2015.07.24

ホラー体験で涼感を！　お化け屋敷＆ホラー映画特集

怖いけど、やっぱり気になる......怪談好きにはたまらない、おすすめのお化け屋敷＆ホラー映画を一挙ご紹介します。全身で恐怖を体感して、ひやっとしてみませんか？

一度は体験すべき……恐怖のお化け屋敷

研ぎ澄まされる五感……そして恐怖に粟立つ肌！　とびっきりの恐怖体験が楽しめるお化け屋敷をご紹介します。

終盤エリアは光が届かない暗黒病棟……恐怖の中を手探りで進め！
●絶叫・戦慄迷宮

富士急ハイランドが誇る、お化け屋敷「最恐戦慄迷宮　暗黒病棟」がさらに恐ろしい「絶凶・戦慄迷宮」としてリニューアル。人間の感じる恐怖を徹底的に追求しており、軽い気持ちでお化け屋敷を楽しみたい方にはおすすめできません。真っ暗な闇を歩く「暗闇通路」、逃げ場のない「監禁部屋」の先には、一番の絶叫ポイントとなる、歴代最恐の最終部屋「巨大人体実験室」が待ち受けます。過去最大規模の広さのなか、いつどこから襲われるかわからない状態を進まなくてならず、極限状態での恐怖を体感できます。ちなみに、所要時間の目安はなんと約50分！　心の底から震えあがるような恐怖体験、そしてリアリティを追求した廃墟病院のおどろおどろしい雰囲気を存分に味わえますよ。

・場所：富士急ハイランド
・利用料金：500円（フリーパス利用不可）
http://www.fujiq.jp/attraction/special/senritsu/

東映の俳優が演じる怨霊に、映画技術を駆使したリアルなセットで怖さ倍増
●史上最恐のお化け屋敷

東映太秦映画村のお化け屋敷は、その名も「史上最恐のお化け屋敷」。他のお化け屋敷となにが違うかというと……お化け屋敷内の怨霊を演じるのは、すべて東映の俳優陣なのです！　その俳優たちの迫真の演技をさらに恐ろしく盛り上げるのが、東映撮影所の美術スタッフによるセットと演出。ライフマスクから型取りしたリアルな死体造形を前にすれば、背筋がゾクゾクと凍りつくこと間違いなし。所要時間約10分と気軽に入れるアトラクションながらも、怨霊の世界にどっぷり浸れます。

・場所：東映太秦映画村
・利用料金：大人（中学生以上）500円
　　　　　　子供（3歳〜小学生）400円
http://www.toei-eigamura.com/event/detail/32

「心霊療法」を行う謎の病院へ。悪夢をテーマにした恐怖体験を！
●オバケン シーズン4「迷図」

お化け屋敷「オバケン」による、悪夢をテーマにした新感覚の“ミッションクリア型のお化け屋敷”。この悪夢から脱出するには、「赤い夢」「青い夢」「黄色の夢」「緑の夢」という4種類の課題をクリアしなければなりません。恐怖に怯えながら、4種類のミッションをこなせるのか……！？　所要時間の目安は約25分。完全予約制なので、サイトをチェックしてください。

・場所：東京都中野区南台5-23-17（東京メトロ丸ノ内線　方南町駅）
・利用料金：1,700円（中学生以下は800円）
http://obakensan.com/obakeyasiki.html

鑑賞の心構え付き！　恐怖のホラー映画

お化け屋敷に行くよりも、真夜中にひっそりと恐怖を楽しみたい……そんな方には、自宅でホラー映画鑑賞がおすすめ。歴代のホラー映画から、恐ろしい殺人鬼や悪霊、ゾンビを題材にした作品をご紹介します。

悪魔が憑依した少女が蜘蛛のような動きで階段を駆け下りる……
●エクソシスト

Blu-ray：￥2,381＋税　DVD：￥1,429＋税
発売元：ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

＜あらすじ＞
アメリカ・ワシントンに住む女優・クリス。その娘リーガンの、12歳の誕生パーティーの夜に悲劇は始まった。リーガンは蜘蛛のような動きで階段を駆け下り、悪魔のような形相で周囲を罵り、さらには緑色のエクトプラズマ（霊媒の体から発する物質）を吐き出すようになってしまう。病院や精神科医もお手上げのなか、ふたりの神父が悪魔祓いの儀式（エクソシスト）を行う――。

ドキュメンタリーの監督をしていたウィリアム・フリードキン氏のホラー監督作品。ホラーの古典的な名作として語られることも多い映画です。リンダ・ブレア演じるリーガンが蜘蛛のような姿で仰け反りながら階段を下りるシーンや、首が360度ぐるりと回るシーンなど、記憶に残る有名なカットがたくさん。悪魔に憑かれた少女の異常な行動や、それに怯える周囲の人々の表情などがリアルに切り出されています。観るときは電気を消してロウソクを灯すと、雰囲気が盛り上がるかも……。

ゾンビ映画の巨匠・ロメロの名作！　自我に目覚めたゾンビにどう立ち向かう！？
●ランド・オブ・ザ・デッド

Blu-ray：1,886円＋税　DVD：1,429円＋税
発売元：NBCユニバーサル・エンターテイメント

＜あらすじ＞
舞台はアメリカ。ゾンビが蔓延する国で、生き残った人々は川に囲まれた島をフェンスで囲んで要塞都市を作り、ゾンビから身を守っていた。一方で、人々はゾンビ殺しを娯楽のように楽しむことも。やがてゾンビたちは自我を持ち、仲間を次々と殺していく人間に敵意を抱く――。

ゾンビ映画の巨匠、ジョージ・A・ロメロが「死霊のえじき」以来、約20年ぶりに監督を務めたゾンビ映画。富裕層は安全な高層ビルの上に住み、貧民層は危険なスラムに住むという格差社会の設定など、ロメロらしい社会批判も感じられる作品です。見所はなんといっても、自我と知性を備えたゾンビたち。チームプレーで要塞都市に攻め込んでくる恐怖は絶望感を伴います。巨匠ならではのおぞましい演出に、思わず目を背けたくなる瞬間も……。一方で、人間に虐げられたゾンビたちが復讐する姿に、切なさや哀愁すら感じさせられる本作。今までにないゾンビ映画を求めている人におすすめです。

チェーンソーを振り回す大男「レザーフェイス」に恐怖せよ！
●悪魔のいけにえ

Blu-ray：4,700円＋税
発売元：NBCユニバーサル・エンターテイメント

＜あらすじ＞
うだるような暑い夏、5人の若者がワゴン車でテキサスの片田舎を訪れていた。そこで見つけた民家に住んでいたのは、世にも恐ろしい殺人鬼一家。人間の皮膚で作ったマスクをかぶる、大男「レザーフェイス」が振り回す“悪魔の”チェーンソーに、若き5人の“いけにえ”たちが襲われていく――。

ホラー映画の巨匠として名をはせるトビー・フーパー氏の映画監督デビュー作。この映画に似た実際の猟奇殺人事件もあったことから、話題を呼び大ヒットしました。しかし、公開当時はあまりの残虐さに一部の国では上映禁止になったことも……。不気味な効果音、女性の悲鳴、猟奇的なシーンなど、恐怖に負けて一時停止ボタンに手を伸ばしてしまいそう。　観るときはエアコンを消して、映画の舞台と同じようなじっとりした暑さの中でどうぞ。レザーフェイスの気配を感じてしまうかも……。

恐怖体験で暑さを吹き飛ばそう！