 袋状になった布地をひっくり返し、表にする。
4) 袋の中に1)を入れ、袋の口をリボンで結ぶ。
今回紹介したDIYグッズは、どれも100円ショップで手に入れることができるもの。手作りすることで、オリジナリティ溢れる1点モノのインテリア雑貨や、小物を手に入れることができます。おうちに飾れば、空間がパッと華やぐはず。好きなものに囲まれた生活は、心も癒してくれるもの。雨の日の休日に、ぜひチャレンジしてみてください!
もっとこだわってみたい方は、ホームセンターで素材からじっくり吟味するのもオススメ。手作りでインテリアを変える楽しさを実感できたら、次はワンランク上のコーディネートを目指してみてはいかがでしょうか?