チームワークを高めるためにもっとも重要なことは、「共有」することです。
まず共有すべきなのが「目標」。チームでスムーズに仕事を行うためには、メンバー全員が同じ目標を持ち、そこに向かって働くことが大切です。そのうえで、手段や課題、解決方法なども共有し、メンバー全員がチームの一員として最大限に力を発揮できるようにしましょう。
また、チームで連携して仕事を進めるうえで、行き違いや無駄が生じてしまわないように、業務に関する事柄や進捗情報を共有します。そうすると「今自分が何をしなければならないのか」がはっきりわかるようになります。
目標や情報を共有することで、チーム全体の能率はぐっと向上します。そのためには、毎日の日報を共有したり、定例ミーティングを設けてみるなど、情報共有をしやすい環境を整えることがオススメです。
チームワークを高めるためには、一人ひとりが自分の役割に責任をもって、業務を遂行する必要があります。一部のメンバーにだけ役割や権限が偏っていると、役割を持つメンバーの負荷が大きくなるだけでなく、役割を持たないメンバーの意欲が低下してしまいます。メンバーそれぞれが役割や責任を持ち、お互いの存在や役割を尊重し合いましょう。
一人ひとりが個性や長所を活かせる役割を持ち、責任をもって業務にあたることが効率や成果をあげることにつながるのです。
勤務中に、仕事以外のことでコミュニケーションを取る機会はあまり多くないですよね。ただ、仕事上のコミュニケーションだけでは、一緒に働くメンバーがどんな人なのか、分かりづらいこともあります。
そんなときは、ビジネス以外の時間をメンバーと共有して、チームワークの向上を図ってみるのもいいでしょう。仕事中には気づかなかった意外な一面に気づくかもしれません。メンバーとの仲が深まれば、仕事中の意思疎通もぐんと取りやすくなります。
そのために、特にオススメなのが、一緒にスポーツをすること! スポーツは仕事と同様、何人かで協力して目標を達成したり、失敗したりするものです。それらを経験することによってチームの結束力が強くなります。社内の別のチームや知人のチームなどを誘って、楽しみながらスポーツをしてみてはいかがでしょうか。
また、食事に誘ってみるのも一つの方法。人はおいしいものを一緒に食べた相手への好感度が高くなるのだそうです。
勤務以外の時間を共有するときは、「相手の立場を思いやること」に気をつけましょう。子供がいて勤務時間外の活動が難しい方、プライベートの時間を大切にしている方などメンバーにはそれぞれの事情があります。集まりへの参加を無理強いしないことも、チームワークを高めるためには欠かせないことと言えるでしょう。
就業後の時間がなかなかとれない……そんなチームには「部ランチ」もオススメ。
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