女性が結婚相手として望むのは、バブル期には高学歴・高収入・高身長の「三高」や、少し前には平均的な収入・平凡な外見・平穏な性格の「三平」が人気だと聞いたことがあると思います。
それが今、人気だといわれているのは「三低」。三低とは、「低姿勢」、「低依存」、「低リスク」のことです。それぞれをもう少し詳しく見ていきましょう。
1.低姿勢
女性に対して、威圧的にならず、丁寧で紳士的な態度を取る人。
2.低依存
家事をはじめ、身の回りのことを女性に頼らない人。
3.低リスク
リストラされない人。公務員や教員などの安定した職に就いている人や、資格や免許などを持っている人。
以前は、引っ張っていってくれる男性や、頼りがいのある男性が求められていましたが、この3点を見ると、今は男女が対等な関係でいられる男性が望まれているようです。
今の収入では、家族を養っていくのは難しいと思っている男性もいるかもしれません。実際に、結婚相手の希望年収は一千万円以上、という女性もいないわけではありませんが、今の世の中、そんな夢のようなことをいっている女性ばかりではありません。
とはいえ、結婚しても生活の質を落としたくないと思っているのは、男性も女性も同じです。結婚を考えている女性は、男性と同じく働き盛りの年齢の人が多いです。そのため、結婚しても働き続けたいと考えている女性も多くなります。そんな女性が求めているのは、それを認めて応援してくれる男性です。
高収入な男性よりも、二人で稼いで理想の収入に近づく代わりに、家事をはじめ家庭内のことも率先して分担してくれる男性が求められているのです。
先ほどの三低に、さらに「低燃費」を加えて、「四低」とすることもあるようです。「低燃費」とは、節約できる人のこと。ここにも、夫の高収入を望むよりも、二人で支出を減らすことで安定した結婚生活を目指そうという、今どきの女性の考え方が見えてきます。
実際に三低となるためには、どうしたらいいのでしょうか? 順番に見ていきましょう。
●低姿勢
「妻は黙って夫のあとをついてくればいい」という亭主関白なことを考えている男性は、今どきあまりいないかもしれません。しかし、威圧的な態度を取らないといわれても、具体的にどうしたらいいのかわからないこともあると思います。
そんなとき参考になるのが、日々の暮らしのなかで応用が利く「生活心理学」。自分の長所を引きだして、見方を変えることで、ほかの人と気持ちが通じるようになり、円滑な人間関係が築けるヒントを学ぶことができます。。
●低依存
家事ができる能力と、家事は分担するものだという考え方を身につければ大丈夫です。家事は一人暮らしをしたことがあれば、だいたいのことはできるでしょう。
もし不安があるようでしたら、料理教室もおすすめ。通信講座なら人知れず腕を磨くことも可能です。
ひと通りできるようになれば、あとは心がけ次第です。
●低リスク
今の職場で取得できる免許や、取得を応援してもらえる資格などがあるときは、積極的に取得しておきましょう。今の仕事とは関係なく、興味がある免許や資格を自分で取得するのもいいかもしれません。
離職のリスクに備えることは、就職だけでなく、恋活や婚活の場でもあなたの力になってくれます。仕事をしながらの資格取得には、時間と場所を選ばず、指導も受けられる通信講座も便利です。
誰かといっしょに過ごす人生は、一人では味わえないさまざまな喜びにも出会えます。恋愛も結婚も、人間とするものです。相手を尊重する気持ちを忘れずに、いい出会いをして、いい人生を歩んでいきましょう。
自信を持って恋愛や結婚に向き合うためにも、内面を磨くことを考えてみませんか? 自分に自信がある人は、誰の目にも魅力的に映るもの。ある日突然訪れるかもしれない「出会い」を無駄にしないためにも、「自分磨き」してみませんか?
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