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2017.01.27

注目の「終活アドバイザー」資格取得に挑戦してみた!

注目の「終活アドバイザー」資格取得に挑戦してみた!

突然ですが「終活」という言葉をご存知ですか?ここ数年でメディア等でも多く聞かれるようになった「終活」。ここでは年齢も41歳になり、人生の折り返し地点を過ぎた私が、仕事の都合で「終活」に興味をもち、ユーキャンの終活アドバイザー講座を受講した体験レポートをお届けします。

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終活ってそもそもどういう意味?

終活ってそもそもどういう意味?

終活とは「人生の最期を意識しながら、これからの人生を自分らしく生きるための準備をし、亡くなった後に備える事」です。日本は現在、世界に類を見ないスピードで高齢化が進んでおり、それに伴って終活にも注目が集まっています。

そもそも、私が終活を学んでみようと思ったのは現在の仕事がきっかけでした。いま私は介護が必要になった方に対して、その方の事情に沿った適切な介護施設を紹介する仕事を行っています。

介護施設を探している方には本当に様々な理由があります。お身体の状況、家庭環境、金銭的な事情……。そのような方々の介護施設探しのサポートをしているうちに、「その人にあった介護施設を探すことはその人の残りの人生を有意義に過ごしてもらう事であり、それは終活の一環と言えるのではないか」と思うようになりました。「自分が終活を学び、正しく理解することによって、今まで以上に幅広くサポートが出来るのではないか。」それが終活を学んでみようと思ったきっかけです。

ユーキャンの「終活アドバイザー講座」にチャレンジ開始!

一念発起、いざ終活を学ぼうと思い、どこで学べるのか色々ネットを検索してみると……思いのほかたくさん講座があるようでビックリ!講座選びに関しては自分の中でいくつか条件がありまして。

【1】まず通信講座であること。働きながら学ぶとなると通勤時間などを有効利用したいですからね。
【2】資格認定の制度があること。せっかく学ぶのであれば資格という形で学んだ証明を残したいと思います。
【3】教材がしっかりしていること。あたりまえの事ですが余すところなく学習したいので。

私のこの条件にぴったりあった講座がユーキャンの終活アドバイザー講座でした。通信講座であり、NPO法人ら・し・さ主催の終活アドバイザー資格対応であり、教材にはエンディングノートもついており、自ら終活の実践までできるそうです。
また、通信講座の業界に詳しい知人からも、ユーキャンなら大丈夫というお墨付きも得ましたので、早速申し込み!申し込みはホームページから簡単にできました。講座料金の支払いもクレジットカードや振り込みなどから選択できるのも親切です。

待ちに待ったテキストが到着!

教材の到着を今か今かと待っていますと、ついに届きました!さっそく開封して中身をチェックしていきたいと思います!

メインのテキストが3冊、重要ポイントが確認できる問題集、ら・し・さノート®(エンディングノート)、添削用紙3回分と検定課題が同封されていました。かなり内容が充実していますね。

このような本格的な通信講座で学習するのは今まで経験がないので、まずはどうやって学習を進めればいいのかをガイドブックで確認。テキストを1から勉強していき、1冊ごとに添削課題がありそれを提出していく流れの様です。最後に検定課題があり合格すると「合格通知書」がもらえます。最後まで気合を入れて頑張ります!

学習に入る前にテキストを少し覗き見!

重要な語句などは赤字になっていて、適度にイラストも入っていて読みやすそうな印象。章ごとには確認テストもついているので復習もバッチリできそうです!

スマホで質問や復習も!サポート体制がバッチリで驚き!

