家で簡単にできる骨盤ダイエットとは？

骨盤のゆがみは、知らず知らずのうちに身体の片側ばかりを使って起こったもの。体操を通じて徐々に骨盤を元に戻しつつ、日常生活でもできるだけバランスの取れた姿勢を心がけるようにしましょう。まず、前かがみでパソコン作業をしたり、足を組んだりするのは骨盤に悪い姿勢です。前かがみは背中が丸まってしまい、さらに足を組むことで骨盤が持ち上がってしまうからです。イスに座る時は、頭が肩より前に出ず、両足が床についていることが理想です。

また、寝ているときにうつぶせになっている人も要注意。背骨が不自然な形になってしまう上に、腰が反った状態になるからです。首と腰、背骨に負担をかけてしまうので注意しましょう。立っている時は、骨盤を左右どちらかに傾けないよう、頭のてっぺんを糸でつられているようなイメージで、真っ直ぐ立つように心がけてください。「座る」「立つ」「寝る」などの日常動作に気をつけるだけで、骨盤をゆがませる「NG習慣」を減らすことができます。

さらに骨盤のゆがみを正していきたい人は、自宅でできる骨盤体操にチャレンジしていきましょう。
まず、骨盤回し体操です。両足を肩幅くらいに開いて、水平に立ってください。ここで左右どちらかの足に重心をかけると逆効果になるので、正面から見た時に左右の肩の位置、骨盤の位置が平行になっているか確かめてください。両足先の向きをそろえたら、フラフープを回すように腰をゆっくりと水平に回しましょう。左右20～30回がベストですが、無理のない回数で行いましょう。ちなみに、骨盤がゆがんでいる人はどちらか一方が回しにくいと感じるはずなので、自分の骨盤のゆがみを知ることにもつながります。

次に、腰痛改善にもつながる骨盤体操をご紹介します。仰向けに寝転がって、両手を広げて、左ひざを立てます。左ひざを両手でおさえて、腰をひねるように右側にゆっくりと倒していきます。20秒から30秒キープしたら、左右を逆にして行ってください。腰痛持ちの人は強い痛みがおさまるまで待って、決して無理をしないでください。
反動をつけて行う方が楽な体操ですが、ゆっくりと時間をかけて行うのが最大のポイントです。

いかがでしたか？女性の大敵ともいえるむくみやセルライトの原因の1つも、骨盤のゆがみといわれています。骨盤のゆがみを改善して、女性らしいメリハリボディを目指しましょう！