手作り雑貨を100円ショップで！初心者でも簡単、手作りアクセサリーの作り方３選

100円ショップの一角にずらりと並ぶハンドメイド商品。材料だけでなく、工具や道具類、接着剤などの副資材もまとめて手に入るので、はじめて手作り雑貨を作るときにはとても便利です。

そんな100円ショップのハンドメイドコーナーで手に入る材料を使ってできる、手作りアクセサリーの作り方をご紹介します。どれも手作り雑貨初心者の方やお子さんでも簡単にできますので、ぜひ作ってみてくださいね。

多くの100円ショップで取り扱われている、ビーズとボタン、紐を使って、通すだけでできる簡単なネックレスを作ります。ボタンをアクセントに使うことで、市販のビーズアクセサリーとはひと味ちがったテイストに！100円ショップの店舗によって、手に入るビーズ、ボタン、紐は異なりますが、基本的な作り方は同じなので、好みの色や柄の材料で作ってみてくださいね！

材料

• ビーズ（８mm）……白30個／赤19個
• ビーズ（12mm）……赤４個
• 脚付きボタン（直径20mm程度）……４個
• 紐（太さ約1.5mm）…… １～1.5m
  ※ ビーズ穴に通りそうなものなら他の太さのものでもよい。

仕上がりサイズ：約60～80cm
こちらの材料は、100円ショップ「キャンドゥ」でそろえました。

作り方

１：ビーズとボタンを並べて、だいたいの配置を決めます。

２：紐の端を20cm程度残し、ビーズを順番に通します。ビーズ同士の間隔を空けたデザインにしたい場合は、間隔の長さ分の余裕を残して通しましょう。あらかじめ紐の先端をななめにカットしておくと、ビーズを通しやすくなります。

※ この作品には革紐を使いましたが、コットン紐などを使う場合は先端がほつれてくるので、先端５mmくらいにボンドをなじませて乾かしたあとにななめにカットします。

３：ボタンは、画像のように紐を通すことで、表を向いた状態に固定できます。また、ボタンは一度固定すると動かせなくなるので、通す順番や位置をしっかりと確認しましょう。

４：「２」の段階でビーズ同士の間隔を空けている場合は、位置が決まったら、ビーズの穴に液状の接着剤を少量流し込むように付けると、きれいに固定されます。

５：通し終わりの紐を20cmほど残してカットし、残しておいた通し始めの20cmほどの部分と図のように結んで完成です。この結び方をすると長さの調節ができるのでとても便利！難しければ、好みの長さで通し始めと通し終わりの紐をひと結びしてもOKです。

ポイント

• ビーズを通す数、ネックレスの長さは好みでアレンジしてください。ただし、紐の輪が頭周りのサイズ（目安は55cm）よりは長くなるように注意しましょう。
• 購入前にビーズの穴の大きさを確認し、紐が通りそうなものを選びましょう。
• 通し始めと終わりの紐の先に余ったビーズを通すと、アクセントになります。

100円ショップで、さまざまな柄のものが手に入るマスキングテープ。そんなマスキングテープを、紫外線で固まる樹脂「レジン」と組み合わせてアクセサリーにするアイデアです。今回は、作ったレジンのパーツをピアス金具に貼り付けましたが、ヘアピン金具やスマートフォンケースなどに貼り付けてもOKですよ！

材料

• レジン液 ハードタイプ……1本
• モールド（レジン用のシリコン型）……1個
• ピアス金具（皿付き）……1組以上
• 好みのマスキングテープ……適量
• アルミホイル……適量
• 接着剤……適量

こちらの材料は、100円ショップ「ダイソー」でそろえました。

作り方

１：モールドにレジン液を８分目まで入れ、UVランプまたは太陽光に当てて硬化させます。これを「型」にします。

※ 硬化時間はレジン液の仕様を参照してください。

２：適当なサイズに切ったアルミ箔にマスキングテープを貼り、好みの柄の位置に、モールドから取り出した「型」を伏せて置き、ボールペンで周囲をなぞります。「型」がずれないようにしっかりと押さえましょう。アルミ箔を使うと、マスキングテープの柄がよりくっきりと現れます。コピー用紙などでも構いませんが、レジン液が浸透して透けた感じになってしまう場合があります。

