2016.05.19

姿勢をよくして、第一印象をUPさせよう！

春は仕事やプライベートで多くの新しい出会いがある季節。できれば相手に自分をよりよく見せたいですよね。その第一印象を左右する大きなポイントが「姿勢」です。今回は自分を美しく見せる「美人姿勢」の作り方をご紹介しましょう！

第一印象をよく見せるには、姿勢がポイント

第一印象をよくするために大切なものは色々とありますが、そのひとつが「姿勢」です。

姿勢は普段なかなか自分では意識しないもの。そのため、その人の生活習慣や内面がそのまま姿勢に現れてしまいます。猫のようにくるっと丸まった姿勢では、相手に「不健康そう」「根暗そう」という悪いイメージを持たれてしまうかも。またそのような姿勢の場合、下腹がぽっこりと出るなど体型が崩れやすくなり、老けて見られてしまいがちです。

逆に姿勢が良いと、「自信に満ち溢れている」「ハツラツとしている」「やる気がある」という明るいイメージを持たれます。また姿勢が良いとスタイルが良く見えるため、より美しく自分を演出できるでしょう。

どんなに素敵な服を着てメイクをバッチリ決めていても、姿勢が悪いとそれだけでせっかくの魅力がマイナスに。前向きで明るい第一印象を与えるためにも、正しく美しい美人姿勢を心がけましょう。

姿勢が悪くなる原因

姿勢が悪くなってしまう主な原因は、歩き方や生活習慣による「身体の歪み」と「筋肉の衰え」の2つ。自分で思っているよりも、歩き方や生活習慣には癖があるものです。

例えば、いつも同じ肩にカバンを掛けて歩いていませんか？　またパソコンや勉強などデスクワークをする際に、頭が前に突き出した姿勢になっていませんか？　こういったバランスの悪い姿勢を長時間続けることで、次第に身体が歪んできます。また、椅子の背もたれによりかかって長時間過ごしていると、腹部、背部の筋肉を使うことが少なくなり、筋肉が衰えてくるでしょう。

近年ではスマートフォンの普及で、姿勢の悪化がより顕著になってきました。胸元あたりでスマートフォンを操作すると、頭が下を向いて肩が丸まってしまいます。そのため、本来は筋力があるはずの若者世代にも姿勢が悪い人が多くなってきたと言われています。

いつも同じ作業・同じ動作をする人は、姿勢が悪くなってしまいがち。ためしに、壁に背中をくっつけるようにして立ってみましょう。腰と壁の間に手のひらが入らない・もしくは手のひら1枚分以上空いてしまっているようなら、姿勢が悪いということです。手のひらがちょうど1枚分入り、腰と壁どちらにも触れている状態が理想です。

美人姿勢のつくり方

スッとした美しい姿勢をキープしている人は、周りから美人に見られるものです。普段から意識して、美人姿勢をつくってみましょう！

【立ち方】

横から見た時に、「耳」「肩」「胸の中央」「腰骨の外側」「膝」「くるぶし」が一直線になるのが正しい姿勢。骨盤の上に上半身が垂直に乗るイメージです。

まず、肩甲骨を引いて胸を開きましょう。目線を上げてあごを軽く引き、首を後ろに引いてください。この時胸を開きすぎないように注意しましょう。ヒップに力を入れると、背筋と腹筋に力が入ってピンと美しい姿勢になります。歩く時は腰から歩くイメージで、前足の膝を伸ばして後ろ足でしっかり地面を蹴ってください。

【座り方】

椅子に座る時も立つ時と同様に、骨盤の上に上半身を乗せてキレイなL字型になるのが理想です。椅子の高さは、立った時の膝よりも少し低いくらいに調節してください。背もたれによりかからず、膝を閉じましょう。上半身がふらつきやすい人は、深く腰掛けて背もたれに腰をくっつけると安定します。座っている時は立っている時の40％も腰に負荷がかかると言われているので、しっかり腹筋を使って座りましょう。

リラックスしながら、正しい姿勢を

シャキッとして若々しい印象を周囲に与えるためにも、姿勢はとても大切です。見た目が良くなるだけでなく、実際に筋肉が鍛えられて代謝がアップするので、ダイエットや美容にも効果的。普段から姿勢を意識して、美しい自分を演出しましょう。

普段猫背の人や、正しい姿勢が取れていない人からは、「姿勢を良くすると疲れる」「息苦しくて長続きしない」という声を聞きますが、本当の正しい姿勢は疲れないものです。無理に背筋を伸ばそうとして背中が反り返りすぎてしまっている、変な場所に力が入ってしまっているなど、正しい姿勢について誤った認識をしている可能性があるので、今回ご紹介した内容をチェックして正しい姿勢をつくりましょう。リラックスできる気持ち良い姿勢こそが、あなたを美しく見せる美人姿勢です。