手作りはちょっとハードルが高い、という方は市販のバッグを買って、デコレーションから始めてみましょう。かわいいデコグッズでデザインするだけで、ふぞろいな縫い目まで、なんだかキュートに見えてきます。
<市販のバッグのデコアイデア>
・女の子なら、スパンコールやビーズで❤や☆模様をアレンジ!
・男の子なら、戦隊ものや電車のワッペンを大胆に!
・お気に入りのレースやチロリアンテープ、リボンを付けるだけで、市販バッグが、まるでオリジナルのように大変身!
デコレーションや手芸のパーツは、100円ショップでも可愛いものがたくさんあります。気になる方は、一度お店を覗いてみては?
手芸に慣れていない人が手作りに挑戦するなら、オススメなのが巾着袋です。
【用意するもの】
・布(必要な大きさに応じて適宜)
※出来上がりのサイズにプラスして上下左右1cm程度の縫いしろ(二枚の布を縫い合わせるための部分)が必要になります。
・はさみ(布専用の裁ちばさみを使うのがベストですが、薄手の生地なら紙ばさみでも代用可)
・針と糸
・アイロン
・チャコペン(ない場合は鉛筆でも代用可)
*ミシン不要
*型紙なし
【巾着袋の作りかた】
(1)布に目印をつける
布の裏にチャコペンで、出来上がりの輪郭線をつける。その際、縫いしろを考慮して端から1cm内側に線を引く。
※縫うときの目印になるので、定規を使ってまっすぐに線を引きましょう。
(2)袋状になるよう目印に沿って縫う
印をつけた(1)の布の表側を合わせて二つ折りに。底部分Aと側面Bをなみ縫いして袋の形にする。
※側面は、開閉部分C用に8cm残して縫い合わせます。
(3)開閉部分Cをしっかり縫う
側面の縫いしろを折り返し、CをV字に縫う。
※この部分は紐が頻繁に動いてほどけやすいため、5~7回程度返し縫いをして強度をつけます。
(4)紐を通す部分をつくる
Dを布の裏側へ向かって三つ折りにする。紐がスムーズに通るように、紐の太さ+1cm程度の余裕を残して、折り返した部分の下側を縫う。
※三つ折りにして縫うと、布端のほつれを防ぐことができます。
縫い終えたら、通しやすいようにヘアピンやクリップにひっかけて紐を通し、2本の紐の端を結び合わせれば完成!
<失敗しないコツ>
(2)の縫いはじめ前に、縫いしろを巾着袋の裏側に折って、一度出来上がりサイズに形を整え、それからアイロンをかけて縫うと、布のよれがなくなり、縫い目の線がよりクリアになって縫いやすくなります。サイズのズレを防ぎ、仕上がりもキレイ!
入園・入学の準備ではもう一つ、持ち物に名前を付ける「名前付け」があります。手作りのカバンに子供の名前を刺繍できたら……。パッチワークができたら……。手作りグッズがより可愛いものになりますね。
またハンカチや上履きなどの持ち物には、サインペンで直接名前を書く必要があります。そうなると今度は、もっときれいな文字を書けるようになりたいと、“美文字”の大切さを再認識させられるかもしれません。
入園・入学の準備をきっかけに、ママ自身も新しいことを始めてみる。そんな春を迎えてみてはいかがでしょうか。
子どもの成長とともに新しいことを学ぶと、ママも一緒に成長していけるんですね! 実はそのママ自身の達成感が、育児ストレスの防止にも役立つんです。専業ママがハマりやすい「育児の煮詰まり現象」は、時間の使い方次第で防ぐことができます。その実践的な方法とは……!?
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