上の写真のように「型」のサイズどおりにしるしが書けました。

３：なぞった線に沿って、カッターやハサミでアルミ箔ごと切り抜きます。

４：モールドに再び８分目までレジン液を入れて硬化させます。

５：「４」にさらに少量のレジン液を入れて、切り抜いた「３」を柄が下になるように入れて密着させ、さらにレジン液を10分目まで入れて、硬化させます。

６：モールドから取り出し、仕上がりを確認します。

７：ピアス金具に接着剤を付け、レジンパーツに貼り、固まるまで待ちます。半球のレジンパーツは不安定なので、接着剤が固まるまでは写真のようにモールドを台にすると便利ですよ。

実際に着けてみるとこんな感じ。オリジナルのピアスを着けると、お出かけもいっそう楽しくなりそうですね！ピアスは目に留まりやすいアクセサリーなので、「実は自分で手作りしたんだよ！100円ショップの材料で……」なんて会話のきっかけになってくれるかも！

ポイント

• マスキングテープの絵柄によっては、カットする場所で異なる柄をいくつも作れます。なるべく細かい絵柄のものを選ぶのがおすすめです。
• 「型」にしたレジンは汚れがつきやすいので作品には使わず、「型」としてだけ用いましょう。
• ラメパウダーやカラー剤を入れるとさらに個性を出せます。ラメや小さなパーツはネイルコーナーにもあるのでチェックしてみましょう！

100円ショップによくある、いろいろなビーズがミックスされたパックを使って、ぶどうの房のようなチャームを作ります。シャラシャラ揺れるシルエットがかわいらしく、かばんや鍵など好きなところに付けられるので、ちょっとしたプレゼントにもおすすめ！

材料

• ビーズ（６～８mm程度の異なるサイズや色がミックスされたものだとなおよい）
• Tピン……19本以上
• 丸カン（１×６mm程度のサイズ）……８個以上
• ストラップ金具またはキーホルダー金具など……１個

こちらの材料は、100円ショップ「ダイソー」でそろえました。

道具

• 丸ペンチ
• 平ペンチ２本
• ニッパー

作り方

１：ビーズにTピンを通します。ビーズから出たピンの部分を根元から90度に折り曲げたあと、先端を８mmほど残してニッパーで切り（※）、残した部分を丸ペンチで丸めます。写真を参照し、全部で７段分作りましょう。上の段に行くほどビーズの数が増えるので、ぶどうの房のようなシルエットになります。各段の数は、バランスを見て増減しても構いません。

※ 参照：https://allabout.co.jp/gm/gc/210815/

２：１段目……ピンに丸カンを付けます（丸カンの付け方は下の写真を参照してください）。

３：２段目……新たな丸カンにピン、①の丸カン、ピンの順に付けます。

４：３段目……新たな丸カンにピン、②の丸カン、ピンの順に付けます。４段目以降も同様に、新たな丸カンに、ピンと一つ前の段の丸カンを通し、７段目までつなぎます。

丸カンは写真のように、ペンチ２本で前後に開閉します。
ペンチは刃先が平らな「平ペンチ」を使いましょう。

５：７段目の丸カンとストラップ金具などを、新たな丸カンでつなぎ、完成です。

ポイント

• バッグやポーチのファスナー部分に付けたり、キーホルダーとしてお使いください。
• １段目のビーズをなるべく小さめにすると、きれいな逆三角形のシルエットになり、よりぶどうの房らしくなります。

100円ショップの魅力は、なんと言ってもバラエティに富んだ商品ラインナップ！ハンドメイドコーナーだけでなく、ネイルコーナーや文具コーナーなどにも目を向けると、アクセサリー作りの新たなアイデアが浮かんでくるかもしれません。「これかわいいな、面白いな」と思う気持ちを大切にしながら、手軽に楽しく、手作り雑貨デビューをしてみてくださいね！

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