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2015.09.24

一人暮らしでも飼える! ペットがもたらす癒し効果♡

一人暮らしでも飼える! ペットがもたらす癒し効果♡

ペットに対して、私たちは「カワイイ」という感情を抱きますが、それだけでなく、ペットと触れ合うことでリラックス効果があることが、科学的にもわかってきました。ペットはカワイイ以外にも、あなたをよりハッピーにしてくれるかも?

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科学で立証!? ペットの癒し効果

科学で立証!? ペットの癒し効果

動物と触れ合っていると、その体温が伝わってきて心が安らいだ、という経験はありませんか? その「癒される」感覚を科学的に立証しようという研究によって、ペットが人の心や体によい効果をもたらすことがわかってきました。

例えば、ペットと触れ合うことで、「オキシトシン」というリラクゼーション効果のある脳内物質が分泌されるのだとか! また、心臓病リスクがある人へ、発症を左右するコレステロール値の調査をしたところ、犬を飼っている人の方がそうでない人より値が低いという研究結果が出たそうです。

このように、ペットは私たちの健康にもプラスの効果をもたらしてくれるのです。

一人暮らしでも飼いやすいペット♪

ペットがいれば、仕事から疲れて帰ってきてもほっと心が和みそう。でも、「部屋は狭いし、十分に世話ができるか心配…」というあなたに、一人暮らしでも飼いやすいペットをご紹介します。一人暮らしに向いているペットの条件としては、「手がかからない」、「狭いところでもOK」というところ。ネコやハムスター、ウサギなどが定番ですが、ちょっと珍しいペットにも注目してみましょう。

<デグー>

デグーは、ネズミやモルモットのような外見のげっ歯類の小動物。12センチから20センチほどのボディに、先端が毛で覆われた細長い尻尾がついています。生息地はアンデス山脈などで、多様な鳴き声を使い分けてコミュニケーションをすることから、別名「アンデスの歌うネズミ」とも言われているのだそう。尻尾を振ったり飛びはねたりとしぐさも愛らしく、人によく懐くので、仲良くなれば手や肩に乗ってきたり、飼い主が着ている服のポケットに入ってくることもあるのだとか。

ただジャンプ力があるため、飼うにあたっては高さのあるケージを用意してあげましょう。また、モノをかじる習性があることから、ケージは金属製のものがおすすめです。さらに十分運動ができるよう、回し車もあるとよいでしょう。

エサは、デグー専用のフードのほか、チモシーという牧草を与えます。見た目はハムスターに似ていますが、デグーは草食性動物。ハムスターが食べるヒマワリの種などは肥満の原因になるので、基本的には与えない方がよいでしょう。

<セキセイインコ>

ブルーやグリーン、イエローなど美しい色の体を持ち、小さくて愛らしいセキセイインコ。成鳥になる前から飼っていれば、手乗りインコにすることも比較的簡単です。

そのほか、インコを飼っている人がよく口にする魅力のひとつに「におい」が挙げられます。お日さまのような優しさや温かみを感じるそのにおいに、癒される人が多いのだそう。

まれに人間の声真似をする個体もいるので、根気強く言葉を教えればおしゃべりをするセキセイインコになる可能性もあります。世話もしやすく、朝晩のエサやりのほかに、ケージ内の糞を受ける紙を交換する程度です。ポピュラーなペットなので、エサが手に入りやすいのも飼いやすいポイント。美しい声で鳴きますが、その声が近所迷惑にならないように気をつけて。

<ヒョウモントカゲモドキ>

ヒョウモントカゲモドキは別名「レオパードゲッコー」とも呼ばれているヤモリの仲間。

生息地はパキスタンやアフガニスタンなどですが、ペットとして飼われているのはブリーダーのもとで繁殖されたもの。

カラーバリエーションが豊富で、きれいな黄色からシックな色までさまざまです。表情がないように見えますが、とてもかわいらしい目をしているのも魅力。寿命は約10年前後と長く、ペットとして長くつきあっていくことができます。

飼うにあたり必要なものは、蓋つきの飼育ケースとヒーター、水飲み器に加えて、隠れ場所となるシェルターが必須。さらに、脱皮するときに体をひっかけるのに必要な、表面がつるつるしていない岩やレンガのかけらも用意してあげましょう。エサはコオロギなど生きている虫が基本です。幼体なら毎日、成体なら週に2回から3回程度のエサやりでOKです。

<ロシアリクガメ>

ロシアリクガメは、最大でも20センチ前後にしかならない小型のリクガメ。高く盛り上がった甲羅が特徴のエキゾチックな存在感で、人気を集めています。

アフガニスタンやイラン、パキスタンなど暑い国が原産地なので、飼育環境の温度調節をしっかりすることがポイント。乾燥を好むため、ミドリガメなどとは違って水を入れずに飼育しますが、それでも週に1、2回程度は、ぬるま湯で温浴させてあげましょう。

エサは小松菜やチンゲン菜などの野菜を中心にしつつ、補助的に専用のフードも与えます。繊細な生き物ですが、大事に飼えば平均寿命は20年から25年と、かなり長生きしてくれます。

ペットを飼う上での心得を学んでおこう

ペットを飼う上での心得を学んでおこう

私たちに癒しと元気を与えてくれるペットですが、最後まで面倒をみることが大前提。
まずはその生き物のことを勉強し、よく検討してから飼うようにしましょう。
ペットによっては、エサが特殊で手に入りにくかったり、世話をするための費用がかかったりと、長い期間飼うには負担が大きい場合もあります。
また、病気になった場合に備え、診てくれる動物病院が近くにあるかを調べておくことも大事なポイント。珍しいペットの場合、専門医でなくては診察が難しい場合もあります。
一度飼うと決めたら、命を預かっているという自覚を持ち、飼い主としての責任をしっかりと果たしましょう。

ペットの存在があなたをハッピーにしてくれる

ペットの存在があなたをハッピーにしてくれる

ペットがいることで癒され、安心感が得られるだけでなく、毎日決まった時間にエサを与えたり、定期的に飼育スペースを掃除したりすることで私たちの生活も規則正しくなります。まさにペットは、毎日の生活をハッピーにし、張り合いをもたらしてくれる存在。一緒に暮らしてみたいと思うペットが見つかったら、家族の一員として迎えてみるのもいいかもしれませんね。愛情を持って世話をすることで、ペットとの信頼関係も生まれ、私たちの心も満たされます。ペットとの暮らしは、私たちの生活をいっそう充実したものにしてくれるでしょう。

  
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