学習の進め方も分かったところで、早速学習をスタート!通勤時間帯や帰宅後の時間を有効に使ってテキストを読み進めていきます。

テキスト1では主に終活アドバイザーの役割や考え方、また、終活の第一歩としての人間関係の整理の仕方や財産管理、財産の守り方などを学ぶことができました。

ちなみにユーキャンでは「学びオンライン プラス」という学習サポートシステムが用意されています。パソコンやスマホで学習スケジュールの進捗確認や質問、確認テストなどができるのですが、これがとても便利!ちょっとしたスキマ時間に確認テストができますし、回答や解説もその場で見ることが出来ます。自分はテキストを読み進めて、スマホで確認テスト。間違ったところは再度読み直してまた確認テストという流れで学習しました。「学びオンライン プラス」の確認テストは間違ったところだけを再度やり直すこともできるため、理解不足を少なくするのにとても役立ちました!

学習中の質問もこの「学びオンライン プラス」からできます。たとえば通勤中、学習しているときにふと疑問がわいてもスマホからすぐ質問出来ちゃいます!

学びオンライン プラス

久しぶりのマークシートで、緊張しながら添削課題の提出

テキストを1冊勉強し終えると添削課題の提出が待っています。課題は40問のマークシート方式。大学を卒業してから十数年たちますので、久しぶりのテストみたいな感じで少し緊張します……。
添削課題の前には、一通りテキストや確認テストを見直してからのぞみました。課題は終わったら専用の封筒に入れてユーキャンに提出します。

提出後1週間くらいで課題が返送されてきました!初添削課題をドキドキしながら開封。点数は内緒ですが、なかなかいい点数だったんじゃないでしょうか(笑)。戻ってきた添削課題には採点と講評が記入されています。ただ点数だけが戻ってくると思っていたのでびっくり!勉強を続けていくモチベーションになりました。
この調子でテキスト2~3へ進んでいきます!テキスト2は介護保険や医療保険などの高齢者を支える様々な制度を、テキスト3ではもしもの時の手続きやお墓や相続の事について学びます。もちろんそれぞれ添削課題がありますので提出を忘れずに!

テキストを最後まで終えて、いよいよ検定試験に挑戦!

テキスト3まで勉強し、添削課題も全て提出し終えればいよいよ就活アドバイザー検定試験に挑戦!
とその前に。テキストにはエンディングノートが付属しています。テキストを進めていくとエンディングノートに対応する箇所がいくつかあるので、その都度記入していくといいと思います。自分や家族にとって大事な情報ですのでしっかり丁寧に書いていきましょう。

さていよいよ検定試験!とは言っても開始時間や場所が決められているわけではないので、いつでもどこでも始められるのですが、制限時間は決められているのでそれはしっかり守りましょう。復習はして臨んだつもりですが、やっぱり抜けてるところはあるもので不安な所がたくさん。大丈夫かな?と思いつつ進めます。試験が終了したらいつもの添削課題のように封筒に入れて提出。結果は座して待ちましょう……。

戻ってきた検定試験の結果は・・・?

いよいよ検定試験が戻ってきました!これを開封するときが一番緊張しました。
結果は……、「合格」でした!満点での合格ではありませんでしたが一安心です。

もし!残念ながら不合格だった場合でも受講期間内であれば「何度でも」再チャレンジできるそうですのでご安心を。
検定合格者は終活アドバイザー教会へ資格登録申請することで、終活アドバイザーの資格を得ることができます(別途登録料が必要なのでご注意)。そうすることで晴れて「終活アドバイザー」の名前で様々な活動をすることが可能になります。

自分は現在の仕事に役に立つと思ってこの講座を受講しましたが、これから終活に携わる仕事に就きたいと考えている方にはとても役立つ講座ですし、そうじゃない方でも介護保険や医療保険の事、お墓や葬儀の事、相続の事など大事な知識が学べる講座だと思います。またこういう知識はいつ必要になるのか分かりません。今学んでおいて決して損はない講座だと思いました。

【執筆者プロフィール】

脇 俊介
1976年生まれ。玩具販売店での勤務などを経て、現在は「MY介護の広場 老人ホームを探す」という介護施設検索サイトの運営を行いながら、実際にお電話や対面での介護施設さがしのアドバイスや、一緒に施設見学の同行なども行っています。



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