2018.02.22

信頼される飼い主でいたい!愛犬の幸せ度をチェック!

信頼される飼い主でいたい!愛犬の幸せ度をチェック!

愛犬には少しでも健康で幸せに暮らしてもらいたい。そうは思ってみても、「当の愛犬はどう感じているの?」と気になるところ。そこで、長年ドッグライターを務めるAll Aboutの「犬」ガイド・大塚良重さんが、愛犬との生活から見る幸せ度チェックを提案します。さて、あなたの愛犬の場合は?

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愛犬との生活を振り返る10のチェックリスト

愛犬との生活を振り返る10のチェックリスト

普段の愛犬の様子や生活環境を思い出し、以下の質問に答えてみてください。AとB、どちらが近いでしょうか?

1.愛犬の名前を呼んだ時/「スワレ」「オイデ」などのコマンドを出した時

  • A:目を輝かせてあなたのほうを見る、または寄ってくる。コマンドにも嬉々として応える。
  • B:あなたのほうを見るものの、耳が後ろに倒れている、体が硬い、しょぼしょぼして活気のない目つきをする。または視線を合わせない。コマンドに応える動作がやけにゆっくりである、その動作の途中であくびをする、など。

2.愛犬との関係

  • A:愛犬を尊重し、つかず離れずの関係。
  • B:よくだっこをする、べったりの関係。

3.グルーミング/健康管理

  • A:こまめなグルーミングや健康管理を心がけている。定期的に健康診断も受けており、愛犬の記録もとっている。
  • B:自分ではグルーミングができず、ドッグサロンで皮膚や体の異常を指摘されることがある。次回のワクチン接種日などを覚えていないことがある。

4.愛犬の食事

  • A:愛犬の年齢や状態に合った栄養が摂れるよう、安全面も含めて食事内容には気を配っている。
  • B:特にこだわりはなく、手に入りやすいものを与えている。

5.しつけ

  • A:犬の安全を守るためにも、基本的なしつけはしている。
  • B:あれこれ教えこむのは可哀相だと考え、困った行動はあるものの、そのままにしている。

6.散歩や運動/お出かけ

  • A:散歩は頻繁に行く。遊んだり、走ったりできるよう心掛けている。チャンスがあれば、旅行やドライブなど、一緒にお出かけも。
  • B:散歩はまちまちで、行っても距離や時間が短い。散歩はトイレタイムだと考えている。

7.愛犬が一緒に遊べる友達

  • A:仲のいい友達犬がいる、気が合いそうな犬と遊んだりしている。
  • B:他の犬とはあまり接触させておらず、一緒に遊べる友達犬がいない。

8.愛犬の寝場所

  • A:ゆったり動けるだけのスペースを用意し、愛犬が落ち着けそうなところを寝場所としている。
  • B:狭いスペースしかなく、ケージやクレートに入れたままのことも多い。

9.万が一の時のこと

  • A:災害時の対策を考えてあり、自分に何かあった時には代わりに世話をしてくれる人を確保している。
  • B:災害時の対策や、自分にケガや病気など万が一のことがあった時については、今のところ考えていない。

10.犬についての基本知識

  • A:積極的にいろいろな情報を得るように努力している。
  • B:犬についてのことはあまり勉強できていない。

Aはいくつありましたか?

  • Aが9~10コ ⇒ 愛犬はきっとあなたとの生活に満足してくれていることでしょう。
  • Aが6~8コ ⇒ やや残念です。もう少し努力をしたいところ。
  • Aが5コ以下 ⇒ 愛犬との生活を見直しましょう。

※何をもって愛犬が幸せと考えるかはそれぞれです。こちらでご紹介しているのは、あくまでも一つの指標ですので、愛犬との生活を振り返るきっかけとして参考になさってください。

気づかないうちに、愛犬にストレスを与えていない?

気づかないうちに、愛犬にストレスを与えていない?

