「センスいいね」って言われたこと、ありますか?もしも言われたことがあるなら、それはどんなこと?どんなシチュエーション?ちょっと思い出してみてください。ファッション?ネイル?女子会のお店選びや料理のチョイス、部屋のインテリア?それとも、「企画のセンスあるよね!」といったビジネスシーン?そんなあなたのセンス、資格にも活かせるかもしれません。
ファッションだったら、たとえばパーソナルスタイリストやカラーコーディネーターといった資格があります。それぞれの資格にはいくつか種類がありますが、パーソナルスタイリストだったら、たとえば一般社団法人 パーソナルスタイリスト(R)協会認定の「パーソナルスタイリスト(R)」といった資格が。顔、体型、脚などの骨格や肌の色、雰囲気に合ったテイスト、またコーディネートのルールやマナーなどを学びます。
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カラーコーディネーターの資格であれば、「人と色」に着目した「パーソナルカラリスト検定(一般社団法人 日本カラリスト協会)」といった資格があります。一人ひとりの持っている、肌、瞳、髪、頬、唇などの色に合わせ、似合う色を見つけられる知識を学びます。
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これらの資格は、知識に加えて、コーディネートや色のセンスを活かすことができます。
また色のセンスは、ファッションの分野はもちろん、ビジネスシーンでも重宝されます。「カラーコーディネーター検定試験(R)(東京商工会議所)」の資格では、商品や環境といった幅広い色の知識を学べ、商品企画やデザイン、資料作りなど、色のセンスを活かせる場が多くあります。
ファッションの分野やビジネスシーンのほかに、美容や食、暮らしの分野でも、センスが求められる資格があります。
美容の分野では、たとえばネイリスト。資格の一つに「ネイリスト技能検定(公益財団法人 日本ネイリスト検定試験センター)」があり、ネイルケアなどの知識やネイルアートの技術を学びます。いつもネイルの手入れが行き届いている女性は、素敵に見えるもの。その人に合ったネイルを提案したり、デザインしたりするセンスが必要です。
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食の分野では、「フードコーディネーター(特定非営利活動法人 日本フードコーディネーター協会)」といった資格があります。料理のスタイリングやテーブルコーディネートなど、センスを活かして食を演出することが求められています。
暮らしの分野では、「インテリアコーディネーター」や「ライフオーガナイザー(R)(一般社団法人 日本ライフオーガナイザー協会)」といった資格があります。片づけや収納ブームもあって、さらに上質の空間を創り出すセンスが今、注目されています。これらの資格とセンスを活かして情報を発信し、ブログが注目され書籍を出したり、メディアなどで活躍したりする人も増えてきています。
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一方で、オシャレな資格に興味はあるけれども、「自分にはセンスがない……」と思っている人も多いのでは。それでも、諦めないで。センスは磨くもの。努力次第で、身につけることができます。先に挙げたような資格を目指して、知識とともにセンスを身につけるのもよいでしょう。
何から始めていいか迷う場合は、「ホスピタリティ検定(一般社団法人 ホスピタリティ機構)」がおすすめです。センスのいい人は、自分を客観的に見ることができ、いつも周りに目を向けて気配りができているもの。「ホスピタリティ検定」では、自分の心と行動を知り、コミュニケーションを学ぶことができます。
また、身近で興味のあることから始めるのもおすすめです。たとえばSNSの写真。センスのいい写真をアップすることを目標に、「フォトマスター検定(公益財団法人 国際文化カレッジ)」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
資格取得を目指すことで、知識や情報を得たり、いろいろな人から刺激を受けたりでき、それがセンスを磨くトレーニングにもなります。また、センスのある人は常に情報へのアンテナをはっているので、まずは資格に関する情報収集から始めることも、センスを磨く第一歩になるかもしれませんね。