結婚式の受付は、新郎新婦に代わり、ゲストを最初にお出迎えする大切な役目。「両家の顔」にふさわしく、華やかで明るく、好感をもたれるために、おさえておくべき身だしなみのポイントは4つ!
(1) 胸元や肌の過度な露出には要注意!
お辞儀をしたり、リストをチェックしたりすることが多いので、胸元の開いたドレスは避けましょう。その他、肩を出した服装もマナー違反なので、ノースリーブのドレスの場合はボレロやストールなどの羽織物を揃えましょう。
(2) 白はNG! 黒もダメ? 絶対おさえたいドレスのマナー
喪服をイメージさせる黒ずくめの装い、花嫁の色である白のドレス、派手な印象を与える柄物のドレスは避けましょう。特に花嫁のウェディングドレスと被ってしまう白色のドレスは絶対にNG。また、白に近い色味だと、光の加減で白色にみえることがあるので、避けた方がいいでしょう。式の主役である新婦よりも目立ってしまうのはマナー違反です。
(3) キラキラ、ツヤツヤメイクで華やかに!
チーク、口紅、ラメ入りシャドー、つけまつげなどで、普段よりも華やか&上品なメイクにしましょう。メイクが普段通りだと、フォーマルなパーティードレスに、顔が負けてしまいます。例えば、パーツメイクははっきり描く、ハイライトで立体感をだす、明るい色のチークやアイシャドウを塗る、などすると華やかに見えます。また、ワンランク上のテクニックとして、アイシャドウの色をドレスの色と合わせる、チークを濃くするときはアイシャドウを控えめにすると全体的なバランスが取れて洗練された印象に。
(4) アクセサリーはパールがオススメ
ギラギラ、ゴテゴテした派手すぎるアクセサリーは下品な印象を持たれやすいので避けたほうが無難です。でも華やかさを印象づけたい! というときに使えるのが、パール。パールは華やかで上品な印象を与え、どんなドレスにも似合うので、とてもオススメ。なお、花のヘアアクセサリーや、生花のコサージュは花嫁と被ってしまうこともあるので控えましょう。
式当日はとても忙しく、細々したことを確認する時間はありません。いざというとき慌てることのないよう、次のことをあらかじめ確認しておきましょう。
(1) 受付係の集合時間と開始時間
(2) 頂いたご祝儀の保管場所、あるいはご祝儀をお渡しする相手(親族、会計係など)
(3) 車代を渡すゲストのリスト
(4) 取り次ぎが必要なゲストのリスト
(5) 特別対応が必要なゲストのリスト
(6) 遅刻者への対応
「受付」と一言で言っても、具体的に何すればいいのかイメージしづらいですよね。そこで受付係の当日のお仕事の流れを紹介します。しっかり把握して、当日に臨みましょう。
(1)事前準備
受付係同士で作業の確認と役割分担を決めます。 会場スタッフとの打ち合わせ、受付の備品や会場の設備の確認も行います。特に質問の多いトイレやクロークは、場所まできちんと説明できるようにするとスムーズです。
また高額なご祝儀を扱うため、新郎新婦やその親族に挨拶をしに行くと良いでしょう。
(2)受付開始直前
受付が始まると持ち場を離れられません。トイレは事前に済ませておきましょう。
(3)受付開始、ゲストとの挨拶
ゲストには、「本日はお越しいただきありがとうございます」といってお辞儀をしましょう。ゲストから「おめでとうございます」と声をかけられたら、「ありがとうございます」と答えてください。新郎新婦の親族が来たときは、「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉を述べましょう。ご祝儀を頂いたら、「ありがとうございます。お預かりいたします」と言って、記録を残します。
芳名帳への記入をお願いし、配布物を手渡し、控え室に案内します。
(4)開演直前
もし遅刻者がいる場合、受付係を1、2人残して、残りの人は会場に向かいます。その際、芳名帳やご祝儀など貴重品は、あらかじめ決められた人に預けます。
遅刻者の対応やご祝儀をどうするかは事前に決めておくといいでしょう。
しっかり準備をしておけば、式当日も落ち着いて応対することができます。何事も、予習と準備をしておけば、いざというときにもそつなく振る舞えるもの。この機会にしっかりしたマナーや対応を身につけて、社会人としてステップアップを狙ってみては?
友達の結婚式に呼んでもらえるというのは、とても素敵でうれしいこと。でも、短期間にお呼ばれが重なってしまった場合、参加できるのが嬉しい半面、お財布が悲鳴をあげてしまうことも! そこで、出費を抑えつつしっかりトレンドも抑えることができる、節約ファッションをご紹介します。
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