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2015.11.02

子育てしながら働くママに向いているワーキングスタイル

子育てしながら働くママに向いているワーキングスタイル

最近は正社員以外の働き方も増えて、雇用形態も複雑になってきました。働き方の選択肢が増えた分、迷いも多くなってきたのではないでしょうか?現在子育て中のワーキングママや、これから働こうとしているママの働き方について、正社員、派遣社員・パート、在宅ワークの3つのパターンのメリット、デメリットを紹介します。

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安定性はダントツ!「正社員」

安定性はダントツ!「正社員」

正社員のメリットは、なんといっても安定感です。簡単には職を失うことはなく、毎月、毎年一定の収入が得られることは、この先、子育てにお金がかかることがわかっているママにとって、とてもありがたいことです。

また、社会保険にも加入できるので、社会保障も受けられます。産休や育休の制度に助けられたことがある人もいるかもしれません。さらに、昇級や昇格といった、ステップアップの機会が設けられていることも多いでしょう。

一方で、正社員のデメリットは、残業や出張、転勤や異動などがあることです。責任のある立場に就いている場合は、子どもが急に体調を崩しても、休みにくいという点もあります。

また、一日の拘束時間が長いため、日々の時間のやりくりが大変なこともあるでしょう。夫や親など、周りの人の協力が得られなければ、難しいかもしれません。

仕事と子育てとの両立は大変ですが、子どもはだんだんと成長して、手もかからなくなってきます。正社員を一度離れると、再び正社員に戻るのは難しいのが現状です。せっかく頑張ってきたのならば、辞めることは考えず、大変なのは今だけと腹をくくって乗り切ることをおすすめします。

どうしても今の仕事との両立が難しい場合、転職も選択肢のひとつかもしれません。そのときも、正社員でいるほうが有利に働きます。転職先には、時短勤務や有給休暇が取りやすいなど、子育てに理解があり融通の利く会社の正社員を目指すのがベストです。

働き方を選べる「派遣社員・パート」

働き方を選べる「派遣社員・パート」

勤務地や残業なしなど、条件をある程度選べるのが派遣社員のメリットです。パートなら、勤務日や勤務時間帯などのシフトの希望も聞いてもらいやすい傾向があります。家から近い職場や、拘束時間をコントロールできることは、子育て中のママにはありがたいことです。

しかし、派遣切りが話題になったことでもわかるように、雇用形態は不安定です。正社員と同じ仕事をしているのに有給休暇が少ないなど、福利厚生の面で不利な場合もあります。社会保険に入るのにも条件があり、入れない場合は、万が一の場合の失業保険ももらえません。また、正社員に比べて収入も少ないケースが多いといえます。

今から派遣社員やパートとして仕事に就くのなら、子どもの病気や行事などで急に休むときのことも考えて、従業員が多い会社や、シフトを変わってもらいやすい職種を選ぶとよいかもしれません。

時間や仕事量も自分で決められる「在宅ワーク」

時間や仕事量も自分で決められる「在宅ワーク」

インターネットの普及によって増えてきたのが、自宅を職場にする在宅ワークという働き方。もともと働いていた会社で、出勤せずに在宅で仕事をする勤務形態に変える場合もありますし、在宅ワーカーとして会社に雇われる場合もあります。また、その都度、雇用契約を結んで仕事を請け負うフリーランスでの働き方や、自分で起業する方法もあります。

メリットは、なんといっても勤務時間が自由なこと。早朝に数時間、子どもが寝た深夜に残りを、という働き方もできますし、1時間働いては授乳して家事をやって、また1時間働いて、というような働き方もできます。子どもの学校行事への参加もしやすいでしょう。

また、通勤時間がないのも、なにかと時間の足りないママにとってはありがたいところです。フリーランスなら、忙しい時期は仕事を受けないようにして、仕事量をある程度自分で調整することも可能です。

メリットが多い在宅ワークですが、一方でデメリットもあるのが現状です。

まず、専門的な技術や技能を持っていないと、仕事に就くことが難しいといえます。また、周りに上司や同僚がいる職場と違い、トラブルが起こっても自分で対応する必要があります。フリーランスの場合であれば、契約まわりの手続きも仕事のひとつとなります。仕事の単価が正当か、納期までに仕上げられるか、など、請け負う仕事の内容も自分で見極める必要があります。

さらに、税金の計算も自分でしなければなりません。社会保障もありません。そしてなにより、会社のように周りの目がなくてもサボらず、コツコツと仕事に取り組む、自己管理ができる人でないと務まりません。

仕事と子育ての両立はとても難しく、誰にでも当てはまる正解はありません。人生設計や優先順位を考えて、ママであるあなたが一番輝ける働き方を選びましょ う。ママの笑顔と、働く背中が、子どもたちの幸せにもつながります。すべての働くママの人生が、すばらしいものになりますように。

 

家族がいちばん!の妻必見、家庭と両立しやすい資格と仕事5選

 

幼少期の子育ての目まぐるしい毎日が一段落し、ふと気づけば一人で家にいる時間が持てるように。子どもはクラブ活動や習い事など家にいないことも多くなり、働こうかなと思う時もあるけれど、今しかない家族の時間は……

 
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