土を触っていて「なんだか気分が落ち着く」、「癒される」と思ったことはありませんか?
「園芸療法」という言葉があるほど、植物を育てることは癒しの手法として注目されています。特に、植物の緑色は目の疲れを取り、精神を安定させる効果があるとも言われています。また、ハーブならキッチンでも育てられ、お料理にも使えて実用的。あなたも花や緑のある生活を始めてみませんか?
「ガーデニングって手間がかかりそう……」とためらう人はプランター1つでできる寄せ植えから始めてみませんか? ポイントを押さえれば簡単に植えられる上、毎日の水やりも簡単です。ベランダや玄関先、キッチンなどでできるので、植物がいつも目に触れる場所にあって、成長や変化をすぐに感じられるのもうれしいですね。
今回は、ガーデニング初心者にオススメの、寄せ植えの作り方をご紹介します。
はじめに、どんな植物を配置するかイメージを固めましょう。植物の種類は多すぎるとまとまりがなくなるので、3種類程度に絞ります。ここで気をつけたいのは、プランターを置く場所を考えて植物を選ぶこと。日当たりを好む花もあれば日陰を好む花もあるので、育てる場所に合った植物同士を組み合わせることが大事なポイントになります。また、水を好む植物とそうでない植物とを一緒に植えるのも避けましょう。色や形だけでなく、植物の性質を考えることが重要です。初めのうちは、園芸店の方に相談しながら、植物の組み合わせを選ぶのがオススメです。
1.土が流れ出さないように、プランターの底に園芸用の鉢底ネットを敷き、鉢穴をふさぐ
2.水はけを良くするためのゴロ土(赤玉土など)を鉢底から3センチほど入れる
3.その上に、肥料が混ぜ込んである培養土を、プランターの3分の1の高さまで入れる
4.レイアウトを決める
ポイント:
植物の高低差を考えて、背の高い植物を奥に、背の低い植物は手前に配置します。
5.苗をポットから出す
ポイント:
苗の根が白く固まっているときは、水を吸収しやすくするため、根鉢の底にハサミで十文字に切り込みを入れます。
6.苗をプランターに入れ、苗と苗の間に培養土を入れる
ポイント:
プランターの縁ぎりぎりまで土を入れてしまうと、水を与えたときにこぼれてしまうので、土の表面がプランターの縁から2センチほど下がるよう培養土の量を調節しましょう。
7.株元にたっぷりと水を与えて完成!
パセリ、バジル、ミントといったハーブ類もプランターで簡単に育てられ、インテリア感覚でキッチンを彩ってくれます。今回は料理に使うとグッとオシャレな仕上がりにもなるハーブを3種類紹介します!
<パセリ>
あらゆる料理に彩りを添えてくれるほか、サラダの香りづけなど幅広く使えます。
<バジル>
トマト料理と相性抜群。そのほかにも肉料理に添えたり、ドレッシングに入れて香りを楽しんだりと食卓を豊かにしてくれます。
<ミント>
ティーポットに沸騰したお湯を注ぐだけでミントティーに! アイスクリームやヨーグルトのトッピングにもぴったり。また、形がかわいいので、小花と一緒にグラスに飾るのも素敵です。
食べる喜びにつながるのもハーブを育てる楽しみのひとつ。活用法を知れば料理のレパートリーもグンと広がります。
グリーンは自宅だけでなく、オフィスでも癒しの効果を発揮してくれます。たとえば、「やらなくちゃ」と気持ちだけが焦ったまま、結局仕事が手につかないとき。植物を視界の中に入れると、人の脳内ではアルファ派が増え、体がリラックスするのだとか。
ここでは、 オフィスの中で植物がもたらしてくれる4つのうれしい効果と、オススメのグリーンについてご紹介します。