「草食男子」や「肉食女子」という言葉が流行るほど、最近は女性のほうが恋愛に積極的になっているようです。でも、女性ならやっぱり、プロポーズは男性からしてもらいたいですよね。女性の心理としてうれしいだけでなく、実は、男性からプロポーズしたほうがいい理由があるのです。
それは、男性と女性では脳の構造が違うことに関係しています。
女性の中には、おしゃべりしながら家事をこなし、さらにテレビもチェックしているようなマルチタスクが得意な人も多くいますが、一般的に男性はこれがとても苦手。会話なら会話、仕事なら仕事、一つのことにしか集中できません。だから仕事に集中しているときは、結婚のことは考えられないのです。
逆に言えば、彼がプロポーズをしてきたということは、彼の頭の中はあなたとの結婚をまじめに考えているということ。このタイミングならば、ついつい先送りにしたくなる両親へのごあいさつや、細々として男性にとっては面倒な結婚式の準備なども、協力的に取り組んでもらえるでしょう。
そろそろ結婚したいと思っていても、彼のタイミングを待ってあげてください。仕事が落ち着くタイミングで余裕ができたとき、彼があなたのことを真剣に考えているのなら、きっと彼のほうからプロポーズしてくれるはず。そのほうが、後のステップもスムーズに進むはずですよ。
男性からプロボースしたほうがいいとはいえ、いつになるかわからないものをただ待っているのもつらいことでしょう。だからといって、彼に結婚を迫ったり、焦らせたりするのは逆効果。男性はプレッシャーをかけてくる女性が苦手なもの。彼があなたとの結婚を考えたくなる方法を、いくつかご紹介します。
【結婚後の良いイメージを持ってもらう】
彼がまだ結婚をまったく考えていなかったり、結婚に対してマイナスイメージを持っていたりするときは、将来の夢を話してみましょう。
将来欲しい子どもの人数や、休日の過ごし方など、結婚したあとの生活のイメージを話し合うと、彼の気持ちが動くことがあります。また、「結婚のためには胃袋をつかめ」という言葉がある通り、料理を作ってあげて、あなたの家庭的なところを見せるのも効果的です。
【結婚したいことをそれとなく伝える】
彼にも結婚する気はあるけれど、行動に移していないときは、あなたに結婚したい気持ちがあることをさりげなく伝えてみるのがおすすめ。古典的な手ですが、結婚情報誌を見ながら、「こういう結婚式、素敵だよね」「こういうプロポーズって憧れるな」などと話題を振ると、彼も行動の糸口がつかめるかもしれません。
【周りの人にも手伝ってもらう】
彼自身に働きかけてもダメなときは、彼の友達や、彼の両親に、あなたのことを紹介してもらいましょう。いわゆる、外堀から攻める作戦です。あなたが彼にふさわしい女性だと周りが認めてくれれば、友達やご両親も、彼に結婚をすすめてくれるでしょう。もちろん、あなたが良き妻になれることをアピールしてくださいね。
いろいろ手を尽くしてもダメなときに、最後の手段として思いつくのが「逆プロポーズ」。女性からのプロポーズです。女性が強くなったといわれても、まだまだプロポーズは男性からが主流。実際のところ、男性は逆プロポーズをどう思っているのでしょうか?
あるアンケート調査によれば、20~30代の男性の90%が、逆プロポーズを「アリだと思う」と考えているそうです。自信がなくて消極的な男性は、実は女性からのプロポーズを待っているのかもしれません。ただし、プライドの高い男性には、逆効果になることもあるようです。彼のタイプをよく見極めてからチャレンジしてください。
あなたからプロポーズする時は、大好きな彼と一緒にいたいという素直な気持ちを伝えてくださいね。彼のことを焦らせたり迫ったりせず、彼と結婚したいあなたの素直な気持ちを伝えて、彼をその気にさせてあげましょう。
いかがでしたか? よくいわれることですが、結婚はゴールではありません。何より彼に「あなたとずっと一緒にいたい」と思ってもらえることが大切です。相手を思いやる気持ちを忘れず、お互いを尊重できる関係を築けるとよいですね。
結婚したいと思っているのに、なかなかいい恋愛ができない……。そんなあなたは、知らず知らず恋愛に対して無理をしてしまっているのかも。そんなときは一度立ち止まって、自分を見つめ直してみましょう。新たな気持ちで本気の恋愛を始めるために、今、しておくべきこととは?
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