モノの少ない空間は、確かにすっきりとして快適そう。でも、「もっとおしゃれに、愛着をもてる部屋にしてみたい!」と思うことはありませんか?
自分の趣味が詰まった空間や、季節を感じるディスプレイがある部屋は、それだけで居心地がよくなるもの。プライベートな場所だからこそ、「好きなもの」を集めた空間作りにチャレンジしてみましょう。
収納棚や下駄箱の上に、お気に入りの小物を集めたディスプレイコーナーを作ってみましょう。飾るアイテムは、テーマを決めて素材感や色あいなどの雰囲気を統一するのがポイントです。
今回は、洋書の絵本を背景にし、手前にはきれいな空き箱や雑貨を集めた飾り皿と、アイビーをあしらったマグカップをアレンジ。全体の色合いをグリーンや淡いイエローなどで揃え、ナチュラルな雰囲気にまとめています。
ディスプレイする場所には、トレイや布のマットなどを使って、ベースをつくってあげるのがコツ。フレーム効果が生まれて小さな小物が引き立ちますし、いろんな小物をランダムに並べても、コーディネートがまとまります。
また、飾るときには、中央は高く、左右や手前が低くなるように、山形を意識して組み合わせてみて。立体感が出て、より奥行きのある空間が演出できます。
さらに、植物やお花を加えると、ディスプレイが生き生きとしてきますよ。
簡単におしゃれな雰囲気を作るには、ポスターなどの大きなものを飾るよりも、小さな額縁を使うのがおすすめ。ミニサイズの額縁をたくさん並べて飾るだけで、素敵なウォールデコレーションになります。
額縁は同じもので揃えなくてOK。今回は、木目やアンティークテイストの落ち着いたトーンの額縁を集めました。中に入れるものは、絵柄のきれいな切手やお気に入りのポストカード、雑誌の切り抜き、布の端切れなど、気軽に好きなものを選んでみて。小さい面積だから、派手な図柄もうるさくなりすぎません。
壁に飾るときには、大きなひし形をイメージして、その中を埋めていくように全体の配置を決めるのが失敗しないコツ。形や色の似たもの同士が一ヵ所に固まらないようにすると、よりバランスよく決まりますよ。
これらのミニ額縁は、雑貨店や額縁を扱うお店、100円ショップなどでもかわいいものが手に入ります。特に額縁を扱うお店では、本格的な額縁の材料を使った素敵なミニ額縁が見つかることもあります。お部屋のプチアクセントとして、取り入れてみては?
玄関や洗面所などの小さなスペースは、貼ってはがせるウォールステッカーのデコレーションを楽しんでみては。限られたスペースだからこそ、リビングとは違うちょっと大胆なくらいのディスプレイがオススメです。
今回は、壁のスイッチプレートを羽休めに見立てて蝶のステッカーを貼ってみました。ひらひらと舞う蝶が、雰囲気を華やかに彩り、とても楽しげですね。
ウォールステッカーは、飽きたら気軽に変えられるのも魅力。フックや画鋲をつけにくい賃貸の部屋でも、手軽に個性的なアクセントのある空間作りが叶いますよ。
きちんと整理収納をしたいけど、インテリアにも凝りたいし、お気に入りのアイテムも捨てられない……と思っていませんか? 実はその考え、誤解です!
「整理」とは、単純に物を減らすことではなく、不必要なものを除くこと。そして「収納」とは、使いやすさを考えながら、よく使う物が使いやすい場所にあるよう納めること。「整理収納アドバイザー講座」では、「整理収納の基本的な考え方」を理解した上で実践スキルを取り入れることで、今までなにげなくやっていた整理収納に明らかな変化が感じられるように。
「おしゃれで素敵な部屋」と「すっきり整理整頓された部屋」をきっと両立させることができますよ。
せっかく片付けたのに、すぐにリバウンドしてしまう!
もう少し専門的に整理収納を学んでみたい……
そんな方は、「整理収納アドバイザー」を学んでみてはいかがでしょうか。自己流のお片付けとどのように違うのか、講座の中ではどんなことを学ぶのか、整理収納アドバイザーの金内朋子さんに伺いました。