革命的な片付け術として注目され、2010年には流行語大賞にもノミネートされた「断捨離」。「断捨離」と聞くと、モノを捨てる!という意味合いが強すぎて、自分には向いてないかも……?と思ってしまうかもしれません。けれど、本当の断捨離の意味とは……
例えば、モノが増えてきたから捨てればいい、ではなくて、自分にとって「本当に必要なもの」を見つめ直そうとするのが断捨離です。
ごちゃごちゃしてきてから「捨てる」「片付ける」といった後から行う対策ではなく、そもそものモノへの執着心を減らし、余計なモノを増やさないことで、身軽で快適なライフスタイルを取り戻すことができるのです。
いきなり「モノへの執着から離れる」ことは難しいかもしれませんが、次の簡単4ステップで、断捨離は今すぐに実行できます。
断捨離のステップ1:出す
全体を把握するために、とりあえず全て出し、次のステップの仕分けがしやすいようにします。
断捨離のステップ2:仕分ける
「使っているモノ」「今後使わないと思われるモノ」「預けるモノ」「プレゼントできるモノ」「思い出深いモノ」というはっきりした基準で分けましょう。それでも分けられない、というものが出てくる場合、「どちらかわからないモノ」に仕分けし、終わったところで再度分けてみましょう。
断捨離のステップ3:捨てる
「今後使わないと思われるモノ」を「ガラクタ」と捉え、スパッと捨てる。それによってできた空間をどう使うか、次のステップの「しまう」に繋げていきます。
断捨離のステップ4:しまう
必要だと決めたモノのための収納スペースを確保し、種類別にしまっていきましょう。日常的に使うモノは机の引き出しやタンス、中身が見えるクリアな収納ケースなどにしまいましょう。思い出深いモノは、箱にしまったり、逆にディスプレイするのもありです。
タンスや収納容器も、センスの良いものを用意すればインテリアとしても活かせます。合理的で機能的にしまうことももちろん大切ですが、整理収納が持続するためには、オシャレに収納して楽しむこともポイントです!
以上のようなステップを踏まえて、スッキリ整理収納ができたら、気持ち良く毎日を過ごすことができるはず!リバウンドしないように持続することも大切です。
自分の部屋や身の回りのモノが整理され、環境が整えば、肩がほぐれ、頭もスッキリして、仕事や勉強にも効率的に取り組めるようになるなど、いいことづくめ。ただ気をつけたいのが、「片付けのリバウンド」です。
きちんと片付けたはずなのに、いつの間にかまた、部屋にモノが溢れ返っていた、という経験をしている人も多いはず。リバウンドを防ぐためには毎週決まった時間に片付けをする、などのルールを決めたり、そもそもの自分とモノとの付き合い方を変えて、ゆとりのある空間を心がけることが大事です。
それでもどうしてもリバウンドしてしまう、という人は、整理収納アドバイザーなどの資格を取得して、プロの整理術を身につけてみるのもオススメ!そうすれば、「片付けのリバウンド」を防いだり、周りで片付けられない人にアドバイスしたりと、より心地よい毎日が過ごせるかもしれません。
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