ドライフラワーは生花とは違ってお水が不要なので、さまざまな場所に飾ることができます。幅広いアレンジも楽しめるので、身近なものを使ってトライしてみましょう。
■ガラスの小瓶に何本か挿して、窓辺や玄関に
小さなガラス瓶にドライフラワーを何本か無造作に挿すだけで可憐な雰囲気に。とてもシンプルですが、可愛さも抜群です。複数の小瓶を並べても素敵♪ 窓辺に飾れば、外から見てもオシャレです。
■カフェオレボウルに飾って、テーブルのアクセントに
カフェオレボウルの丸いフォルムがドライフラワーとマッチ。ドライフラワーの可憐さを引き立て、優しい雰囲気に仕上げてくれます。キッチンのカウンターやダイニングテーブルなどに飾ってアクセントに。
■蓋つきのガラス容器に閉じ込めて、寝室やリビングに
葉や茎を外し、花びらだけにして小さめのガラス容器に入れればポプリ風に。また、茎や葉がついた状態で大きめのガラス容器に入れれば、茎や葉のグリーンと花の色がガラスの透明感とよく合ってエレガントです。寝室やリビングの棚に飾って。
■籐(ラタン)のカゴやジョウロに飾ってお部屋をセンスアップ
ナチュラル素材のカゴとドライフラワーは相性のよい組み合わせ。カゴいっぱいに飾ったドライフラワーはそのままで絵になります。さまざまな大きさのカゴを使ってアレンジを楽しみましょう。また、ジョウロを花瓶に見立ててドライフラワーを入れるのもおすすめ。陶器製のジョウロに飾ればスタイリッシュに、ブリキ製ならアンティークにと雰囲気を変えられ、お部屋がグッとセンスアップします。
■吊るしたり壁に飾ったりできるのもドライフラワーだからこそ
リボンで茎を束ねて、可愛い画びょうでそのまま壁に留めるだけで、ナチュラルな華やかさを演出してくれます。ワイヤーラックを使い、小さなドライフラワーを木のクリップで留めても素敵です。また、ワイヤーのハンガーにドライフラワーをくくりつけて吊るすだけでも◎ ハンガーにマスキングテープを巻き付けると、より可愛らしさがアップします。
■ディスプレイ棚に置いてさりげなく
小物や雑貨が飾ってあるディスプレイ棚に、ドライフラワーを寝かせて置くだけでオシャレな雰囲気に。茎の部分を英字新聞でくるんだり、ナチュラル素材のひもで束ねたりしても素敵です。
生花からドライフラワーを作ってみましょう。ここでは、2通りの作り方をご紹介します。
■吊るすだけで作れる、シンプルな方法
直射日光の当たらない、風通しのよい場所に花を吊るして乾燥させます。なるべく早く乾燥させるには、束のままより1本ずつがベター。また、空気に触れる面積を多くするために、不要な葉は取り除いておきましょう。風通しのよい部屋がなければ、エアコンのドライ運転や除湿機を使うのもおすすめです。1週間から2週間吊るしておくだけで、ドライフラワーのできあがりです。
■乾燥剤を使えば発色のよい仕上がりに
しかし、吊るしておくだけだと、花本来の色が活かせない可能性があります。生花に近い仕上がりにしたいなら、ドライフラワー用の乾燥剤(※)を使うのがおすすめ。まずは、密閉できる容器に乾燥剤を2センチから3センチの厚さに入れます。花と葉を分けてカットして乾燥剤の入った容器に入れ、スプーンなどを使って花や葉が隠れるように乾燥剤を加えていきます。容器に蓋をして置いておき、1週間から2週間ほどで完成します。
もっと早く作りたいときは、電子レンジを使う方法も。電子レンジ対応の容器を使って、同様に乾燥剤と花や葉を入れます。蓋をしないで電子レンジに入れ、500ワットで1分30秒ほど加熱すればあっという間にドライフラワーが作れます。
※シリカゲル乾燥剤。100円ショップや、ホームセンターなどで購入できます。
ドライフラワーは、長持ちで使い方も豊富。生花を飾って十分楽しんだら、ドライフラワー作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
花の知識をより深めたいなら、フラワーアレンジメントも学んでみては? さらにセンスアップをねらうなら、カラーコーディネートやインテリアコーディネーターの知識を得るのもよいでしょう。インテリアの可能性を広げ、自宅を可愛く彩っちゃいましょう♪
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