愛犬は飼い主の鏡。愛犬の表情や行動を見ていると、飼い主自身の性格や行動、癖、生活の仕方などが、愛犬に影響を与えていることに気づくことがあります。

愛犬に呼びかけても、動作がゆっくり、あくびをしているというような時は、カーミングシグナル(自分や相手を落ち着かせようとするストレスサインの一種)である場合も考えられます。周囲の状況が原因のこともありますが、あなた自身の接し方や声の出し方などが、愛犬にとってのストレスになっている可能性も。

また、約8割の犬は、ハグされることにストレスや不安症状を示すという研究報告もありました(*1)。飼い主との関係性や犬の性格にもよるでしょうが、べったりしすぎは愛犬にとってストレスになることもあれば、飼い主のペットロスをより深めてしまう場合もあります。

また、社会化のためには、仲のいい友達犬や気が合いそうな犬と遊ばせることはよいことですが、愛犬が怖がっているような場合は、無理に他の犬と遊ばせようとすると、かえってストレスになったり、トラウマになったりすることもあるので、その点は気をつけましょう。

愛犬を観察する目を養おう

肥満が寿命に関係すると知りつつも、自分の愛犬が肥満気味であることに気づかない飼い主さんが意外に多く、気になっています。

また、たとえば関節炎のような慢性的な痛みをもつ犬は、痛みゆえに起きては寝るを繰り返し、結局寝ている時間が多いということもあります。さらに、座り方や歩き方から痛みを推察できることもあるので(*2)、そうした愛犬のちょっとした変化に早めに気づいてあげたいですね。そのためにも、愛犬を観察する目を養いたいものです。

愛犬のために事前に考えておきたい、万が一の時のこと

愛犬のために事前に考えておきたい、万が一の時のこと

犬の寿命が延びた分、増えているのが老犬介護。飼い主も老齢となり、愛犬の老老介護のケースも目立ちます。愛犬に介護が必要になった時のことを考えていますでしょうか?そしてそれ以前に、愛犬の健康寿命を延ばす努力をしていますでしょうか?また、自分に何かあった時のことも考えていますでしょうか?

愛犬ができるだけ寝たきりにならないよう、健康寿命を延ばすためには、歯のケア(犬は歯石ができやすく、歯周病になりやすい)や関節のケア、体重管理、年齢や状態に合った食事、適度な運動、老化のサインになるべく早めに気づいて対処をする、定期的な健康診断を受ける、といったようなことが大切になるでしょう。

しかし、どれだけ気をつけていても、愛犬の介護が必要になる日もやってくるかもしれません。そうなれば、生活はそれまでと一変し、体力、時間、経済、気持ち……いろいろな面で負担も増えます。

たとえば、50代以降で犬を飼い始める場合、15年後には自分も犬も共に、体に支障が出てくる可能性があります。その年代で犬を迎えるのであれば、よくよく考え、かつ万が一の時には世話をしてくれる人の候補も考えておくことが必要です。昨今では、老犬介護に特化したペットシッターやデイケア、ショートステイ、往診専門または往診可能な動物病院などもあるので、状況によってはそうしたサービスを利用することで、負担を多少軽減することもできるかもしれません。

その他、災害時や迷子になってしまった場合のことも考えておきましょう。これまでの災害でも、迷子札やマイクロチップを装着していないために、家に戻れなかったペットがたくさんいます。愛犬が行方知れずになるのは辛いこと。万が一の場合に備えて、愛犬には迷子札を付けてあげましょう。

犬についての基本的な知識は持ちつつも、一生懸命になりすぎない

少しでも愛犬が幸せに……と考えるならば、犬についての基本的な知識を持っておくことは、やはりポイントになります。しかし、あまり一生懸命になりすぎるのも疲れを呼び、その緊張感は愛犬にも伝わってしまうかも。過ぎたるは猶及ばざるが如し。ゆったりした気持ちをもって、愛犬との一瞬一瞬を大切に過ごしてくださいね。

愛犬飼育スペシャリスト講座へのリンク

*1=The Data Says "Don't Hug the Dog!" / Stanley Coren / Psychology Today, Apr. 13 2016
*2=運動器疾患による慢性的な痛みが疑われる例:頭を上下して歩く・腰を左右に振って歩く・両脚の幅が狭くなった、または広くなった・座っている時の後ろ脚が横に流れる・足先が外側に開いている・背中を丸めて歩くなど。

執筆者プロフィール
大塚良重(おおつかよしえ)さん
犬専門ライター歴20年以上。1頭の犬との出会いが人生を変える。愛犬への感謝を胸に、ライターへと転身した後、犬専門月刊誌での連載や取材記事、書籍、一般雑誌、web等で執筆。特に犬の介護、シニア犬、ペットロスはライフワークテーマで、「犬と人との関係」に最もアンテナが動く。信条は、「犬こそソウルメイト」。

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