2015.05.26

朝活どころのレベルじゃない! 噂の「エクストリーム出社」を体験してみた

朝活どころのレベルじゃない! 噂の「エクストリーム出社」を体験してみた

社会人にとって、平日は基本的に家と会社の往復。遊びに行くのは仕事終わりかお休みの日に限られることが多いですよね。そんなライフスタイルの常識を覆すのが、「エクストリーム出社」! その実態に迫るべく、二度寝大好きライターtokiyoshiが体験してみました!

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エクストリーム出社の楽しさとは?

エクストリーム出社とは、早朝から観光、海水浴、登山などのアクティビティをこなしたのち、定刻までに出社をするエクストリームスポーツである。

引用:「エクストリーム出社とは(日本エクストリーム出社協会)

出社前に登山とは、なんともアクティブ…! そんなエクストリーム出社を始めたきっかけについて、命名者でもある天谷窓大さん(日本エクストリーム出社協会)に聞いてみました。

「会社に行くのがイヤだったんです。少しでも会社へ行くのを遅らせたくて、あちこちを散策したのがはじまりですね。好きなことをした後の出社だと、気持ちに余裕が生まれるんです。楽しいことをしてきたという達成感があるんですね」

「究極の朝活」ともいわれるエクストリーム出社、さぞや活力にあふれた動機から始まったのだろうと想像していましたが、なんとも意外なきっかけ……

どうやら気持ちの余裕や達成感が、仕事にもよい影響をもたらしてくれるよう。

これは体験してみる価値がありそうです!

いざ、エクストリーム出社を体験!
早朝の渓谷を散策してみた!

といっても、筆者はエクストリーム出社初体験。いきなりハードなアクティビティはちょっと無理そう……そこで、かねてから行きたかった東京都世田谷区 東急大井町線 等々力駅近くにある23区内唯一の渓谷、「等々力渓谷」の散策をすることに。渓谷を散策した後、カフェで優雅に朝ごはんをとるプランを考えました。

■AM 6:00

筆者の最寄駅、JR 高円寺駅からスタート。早起きは大の苦手ですが、天谷さんの「僕も夜型でしたよ」との励ましを胸に乗車。私はなぜ、こんな時間にこんな場所にいるのか……寝ぼけながらも、いざ出発!

■AM 7:50

高円寺駅から電車に揺られ、約50分で等々力駅に到着。駅周辺はスーパーマーケットや住宅街が並んでいます。本当にこんなところに渓谷があるのだろうか……? 道案内に従って半信半疑で歩きます。

3分程で等々力渓谷の入り口に到着!

さっそく渓谷に入っていくと……

なんだここは!? 早朝の静けさ、川の音、鳥のさえずり……。都内とは思えない空間が広がります。

ふと目線を上げると、環八の鉄橋が。

散策していると、途中の道標に「野毛大塚古墳」とあったので古墳に寄り道。こんもりと盛り上がった小さな丘のふもとに、ぐるりと土器が並んでいます。丘の頂上には、プレートが設置してあり、この古墳で何が出土したかの案内が。気分はまるで社会科見学です!

ふたたび渓谷へ戻って、「不動の滝」へ。滝の流れる岩肌には、絶えることなく湧水がしたたっていました。流れ落ちる水の美しさと水量にしばし呆然。ぜひ実際に見ていただきたい!

等々力渓谷には豊かな自然の他にも、横穴式古墳、等々力不動尊、武蔵野れき層などの見どころがありました。じっくり歩くと約90分、道なりに往復して60分弱が所要時間でしょうか。

澄んだ空気をたっぷり堪能して、心も頭もクリアになった感じ。まさにパワースポット体験です。

■AM 8:30

会社へ向かう途中駅で下車し、カフェで朝ごはんをいただきます! しっかり歩いた後なので、いつもより空腹です。朝からこれほど食欲があるのも久しぶり。パストラミビーフをのせたタルティーヌ、フルーツ入りのグラノーラをオーダーしました。

ゆっくり朝食を食べながら、読書をしたりニュースチェックをしたり。これまでになかった優雅な時間を満喫しました。

■AM 9:45

始業15分前に出社。いつもならまだ目覚めきっていない時間ですが、この日の私は一時間半の渓谷散歩とカフェ朝食を堪能してきています。もう昼過ぎなのでは? と勘違いするような充実感! 

仕事を終えて1日を振り返ってみると、いつもよりイライラすることが少なかった気がします。これが思いっきり遊んだあとの余裕でしょうか。このワクワクした気持ちと達成感はやみつきになりそうです!

発案者おすすめ! エクストリーム出社スポット

好きなことを思いっきり楽しるなら、どこへ行って何をしてもOKのエクストリーム出社ですが、「早朝って何が出来るの?」と思われる方も多いはず。
そこで、天谷さんにおすすめのエクストリーム出社スポットを聞いてみました! 

・スカイツリーのふもとまでカヌーで下って出社

Outdoor SportsClub ZAC」が企画する「東京スカイツリーカヌーツアー」は、平日の朝一番の開催が6時30分から!

広々した河川で操船練習をした後、スカイツリーが見えるスポットへ出発します。早朝の川からスカイツリーを眺める、清々しさ満点のアクティビティです。

写真提供:日本エクストリーム出社協会

・大森の大田市場に寄って出社

大田区大森にある大田市場では1日4回のセリが行われます。大田市場は青果部・水産物部・花き部の3部門で構成されており、特に青果は取扱量・敷地面積ともに日本一なのだそう。市場で働く人たちや活気あるセリを見学していると、こちらまで元気がみなぎってきます。

見学の後は市場内の食堂でしっかり朝ごはん。旬のお刺身やエビやカキのフライが、リーズナブルなお値段でいただけます。気力も体力も満タンチャージできるコースです。

※水産物部(5時40分〜)、青果部野菜(6時50分〜)、青果部果物・花き部(7時00分〜)

写真提供:日本エクストリーム出社協会

そのほか、「スタンドアップパドルボード(SUP)でみなとみらいを巡る」「早朝営業の居酒屋でノンアルコールビール宴会」「終電で箱根温泉に一泊、朝風呂を満喫して出社」など……、大人が本気になれば、ここまで遊べるんだ! と感動すら覚えます。エクストリーム出社はアイデア次第、ポテンシャルの高い「究極の朝活」なのです。

制限の中でいかに楽しむかが醍醐味

エクストリーム出社には、相当の早起きが必要。はじめはその条件だけで尻込みしていましたが、実際に体験してみての充実感は素晴らしいものでした。エクストリーム出社は、気分をリフレッシュさせ、仕事に向かう気持ちも晴れやかにしてくれます。

ご紹介したアクティビティを試すもよし、通勤電車を途中下車して散策から始めるのもよし、まずは自分ができそうなアクティビティを体験してみてください。

最後に注意点をひとつ。エクストリーム出社のゴールは「出社」なので、遅刻をしたら失格。事前にしっかりプランを練りましょう。「始業時間まで」という制限の中でどれだけ本気で遊べるか、エクストリーム出社は創意工夫が楽しいスポーツです。ぜひお試しあれ!

取材協力:日本エクストリーム出社協会

ライター:Tokiyoshi

登山やクライミングに手を出して、道具一式そろえるも早起きが苦手でなかなか行けないのが悩み。アウトドア用のバーナーは山ごはんレシピの開発、寝袋は自宅の越冬用品として活躍しています。ビールと猫と温泉をこよなく愛しています。

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