その1 おいしくてヘルシー! バナナ粉はセレブにも大人気
バナナ粉は、グルテンフリーのヘルシーアイテムとして注目されています! グルテンとは、小麦やライ麦など、穀類に含まれるダンパク質の一種のこと。人によってはアレルギーの原因となることもあるため、海外ではグルテンフリー(グルテン不使用)と表示した食品も珍しくないとか。最近では、グルテンフリーの食事は、美容やダイエットにも効果が期待できるということで、欧米のセレブの間でも浸透しています。
そこで、グルテンの含まれている小麦粉に代わる食材として、注目されているのがバナナ粉です。バナナには、体内の余分な塩分を排出するカリウム、細胞の老化を防ぐビタミンC、お腹の健康に欠かせない食物繊維、皮膚の免疫を高めるビタミンB16など、美容にうれしい栄養素も含まれています。これらを手軽に摂ることができ、しかもふわっとした食感に仕上がることが人気のポイントのようです。
その2 スイーツやパンがモチモチ♡ ふわふわ♡
バナナ粉は、デンプン質が豊富な完熟前のバナナを使用して作られています。デンプンは水には溶けませんが、水を加えて熱を入れるとノリ状になり、粘りが出ます。そのため、バナナ粉をケーキやパンに使うと、モチモチふわふわとした食感に仕上がるのです。
その3 バナナの味と匂いは気にならない
気になるバナナ粉の味ですが、一般的に、糖質が生成される前のバナナを使っているので、クセがない、淡白な味です。バナナの独特の甘味と匂いが心配……という人にもオススメ。そのためスイーツだけでなく、さまざまな料理に使えます。
バナナ粉のパンケーキ
朝食にオススメのお手軽パンケーキ。食物繊維がしっかり摂れるので、お腹の調子も整いやすくなります。バナナのパワーをチャージして、一日を元気よく過ごしましょう。
<材料>(4枚分)
バナナ粉…大さじ4
ベーキングパウダー…5g
ジャガイモすりおろし…80g
卵…1個
牛乳…大さじ2
砂糖…大さじ1
サラダ油、バター…各適量
ハムなど…適宜
<作り方>
1. ボールにすりおろしたジャガイモを入れ、バナナ粉、ペーキングパウダー、卵、牛乳、砂糖を加えながら、泡立て器でよく混ぜる。
2. フライパンを弱火にかけ、サラダ油を均等に塗る。フライパンが熱くなったら、広げておいたふきんの上に置き、少し冷ます。再び弱火にかけ、お玉の半分ほどの生地を入れる。弱火で、小さな穴が生地の表面に出てきたら、裏返して、焼き上げる。
やわらかいので、裏返すときには気をつける。
3. 表面にバターを塗り、お好みで、ハム、野菜などを添える。
簡単バナナチーズケーキ
フードプロセッサーで混ぜるだけのお手軽チーズケーキです。小麦粉を使わず、バナナ粉独自のふわっとソフトな口あたりのチーズケーキが簡単につくれるので、ぜひチャレンジしてください。
<材料>(18㎝型)
バナナ粉…50g
クリームチーズ …200g
砂糖…50g
卵…1個
生クリーム… 1カップ
レモン汁…大さじ1
<作り方>
1. フードプロセッサーに、クリームチーズを適当な大きさにカットして入れ、砂糖を加えて混ぜる。
2. さらに卵、バナナ粉、生クリーム、レモン汁を順番に加え、その都度よく混ぜる。
3. 型に生地を入れて表面を平らにする。180℃に予熱したオーブンに入れ、30~40分焼く。
欧米で人気のバナナ粉。今はまだ購入が難しいようですが、日本に上陸する日も遠くはないかも!? 気になった方は、要チェック! いち早く手に入れて、試してみてくださいね。
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