朝活でまずハードルになるのは、いつもより早く起きることですよね。仕事で忙しくしていたり、友達とご飯を食べにいったり、ついつい見てしまう深夜番組があったりと現代の生活様式は夜型になりやすくなっています。そんな夜型に慣れた体を朝型に変えるためには、ちょっとしたコツがあるようです。
私たちの体には生活リズムを刻む「体内時計」というものが備わっているのはご存知ですか?この体内時計、実は毎日平均すると1日10分程度ズレていくため、放っておくと徐々に夜更かしへとつながってしまいます。でも、心配はいりません。朝日を浴びることで「体内時計」はリセットされ、眠気を催す「メラトニン」の抑制、同時に幸せホルモン「セロトニン」の分泌がされるので、不安やマイナス思考を防ぎ、ポジティブな気持ちで一日をスタートすることができます。
「早寝をすれば早起きができる」というのは分かりやすい話ですが、他にも、早寝をすることで脳や肌の再生に効果があるのを知っていましたか? 諸説ありますが、美容と脳のゴールデンタイムは、午後10時〜午前2時といわれています。この時間帯に眠りについていることで、肌の再生を促す成長ホルモンが分泌されやすいだけではなく、記憶の定着や内臓の修復までもが行われます。
現代の生活では、なかなか午後10時に眠ることは難しいですが、思い切って朝に活動の中心 をシフトすることで、美容と健康の維持につながります。
頑張って早起きしたのはいいけれど、夜型生活のなごりからか、ぼーっとしてなかなか目が覚めない……。そんなあなたにおススメしたいのが、朝のフルーツサラダです。
頭がスッキリしないのは、脳に「ブドウ糖」が足りないから。フルーツの糖分でまずは頭をスッキリ目覚めさせましょう。さらに、ビタミンも豊富で消化のよいフルーツは約30分で腸に届くため、朝の腸活もスムーズに。簡単調理で良いことずくめのフルーツサラダを朝食に試して、スッキリとした朝のスタートを切りましょう。
早起きを習慣にできると自分に自信が持て、はつらつとした気持ちで一日を過ごせるものです。早朝にできた少しの時間をどんな風に過ごすか考えることが「朝活」のはじめの一歩。
朝いちばんにハーブティーをゆっくり飲んで、心もからだもほぐしたり、朝食にフルーツサラダを作りながら英語の曲やニュースを聞き流してみたり。お掃除や洗濯、簡単な運動をしてみるのもいいですね。ささやかなことから始めれば、習慣にするのは案外楽なもの。気軽なことから始める「朝活」で、最高の一日をスタートさせましょう。
●同じ特集の記事をチェック
やらなければいけないことがあるのに、なんとなくやる気が出ない。時間だけがダラダラ過ぎていく。そうしてハッと気が付いては、自己嫌悪。
そんなマイナスのループを繰り返さないために、ここでは学習のモチベーションを上げる、「やる気UP」に役立つ記事を集めました。