レモン白湯とは、その名の通りレモンやレモン汁を加えた白湯のこと。あるタレントが自身のSNSで紹介したことで、人気に火がつきました。
白湯とは一度沸騰させたお湯を50~60℃に冷ました飲み物のこと。身体を内側から温めることができるため、様々な美容効果・ダイエット効果が得られるとされています。またレモンもビタミンCやクエン酸がたっぷりで、美容に高い効果があるとして有名な食材。この2つを組み合わせることで、更に効果をアップさせることができるというワケです。
レモン白湯の効果としてまず挙げられるのが、美白やうるおい肌をもたらす美容効果。レモンに豊富に含まれているビタミンCが、肌トラブルを改善してツルツルの美肌に導いてくれます。
ビタミンCは肌にハリや弾力を与えるコラーゲンの生成・修復に欠かせない成分。シミやくすみの原因であるメラニン色素の生成を抑え、美白をもたらしてくれます。抗炎症作用・抗菌作用もあり、ニキビや吹き出物ができてしまった時にも効果的。肌荒れを改善し、免疫力をアップしてくれるでしょう。
またレモン白湯には抗酸化作用を持つポリフェノールも豊富なので、アンチエイジングにも効果が期待できます。老化の原因となる活性酸素を取り除き、シワを予防してみずみずしくふっくらとした肌をキープしてくれるはず。
レモン白湯はダイエットにも効果的。そもそも白湯を飲むと体温が1度上がり、代謝がアップして脂肪を燃焼しやすくなると言われています。さらに、レモンの酸っぱさを作り出す「クエン酸」も、新陳代謝を高める成分。クエン酸は食欲のセーブにも効果があると言われているので、「レモン+白湯」は太りにくい身体を作るのにぴったりの組み合わせなんです。
また「レモン白湯」にはデトックス効果も期待できます。なぜなら、レモン白湯を飲むことで内臓があたたまり、その働きを促すことができるから。更にレモンが持つ解毒作用が加わることで、体内の老廃物や余分な水分を効率的に排出することができるでしょう。肝臓や腎臓に溜まった老廃物や毒素が流れ、リンパの流れが整うことによって便秘やむくみを解消し、スッキリとしたボディを得られます。
レモン白湯の作り方はとても簡単。白湯にレモン汁を入れるだけです。
まずは沸騰したお湯を50~60℃に冷ましましょう。沸騰後10分ほど置いておくと丁度良くなります。カップ一杯分の白湯に対して、レモン1/2個分の絞り汁を加えてください。生レモンでなくても、市販のレモン果汁を大さじ1杯加えてもOKです。
飲むタイミングとしては、朝起きた時がベスト。気分もスッキリし、気持ち良く目覚めることができるでしょう。あとは食前や寝る前などもオススメです。ただし飲み過ぎには注意してください。一日に700~800ccが適量だと言われています。また急いでガブ飲みせず、リラックスしながらゆっくりと飲みましょう。
美肌やダイエットの効果がうれしいレモン白湯。健康や美容に良いことずくめなので、飲まない手はないですね。レモンの香りにはリフレッシュ効果や癒し効果もあるので、疲れている時などにもオススメ。低コストで手軽なので、長く続けられる点も嬉しいポイントです。
慣れてきたらはちみつや生姜、チアシードなどを入れて、アレンジを利かせてみるのも良いでしょう。レモンの輪切りを浮かべたり可愛いカップで飲んだりすると、気分もウキウキしてきます。毎日飲むことが大切なので、ぜひ自分に合った方法を試してみてください。
レモン白湯と同様に注目されているのが、「発酵食品」。たっぷり含まれる酵素が腸内環境を整え、ダイエットやアンチエイジング、免疫力アップに効果的なのだとか。ここでは、そんな発酵食品のうれしい効果と、 おいしく発酵食品を食べるためのアレンジレシピをご紹介。