自称・日本一インターネットで顔写真が使われているフリー素材モデルの大川竜弥です。
クライアントから「サードウェーブ系男子のフリー素材を撮影してほしい」と依頼を受け、衣装をそろえて撮影したものの、「リアリティが足りない」とダメだしをされ、全て撮り直しをすることになってしまいました。
原因はサードウェーブの代名詞、コーヒーに関する知識不足。「フリー素材はディティールにこだわらないといけない」と言いながら、衣装という見た目だけにこだわり、肝心な部分をないがしろにしていたのです。
そこで、「UCC匠の珈琲講座」でおいしいコーヒーの淹れ方を学び、再度サードウェーブ系男子のフリー素材を撮影することになりました。今度こそ、クライアントが満足するフリー素材が撮影できるはず!
衣装は前回と同じく、黒縁メガネにボーダーTシャツですが、手元をよく見てください。本講座でいただいた、ペーパードリップ用の道具を用意しました。学びの成果を活かし、サードウェーブ系男子のフリー素材を撮影します。
まずは、ミルでコーヒー豆を中細挽きにします。
粉の分量で味や風味が変わります。ペーパードリップで中細挽きをする場合は、10〜15グラムくらい。おいしいコーヒーを淹れるためには、デジタルスケールが必須!
ミルをしっかりと手で抑え、ゆっくり回しながらコーヒー豆を挽きます。ミルを回す力加減やスピードにムラがあると、味にバラつきができるので慎重に。
抽出したコーヒーが冷めないように、ドリッパーとサーバーを湯せんし、軽く水気を切ります。こういった細かいところが、一杯のおいしいコーヒーにつながるんですね。
ペーパーフィルターのシール部分を折り、
ドリッパーにコーヒー粉を入れて、表面が平らになるようにならしたら準備完了。いよいよ、蒸らしの注湯に入ります!
お湯を沸騰させ、ポットを火から下ろしたら3分間ほど置きます。なぜなら、コーヒーを抽出するお湯の温度の適温が95度前後だからです。知っていましたか?
デジタルスケールにドリッパーとサーバーを乗せ、目盛りをゼロにしたら、らせんを描くように20ccのお湯を注ぎます。ポイントは、お湯をコーヒー粉にのせるように、静かに少しずつ注ぐこと。
これがなかなか難しく、DVDを見ながら、何度も練習しました。お湯の注ぎ方が悪いと、せっかくならしたコーヒー粉がバラついてしまうのです……。
表面がドーム状に盛り上がったら、成功です!
コーヒー粉を蒸らし、80cc、40cc、160ccと3回に分けてお湯を注いだら完成。たしかに手間はかかりますが、一度おいしいコーヒーを味わったらもう戻れません。サードウェーブ系男子の役作りを通じて、すっかり真のサードウェーブ系男子になりました。
ちなみに、残ったコーヒー豆は密閉できる保存容器に移し替え、冷やして保存すると酸化を抑えることができます。
ペーパードリップで淹れたコーヒーを飲みながら、サードウェーブ系男子の撮影をします。ひと口すすってみると……。
おいしい!!!
「これこれ、これですよ! この講座で勉強してから、ドリップ、いや、どっぷりコーヒーにハマっちゃって。休みの日は少し早起きをして、時間をかけてコーヒーを淹れているんですよ。いつも何気なく飲んでいた一杯が、至福の一杯になりました」
講座ではコーヒーの淹れ方だけではなく、コーヒーに関するマナーやスイーツとのマリアージュといった知識も学ぶことができます。
また、職業柄体型維持を気にしているので、ホットコーヒーには脂肪燃焼効果があると知り、より積極的に飲むようになりました。
撮影後、クライアントに写真を送ったら「見事なサードウェーブ系男子です! コーヒーを飲んだ瞬間の表情が全然違いますし、どれも使いやすいフリー素材ばかり。コーヒーを淹れているシーンもフリー素材としてリリースしましょう!」と満足してくれました。
「UCC匠の珈琲講座」は、講座修了後にUCCコーヒーアカデミー公認「UCCドリップマスター」の称号をもらえます。フリー素材モデルの役作りだけではなく、コーヒーに興味のある方におすすめの講座ですよ!
※本記事で使用した一部の写真は、フリー写真素材サイト「ぱくたそ」でダウンロード・使用することができます
ぱくたそ-フリー写真素材
https://www.pakutaso.com/
大川さんは美味しいコーヒーの淹れ方をマスターしたことで、超本格派かつナチュラルなフリー素材の撮影に成功! コーヒーの淹れ方はもちろん通信講座で学ぶとマスターできますが、基礎知識をふまえた上でプロにも教えてもらえば、さらなるスキルアップができますよね。そこで、UCCコーヒーセミナーに潜入してプロの技を学んできました!
プロフィール
大川竜弥(おおかわ たつや)
自称・日本一インターネットで顔写真が使われているフリー素材モデルです。