「仕事の後に拘束されるのはちょっと……」「お金がかかるのがいや!」と、敬遠されがちな終業後の会社の親睦会。これをお昼の時間に移動して「部ランチ」にすれば、こんなに嬉しいメリットがあるんです!
●終業後に時間がとれない人でも負担なく参加できる
ランチタイムに集まりを設けることで、子育て中で終業後の時間が取れない人、お酒のお付き合いが苦手な人、アフター5はプライベートを充実させたい人など、様々な人が参加できます。
●短時間で充実したコミュニケーションが図れる
仕事の空間から離れたランチの場では、肩の力を抜いたコミュニケーションが図れます。さらに、終了時間が決まっているため、ダラダラと長引かず、限られた時間内で充実したひとときが過ごせます。
●ワーク・ライフ・バランスが実現できる
仕事と生活のアンバランスが原因で引き起こされるトラブルを減らすため、日本では2007年に「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」が策定されました。
「部ランチ」を開催すると、会社の宴会で帰りが遅くなることが減り、仕事と生活の調和がとりやすくなります。つまり「部ランチ」は、現代を生きるビジネスパーソンのニーズから生まれた、良い所取りの新たな文化のひとつと言えるのです。
高まる「部ランチ」のニーズに、店側のランチ宴会のメニューも充実してきています。
ここでは「部ランチ」を開催する際のポイントをチェックしてみましょう!
●敷居が高めのお店or話題性のあるお店を予約しよう
夜は値段が高くてなかなか行けないお店でも、ランチなら思い切って楽しめる場合も。「テレビで紹介された豪華なビュッフェが、ランチなら特別価格」など、参加者のテンションがあがるようなホットなお店を選びましょう。お店の話題をきっかけに、話も弾みやすいのでオススメです。
●席はあらかじめ決めておく
お店についていざ着席となると、みんなどこへ座ればいいかまごついてしまうこともあります。くじびきで席を確定させておく、もしくは意図して上司・新人の順に並べるなど、幹事が事前に席を決めておくとスムーズです。
●毎回テーマを決めておこう
みんなで話をしようと思っても、テーマがないとなかなか話しづらいですよね。「学生時代の部活動について」といった気軽なものから、「短時間で会議を終わらせるために何が必要か」といった業務に関わる内容まで、幹事が目的に合わせたテーマを投げかけると、参加者が話しやすくなります。
「部ランチ」というトレンドから見えるのは、終業後の時間を大切にしたいという思い。
アンケートによると、部ランチを行うメリットについては、
・翌日に疲れが残らない 24%
・プライベートの時間が確保される 28%
・昼の方がコスパがよい 29%
といった結果が出ています。
夜の宴会をランチタイムに移動させることで、終業後の時間を学びや自分磨きにあてることができます。さらに、夜の宴会よりリーズナブルな金額で済ませられるため、自分のために使うお金を多く残せます。
「部ランチ」により確保できる終業後のプライベートな時間を活かして、将来の夢やビジョンをプランニングしてみては?
※アンケート参考: http://www.recruit.jp/news_data/release/pdf/20141217_04.pdf